ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

トップページ

算数の基礎力のつまづきをあぶりだしてくれる”ぷりんときっず”のサイト

  >
ぷりんときっずのサイトのフリー問題集のすごいのは、ものすごくかみくだいた段階から、7~8段階のグレードに分けて、問題が作ってあって、一枚のプリントに、すごくいい量感で印刷されている点です。レイアウトが素晴らしい。本当に頭の切れる方が作られてるんだろうな~と思います。問題集フリークのげんママ、脱帽というかんじです。シリーズになっているので上の写真だけでは、すごさが伝わらないと思いますが・・・3年生までのものしかありませんが、学習障害のお子さんなら、絶対に必要な足場になるとこだと思います。

げんちゃんの生活でのお困りごとが、ずいぶん減ってきたので、私のげんちゃんへの期待度はどうしても上がってしまいます。
「K先生のとこから帰ったら、家は誰もいないから、鍵を持って行ってね。お昼は、カレーのレトルトをチンして、炊飯器のご飯にかけて食べておいてね。1時には、お母さん帰ってくるから、それからボルダリングに行こう。」

こういう指示くらいなら、別段なんということもなくなったし、学校の提出物なんかも、言っておいたら、だいたいのところ提出してきます。まあ、1~2年前なら考えられないことだよね。
会話のかみかたもけっこうまともで、会話が楽しくなってきてると、げんちゃんにたずさわっている先生方もおっしゃいます。私も、確かにそれは思う。

ところが、げんちゃんが、まあまあできてきたな~、なんて思っていると、どか~んと奈落に突き落とされてしまいます。

前回のブログで書いた、ルートの理解もそうですが、もっと唖然とすることがおこります。

先日、教会の日曜学校の出席シールを貼るときに、
「げんちゃんは、先週だけのぞいて、あとの10月の日曜は、全部シールはっていいよ。」
と私がいいました。げんちゃんは、なんか、固まっています。
「だから、先週の日曜日は、お休みしたでしょ。そこはシールはれないけど、その前の日曜日は来たでしょ。10月は、先週以外シールはっていいのよ。」

私はたたみかけます。げんちゃんは、シールを指につけて、11月の欄にはろうとしたり、先週のところに貼ろうとしたり、まったくできません。そのうち、3年生のお友達が、
「ここでしょ。・・・」
と、げんちゃんに指さして教えていました。なんか、それ見て、凍り付くような思いです。
「ちょっと、わかんないの?あんた~。」
「何がわかんないの?」
げんママこういうシーンになると、げんちゃんのパニック以上にパニクリます。それで、そうしたいわけじゃないけど、結果的にヒステリックにげんちゃんを追い込みます。げんちゃんにしてみれば、理由があるんだろうけど、当然わかってると思っていることが、すっこぬけているこっちのショックもわかってよね。という感じです。

げんちゃんは固まっています。その後、互いのパニックがとけて、
「あんたなんで、わかんなかったの?」
と聞いていくと、先週という言葉の意味がわからなかったと言うではありませんか!
「はあ、はあ?」
ですよね。発達障害児の特徴として、自分の状況をうまく説明できない、というのがあります。ただ固まるだけですから、相手も、ますますいらいらして、怒り心頭になるのですが・・・
やや最近では、少しは状況説明ができるようになっているのですが、それも、負荷をかけてしまうと、ぜんぜんだめです。
”先週”がわからない。もう意味わかりません。それに、状況説明ができない、というのに加え、何かにつけてしかられ続けているので、もつれた状況を少しずつほどいていく作業を考えるのではなく、隠蔽する思考のみ暴走するので、シールをあてずっぽうで、とにかく貼ってでっちあげようとしているのです。
「ごめん、先週ってどこ?」
とか、そういう言葉が出ない。叱られそう、どっかに貼って、なんとかしよう・・・いつもそのパターンです。

それにしても、びっくりしました。
「え?じゃあ1週間は何日?」
「え~っと。9日?10?」
私のただならない口調に、げんちゃんは、さらにしどろもどろになっています。私もそれがわかっていても、こっちの事情が、きりきりと顔をひきつらせてしまいます。
「ぎゃー!わかってないんかい!」

「月曜からいってごらんよ!」
「月、火、水・・・。あ7日」

「んなもん、あったりまえでしょ!」

それから、こんなこともありました。社会のプリントをやっていて、グラフを読んでいました。100と200の真ん中で、棒グラフが終わっています。げんちゃんの回答を見ると、105
はあ? 150と読めないようです。指摘すると、
「あ~あ~・・まちがえただけ!」
と言って、消しゴムであわてて消しますが、結局自力では修正できません。ここもまた、消して隠蔽することだけに行動が集中されます。

私がそうしてしまったと指摘されればそれまでですが、ほんとに、典型的な発達障害の行動様式です。叱られることをさけたい。わからないと固まって、次に隠蔽行動のみ華やかになります。

一度、けっこうげんちゃん、いいせんいってるな~、と感じたばっかりに、私の頭が勘違いする。ただそれだけのことなのでしょう。ドミノたおしみたいに、すべてが、いっきに改善へと変化するわけではなく、少しずつ少しずつ部分的にかわっていくのでしょう。

 寝込みそうだったけど(笑)・・・深く考察することにします。

 結局、げんちゃんに、いろいろ教え込んできたけど、算数は、1年と2年、そこまでさかのぼって、やるべきなんだろうな~・・・数直線、20以上の数、10進法のしくみ。そういうのって、2年のその時は、げんちゃん、年長さんのプリントをえっちらやるようなことしてたわけだから、今、なんとか、5年生をやってはいるけれど、実は、彼の脳は、いまこそ、1~2年の教え時にきてるんだろうな~・・・国語の方がずっとましなげんちゃんで、難しい語彙を理解したりすることもあるけれど、抽象的な言葉、特に、数の感覚に関するようなところは、私が考えているよりは、ずっとずっと理解が悪いのだろうと思いました。

 やれやれ・・・私は、いろいろやっていたけど、さかのぼるところが、まだまだ手前すぎてる。もっともっとさかのぼったとこを、するべきだな、と理解しました。具体的にいえば、1年2年のところです。

 さて、それならば戦略です。問題集・・・・? 何か良い素材はないかな~と物色していたらありました。もう、すごいやつを見つけてしまいました。たぶん、知ってる人は知ってるんでしょうけど、私にしてみれば、ついに、見つけた~という感じです。

 ぷりんときっず、というサイトのフリー問題集です。もう見つけたときは泣いてしまいそうでした。これはすごい!

 5年生のげんちゃんにとって、ここまで初歩的に段階を追って学べますか、というくらい、算数のすべてが、こと細かく、誘導してくれます。どこかのパパのサイトだそうですが、たぶん、こんなにすごいサイトだから、すでに活用されている方も多いのかもしれません。

 とにかく、渡りに船。5年生の単元もさらっとやりつつ、今までの加減乗除の計算問題も、とりあえず、続けながら、げんちゃんの盲点となっているすかすかの足場を、徹底的にこのプリントであぶりだすことにしました。数の土台の弱いお子さんの、ここのプリントの使い方、今度続編書きたいです・・・

 限りない”唖然”が出てくるでしょうが、げんちゃんは、たぶん、そこを埋めてやっていけば、きっとまた飛躍するのではないか、と思います。

ぷりんときっずの製作者様、心からお礼申し上げます。感謝~。すごいサイトです。ただ、3年生の教材までしかありません。

公開コメント 承認後公開

  1. のの より:

    こんにちは。しばらく色々見失って、深い穴の底におりました。学校での算数の単元が図形に移ったので、ちょっと気が楽になってのっそりと這い出て来た感じです。笑。

    げんちゃんとげんママのやりとり、本当に眼に浮かぶようです。まさにうちも現在同じステージにいるように感じます。親子でいると「普通」に思えるようになってきたという感じ。前は息子の中の「普通」を探すことにやりがいを感じていたのに、今は まだ「普通」じゃない所はどこだろう?と見つけ出そうとしている自分がいる。それくらい「普通」な感じに思えるのに、ある時急に(しかも、家の外で起こることがほとんど)、やっぱりまだまだ「普通」ではない!と思い知らされることが起こるのです。そして、「普通」に見えるのに、どれだけがんばってもやっぱり「普通」にはなれないのかな・・・。と徒らに落ち込んでしまうのです。ダメですね〜。

  2. のの より:

    「ぷりんときっず」我が家も相当お世話になりました。本当に有り難かったです。週一で通っているリハビリでも、最初の頃は「ぷりんときっず」からの学習素材を使ってやっていた感じでした。我が家はこの他にも「ちびむすドリル」をよく利用させてもらっていました。

  3. ゆうママ より:

    単元テストがまあまあだったとしても、その土台学校ぐらぐらという感覚がぬぐえないです。わかってるようでわかってない。わかってないようでわかってる…というのが我が子含めて発達障がい児の特徴なのだと思います。

    ののさん!うちの息子は、普通級であって違う道を歩んでます〜。
    「今を大切に」したということでしょうか。最近ガミガミ言うのをやめました。決して諦めとは違います。彼のペースで学んで行くことを止めるつもりはないので…。やりかたが皆とちがう。時間がかかるということなのだと思います。

    学校の国語の時間は別室でさせてもらってます。算数&理科は皆と一緒。社会は興味ある単元(工業製品はツボです)は皆と一緒に学んでます。

    そして、放課後や休日はデイサービスを(両行く手帳なくても利用できます)利用して、同世代の子と遊んだり、料理、社会見学、工作、農園…いろんな体験してます。

    いいのか悪いのか…普通の子らしい反抗をするようになりました。ただ、出方は発達障がい児らしく、なかなか大変なのですが…

  4. ゆうママ より:

    誤字だらけでスミマセン💦

    その土台学校ぐらぐら→その土台がぐらぐら
    両行く手帳→療育手帳
    です。

    遊びからは多くを学びます。同時にズルさも学びます。最近とてもやりにくくなった我が子です😢

  5. ここあ より:

    まさにうちの事かと思いました。げんちゃんの反応もママの反応も。。。公文の国語で『月の半分を。。』みたいな文があったので『15日だよ。1ヶ月の半分だから。。。』みたいな説明をしていて『1週間は何日だっけ?』ときいたところ『????』でした。『はあああ??』ですよ。『月曜から数えてみなさいよおおおお!!』「げ、げつ、か。。7日』というやりとりが夏休み前にありました(泣)本当にこれくらい分ってる。いや分ってて欲しい事が分ってないんです。どこまで教えないといけないのか。。普通の子どもならば一つの事を覚えれば色んな事に応用していくのにそおいう事ができないのでしょうね。『ぷりんときっず』ずっとやってます。が、できない事の多さにまさに唖然としてしまってやる気がなくなってきます。埋めれば飛躍すると思いますが、全部を埋めるには時間と私には手段が浮かびません。『ぷりんときっず』で解けても他のところで使えなかったりもします(泣)娘にとってこのプリントでできた事はこのプリントだけの事なのかもしれません。『ああ!!あれを使ったらできる!!』みたいな考えが浮かばないのだと思います。だから計算や漢字オリンピックという様な決まった問題は繰り返し学習して覚える事ができても特に漢字は日常で使えなかったり忘れてしまうのかと。。以前娘に勉強を教えるのは訓練だと言われたのですが、まさにそんな気がします。

  6. デコママ より:

    こんにちは。いつも参考にさせていただいています。
    もしご存知でしたら申し訳ないのですが、幼児教室の「こぐま会」の教材はご覧になったことがありますか?かけ算やわり算の、本当に基礎的な概念のところ、このあいだげんママさんが具体物の操作でやっていたようなこととか、そういうのが非常にわかりやすくまとまっています。
    一対多対応、とか、単位の考え方、などの薄〜い本です。扱う数は多くなく、計算練習にはなりませんが、全部絵なので頭の中に絵が浮かべば理解の一助になるかもしれません。うちの子には向いてましたよ。

  7. のの より:

    この場をお借りして、ゆうママさんありがとうございます。その覚悟、腹をくくるまでの葛藤、すごい勇気がいるし、それを続けるのも心と体のパワーのいること。素晴らしいです。私もガミガミ言いたくない・・・。今、息子がやっていることは、発病当時のことを考えると文字通り奇跡以上のこと。何かを変えなくてはいけない時がきたんだと思っています。また参考にさせて下さい。

  8. モケット より:

    初めてコメントします。うちはげんちゃんのひとつ下ですが、本当にそっくりで、いつも参考にさせていただいています。げんままのようにはできませんが、親にできることはないのな、常に模索しております。今朝、試しに「一週間は何日?」と聞いてみたら、やっぱり「?」でした。少しよくなってきたかなというところで、まさかと思うようなことが抜けていますね。でも、まさにこれが特性なのだとわかりました。中学、高校はどうするか、悩ましいです。

  9. glow-gen より:

    ののさん
    レス遅くなってすみません。
    ののさんの言われること、まさに、うちも同じです。
    なんか、ほんと普通っぽくなってきたけど、いたるところで、え~っ、みたいなことがありますよね。はやり、脳が、まだまだおいついてないんじゃないかな。
    でも、逆に、あれ、この子すごい感性持ってるな、と感じることもありませんか。たぶん、みんなこういう子は神様に、もらえないことのかわりに、もらってきてる部分もあって、そこをつぶさないように、と思います。

    ホームスクールでも、一生懸命宿題をさせようとしたりしてたのですが、最近は、宿題は、優先順位の最優先にもってこなくなりました。まあ、算数などは、無理、と思うこともあるし、タイムパフォーマンスががっくり落ちたりして、げんちゃんにあったことをやった方がいいと思うのです。

    なまじ、グレーゾーンになってくると、普通に足並をそろえようとして、罠に陥る時がありますね。最終的には、どんな社会人になるか、ということなので、オリジナルデザインでいくんなら、今も、オリジナルでよいかな、と思います。
     時々、そのあたりを見失ってしまいますね。私も。
    でも、ほんと、我が子たちは、努力家だと思います。そこはほめてやりたいですね。

  10. glow-gen より:

    ゆうママさん
    子どものペースに合わせるって、大事なことですよね。
    つい、自分のペース、周りのペースになってしまいがちですものね~。
    母親の心の余裕、子どもにもそういうのが反映しますし。
    そろそろ、小さな子どもから思春期に入ってきて、難局が来るでしょうね。普通の子だって、一筋縄じゃいきませんからね。
    げんちゃんは、いまのとこ、まだ3年生くらいなので、そこまでありませんが、きざしは見え始めてます。
    どうなることやら。

  11. glow-gen より:

    ここあさん
    ぷりんときっずのサイトは、有名なサイトだったのですね。
    たくさん研究されてますね~。
    でも、げんちゃんと同じ路線歩んでますか~。発狂しそうになるときがありますよね。お互い・・・
     確かに、教え込んだことが、芸のように、それだけで終わる側面あります。でも、5年になってから、それらが、少しずつ応用できてくる感触あります。少しずつですが、・・・だんだん、出てくると思いますよ。
    もう少しだと思います。

     頭のマッサージは続けた方がいいような気がします。脳そのものが治っていくことをやると、効率がいいと思い、また、勉強しているそばで、テルミーという温灸を、頭にやっております。つい、さぼってしまいますが、また始めました。

  12. glow-gen より:

    デコママさん
    ありがとうございました。こぐま社の教材もいくつか以前使いました。点つなぎをよく使いました。

    小学校お受験の問題もいいですね。
    そこから、今、げんちゃんは、抽象的なものにつながっていくところになっているかな、と思います。ちょうどぷりんときっずが今旬かな~とか思います。
    こぐま社も、そういう次のステップのがあるんですか?

  13. glow-gen より:

    モケットさん
    コメントありがとうございます。
    >親にできることはないのかな・・・
    このスタンス持てる方のお子さんは、やはり、伸びていきますね。
    大切なことですね。
    うちのげんちゃんと、けっこうみんなエピソード同じなんですね~。一人で孤軍奮闘していただけではわからないですね。ブログのおかげで色んなことがわかります。ありがたいことです。
    がんばっていきましょう。できることを見つけて、とにかくやっていく、その積み重ねですね。

  14. はっぱどん より:

    こんにちは。初めまして。
    昨日からこちらのブログを拝見させてもらってます。
    自分と似たような事やってる人がいたいた〜って
    嬉しくなりました。
    娘も似たような感じで、毎日頑張ってやってます。
    今二年生です。
    コメントされてる方もきっと、色々努力されてる親なのですね。仲間がいて嬉しいです。
    これからも参考にさせて頂きます。
    よろしくお願いします^_^

  15. りっちゃんのママ より:

    おはようございます。次女は先日学校公開があり、久しぶりに学校に行きました。去年までは国語と算数に誰かが加配に入っていたので一人で座って授業を受けている娘に成長を感じましたが、声には出さず身体を揺らし、口パクで歌ったり、勝手に答えを言って周りの子に怒られたりしてました。でも止める事ができない。最近昔と比べれば落ち着き少し安心していましたが、娘の姿を見てドーンと落ち込みました。でもまた頑張るしかないですね。
    話は代わり九九ですが暗記も大事だと思い4ヶ月間くらい、朝と寝る前に10分くらいづつトランポリンに乗って片足立ちでお手玉しながら九九を言わせましたね。できるようになったら逆から言わせてました。今もたまにやりますが最近はその時間をブレインジムとお相撲やタオル綱引きをやってます。たくさん時間ほしいです〜

  16. glow-gen より:

    はっぱどんさん
    コメントありがとうございます。そうですか~。同じような取り組されてますか~。2年生の手ごたえどうですか?げんちゃんは、2年の頃は、ほとんど、動物園の動物みたいでした~。苦笑
     できることを探す方がむつかしかったです。
    今の5年は伸びてますが、要求される内容が、ぐんと高くなっているので、伸びが相殺されてるかんじです。
    なかなか前途多難ですが、がんばっていきましょうね。これからもよろしくお願いします。

  17. glow-gen より:

    りっちゃんのママさん
    そうですよね。学校行くと、がっくりすることが多いですね。
    5年になって、落ち着いて授業を受けてますが、ついていってないときもまだまだ多いです。いつになったら、こう、普通の子のペースについていけるのかしら、と思います。
    いや、一生このまま?と思わないところが、親ばかです。だからやってられますよね~。
     お相撲や、タオル綱引き、いいですね。体と脳、ほんとに関係が濃いですね。時間がほかの子の、少なくても、2倍はほしいですね。ほんとに。ほかのお子さんは、なんてのんびりしてるのかな~と思います。

  18. のの より:

    我が家も授業参観があり、ドーンと落ち込んで帰ってきました。毎回の漢字のテストも、山のような宿題も、なんとかこなしてやっていっているし、最近はお友達ともおしゃべりしながら帰ってきたり、家での私のサポートはあれど、学校でもそこそこやっているんじゃないかと思っていて、多少授業のノートがとれなかろうが、グループワークの振り返りプリントなんかが真っ白のまま持って帰ってきても、言葉もまだまだだし・・・これからこれから、なんて思っていたのですが、授業の様子を見たら他の子との差が歴然で、改めてパンチをくらってかえってきたのでした。

    「考える」ことを必要とされる内容になると、途端に思考停止です。死んだ目をして全然関係のない方向をジー。完全に「「考える」ことをやめています。他の子たちはというと、目をキラキラと輝かせて、「こうだよね?」「ああだよ〜!」「え?そうなの?」と、「考える」ことを楽しんでいるのが、眩しくて眩しくて。

    言葉がまだまだだから・・・という問題ではなく、考えることをしていないのが理由なのかもしれません。なんだか虚しくて虚しくて。必死にやってる漢字や宿題も、結局私がやっていることは、自分の大切な子供に対して言葉はとても悪いのですが、猿に必死に芸を覚えこませているだけなんじゃないか・・・?だから教えられた芸以外のことは、全く反応しない。自分で考えない。

    これは今やっていることを積み重ねていけば今後ちゃんと伸びていく部分なのか、それとも私のやっていることが間違っているのか、なんだかもう分からなくなってしまって、匙を投げてしまいそうです。健常なお子さんを見て、一喜一憂するのはやめなくてはいけないのはわかっていても、やっぱり動じてしまいます。

  19. glow-gen より:

    ののさん
    よくわかります。ほんと、その通りですね。
    イルカに芸を仕込む・・・そんなかんじです。たしかに、教え込んだらそのことはやりはします。
    でも、そこからルールを読み取って、次に応用したり、発展していくことができませんよね。そこの部分こそ、人間のおもしろいとこなのに~・・・と、母親としてはがっくりですよね。
     げんちゃんも、まだまだ、そう言う部分がなくて、ため息です。でも、昔よりは、出てきていることも事実ですよね。オセロゲームをチェックがわりに、たま~にやるんですが、やっぱり、数ヶ月前より進化してますもんね~。
    1年生といい勝負くらいかな・・・進化してないことはない。というのは、やっぱりうれしいですよね。
    時間はかかるけど、永遠に時間がかかり続けるものでもないかもしれない。いつか、すっと高みにいく・・・そんな夢を追い続けている私なのかもです。

    昔お姉ちゃんが、UVクリームのパッケージに、「紫外線で紫にかわる。」と書いてあったのをみて、すぐに、UVクリームのふたをあけて、パッケージに塗ってました。それを日にあてて、色が変わらないのをみて、「あ、このUVクリーム効いてるんだ!」
    と言いました。我が娘ながら賢いな~、と思った物です。それが、5~6年の時でした。
     げんちゃんが、そういう行動をとらないか、とずっと待ってます。いつかきっとできる。信じてがんばりましょう。大丈夫!

  20. のの より:

    げんママさんの「大丈夫!」は、いつもどんなに落ちている時でも力強くて、心に力が湧きます。有難うございます。

    娘さん、本当に賢いですね!恥ずかしながら、最初はよく分からなくて、読み返してやっとわかりました。自分にはそんな柔軟なアイデアがないからでしょうね。素晴らしいです!一つの事柄を知ったら、それを裏返しても同じ、みたいなそういうことがまさに人間の一番の醍醐味ですよね。こういう「気づき」みたいなものが、息子にはやはり足りないよなぁ〜とつくづく思います。

    そういえばちょうど今朝、うちの下の子(5歳)が幼稚園に行く前に新しく買っておいたヘアピンのパッケージを見て、「へぇ〜これって30本入っているんだ〜、数えてみよっと。」と言って、ヘアピンを全部出して一本一本数え30本実際にあったことを確認した後、そのヘアピンの山から左右の手で同時に一個ずつ取り出して2つのチームに分けて並べて数え、「どっちも15本ずつある。っていうことは、15+15は30なんだ!へぇ〜知らなかった。30って2つに分けると15ずつになるんだね。へぇ〜。そうなんだ〜。」と独り言を言っているのを聞いて、耳を疑いました。5年生のお兄ちゃんがまだ習得していないこと(筆算にすればわかるけれど←イルカ芸、イメージはできていないので暗算はいつまでたってもできません)を、5歳児が気がつくのかー!!と。

    きっといつかできる。待ちましょう、待ちわびましょう。きっとこの先にたどり着きたいところがきっとあると信じて。

  21. glow-gen より:

    ののさん
    お~~5歳で割り算楽しんでるんですか。すごすぎます~。
    げんちゃんも、そういうことを楽しめるようになると、いっきにいくかもしれないな、と思います。
    楽しむこと・・そうなんだよね。ここに持っていくにはどうしたら、って考えています。内容をぐっと落としても、消しゴムを使っても、なかなか目をかがやかせて、というのが難しいです。溝の能力は。
    好きなマイクラゲームは、取り上げるのに四苦八苦するけれど、このおかげで、リアルマイクラと称して、方眼紙でキャラを作ることをはじめました。サポートしてですが。おかげで、工作能力も少し上がりました。こういうことなんでしょうね。
     ちょうどいいレベルの教材・・・色んなカリキュラムがはまる教材になれ~。

  22. みかんまま(小3息子) より:

    溝の国語ですが、前回いきなり100点をとったと報告したんですが、次の国語のテスト、85点をとってきましたー。
    しかもほとんど書く問題。
    それまでは、0点、20点、40点、よくて60点代って感じだったのに、ここにきて、いきなりです!
    国語でこんな点数が見れるなんて、思いもしませんでした。
    すっと高みにいった感じかしら?
    でも、喜んでまた落とされるのがこの子達ですよね(^^;

  23. glow-gen より:

    みかんままさん
    すご~い。それはうれしかったですね。お子さんは、もともと考える力もある方だと思います。少しずつ、苦手な分野の方にも、その力が波及してきたのではないでしょうか。
    峰がどんとあがると、やっぱり、溝も伸びてます。
    国語ができてくると、また他にも反映しそうですね。地道に子どもさんを信じてやってこられたことの結果ですよ。
    2回続けてるってことは、まぐれではなく、実力です。すばらしい!

  24. とんまま より:

    こんにちは。

    プリントキッズさんの問題、通級で使ってくれています。
    それまで私も知りませんでした。

    自分の状況を説明できない…
    適当に処置(まだ隠蔽までは出来ませんが)してやり過ごすところ…
    一週間の件…(ちょうど4日ほど前の話)
    まさに、同じです。
    そして、同様に「はあ?こんなこともわかっていなかったのか」と落胆。

    ちょうど昨日、療育手帳の更新でした。
    何と、IQが10下がっているではないですか。
    敗因は、耳で聞いて、頭で考え、言葉で発することができなかった所のようです。
    そう、現物(視覚情報)なしで、頭でイメージし、言葉にして伝えられないんですよね。
    (興味のある電車の話はベラベラ伝えますよ 汗)
    視覚補助があれば、回答できる率が高くなったそうです。

    算数は計算問題はこなせるようになりましたが、いざ、「5より1小さい数は?」と聞くと、それが「5-1」のことだと理解できず、「6」とか、酷いともっととんちんかんな答えを言います。
    この概念だけは、何度やってもガタガタです。

    我が家も、ののさんと同じような状況です。
    (一年生ですので、ののさん程の量ではないですが)
    学校で課題、ドリル等をやってこない→自宅持ち帰り
    それに宿題も合わさり、消化しきれない量になってしまいます。
    多分クラスの誰よりも勉強しているのに(時間にして)、この出来栄えというか、到達度。
    かわいそうにもなってきます。

    授業中も着席はしているものの、気が授業へ向いていないのは、ありありとわかります。

    通級は意欲的にやっているそうです。
    つまり、一対一でやると、いいのです。
    毎日通級ってわけにもいかないので。

    これじゃまずいと思いながら、毎日が過ぎていきます。
    今のののさんのお気持ち、私のそのまんまだなと。
    本当に、何もかも投げ出してしまいたくなります。

    ののさん、勝手にお名前出して、すみません。

  25. glow-gen より:

    Hさん
    ほんとですね。ホークスクールしてる子少ないので、いっしょに情報交換できたらいいですね。
    しかし、ちょっと前までは、げんちゃん他の人といっしょだと、すぐに気が散って、だめでしたね~。
    今は仲間がいるのがよさそうです。
    ホームスクールは、やりかたによっては、ほんとにいいんじゃないか、と思います。
    煮詰まる時もあるので、注意がいるけど。汗
    とろる塾、以前どなたかに教えていただいたことありますよ。たくさん使ってる人がいるんだと思います。
    私は、以前見て、その時は、もう、どのやりかたもぜんぜんだめでした。たぶん、算数を教える時期にきてなかったのでしょう。
    また改めてみてみますね。ありがとうございます。

  26. glow-gen より:

    とんままさん
    ほんと、逐一よくわかります。
    あれだけやったのに、まだわからないの?え~~?
    こっちがパニックになりそうなことだらけです。確かに、進化はしてますが、10やって、0.5くらい・・・そんな感じなのです。
     それも、想定外のことをやってくれたりするし。
    頭がやっぱり、普通じゃないんだな、って思うことだらけです。時々しんからがっかりしますね。しかも、5年生ともなると、失望感も大きいです。

     こんな頭で、社会に出て行けば、あらゆるところで壁に激突するでしょうしね。困った物です。
    でも、結果を考えず、まあ趣味と思って、こつこつやっていきましょう。最近使い始めたサプリの効果を2週間後に評価していく予定なのですが、著効しないかしら・・・と思ってます。特急列車に乗せたいですね。効果がしっかり出たらまたご報告しますね~・・

非公開コメントはこちら

コメントを非公開にしたい方はフォームで直接メッセージください。お返事はコメント欄にいたします。

    タイトルとURLをコピーしました