> 先日、久しぶりに野球教室を見学しました。野球教室は、ホームスクールの夕方にあります。集団の中で行動しているげんちゃんを見るのは、ほんとに、色んな発見があって有意義です。
げんちゃんは、5年生が所属する上級クラスではなく、初心者と低学年が属するクラスに入ってます。野球の技術的なレベルも初心者クラスが適しているげんちゃんですが、低学年の集団に入っていた方が、すべてが、自然です。友達とのやり取り、指示に従って動ける度合い。学年を2つくらい落としたら、なんとなく、しっくりいってます。
技術は、それなりに上がって、投げる捕る打つ、どれも、入ったころより格段にうまくなって、しかたなく練習の相手をしていたげんママよりは、今ではましかな、と思われます。
しかし、いまだに打順がわかりません。もうわかるだろう、と思って見てましたが、あいかわらず、チームメートにうながされて、バッターボックスに立ってます。指示する子は、3~4年生です。やれやれ。
A君が、
「1,2,3,4、5・・・」
と友達を指さし、打順を決めました。げんちゃんは4番目。
私は、そっとげんちゃんに呼びかけて、
「打順わかってる? あんたは何番目?」
と聞くと、
「4番目」
と答えました。でも、
「げんちゃんの前の人はどの子?」
と聞くと、返事がありません。やっぱり・・・・けっこう、色んなことができ始めているのに、こんな単純なことができないげんちゃんにがっかりです。
それから、先日、チャレンジタッチの夏休み実力テストに取り組みました。1教科40分の選択問題だけの4教科のテストです。余談ですが、チャレンジタッチは、今のげんちゃんのホームスクールをする上でかかせないアイテムで、様々な工夫がこらしてあって、重宝しています。
この実力テストも、楽しい工夫があって、げんちゃんは、自分からやりたいと言い出しました。算数以外は、自分で取り組みました。(これだけとっても、5年になっての快挙でしょう。)(夏休みに出すカリキュラムでしたが、やっと今、やってもいいかな、という段階になったのでしょうね。ま、社会は30点と悲惨だったけど・・・))
すべて自分だけで取り組んだ国語でした。結果は70点。記述がないとはいえ、なかなかです。(平均は85点くらい・・)すぐさま、見返しをします。すると、5問のうち4個間違えている文章問題がありました。
やり直してみると、なるほど、5年の国語とあって、やや、ちょっと複雑な心理描写があったり、比喩があったりする問題でした。
げんちゃんは、内容がよくつかめなかったようです。一つ一つ読んでいって、少し図におこしてやったりすると、げんちゃんは、自分の間違いに気づきました。
そのあと、間違った問題と類似問題が出されて、それもやりましたが、やはり、少し抽象的な内容になってくると、なかなか自分では話の関係性が分解できないようです。
でも、その問題も、少し図説してやると、正解にたどりつきました。
国語は、げんちゃんの峰ですが、その部分でさえ、5年生レベルからは遠いです。しかも、文章を作るような出力になると、まだまだでたらめです。
ちなみに、昨日持ち帰った国語のテストは、記述がたくさんあって、げんちゃんは、4分の1で撃沈してました。
なるほど・・・その一連の出来事から、なんとなく、戦略が見えてきました。げんちゃんは、抽象的な言葉や文章がなかなかすっと理解できないんだな。とわかりました。耳で聞く指示も、文章題と同じで、分解して、関連づけが難しいのだろうと思います。
「これをやって。」
そういう、極めてシンプルな声掛けなら、げんちゃんも、すっとわかります。しかし、いくつかの文章の層ができると、優先順位、関係性、結論・・・まあ、様々に調理する必要があるわけで、手ごわいのだとわかりました。
しかし、テストの解説をしてあげて、導いてやると、わりと理解できることもわかりました。
もしかしたら、算数の問題だって、国語と同じような段取りが、脳で行われているのかもな~、と推測できました。
ならば、今は、国語の文章題が、げんちゃんの旬なんじゃないかな! 今までなら、解説だってすっと入らなかったわけだから・・・
げんママのいつもの直感・・・取り組んでいる人間に見えてくる、”つまめるつまみ”を見つけた瞬間です。
つまめるつまみを見つけたときは、爪の先で、必死でそれをつまんで、少しずつ少しずつ引っ張り出す。
マリアモンテッソーリ的に言うと、「敏感期」的なかんじかもしれませんね。
国語は、4年の夏休み明けから、今やっと、書写の時期が来たかも(つまみ見つけました。)・・・と思い、福嶋先生の200字メソッドを開始しました。それが、5年の夏休みくらいまでぼちぼち続きました。取り組んだ最初と後では、(1年近くかかっているからあたりまえかもですが。)別物というほど、書字能力があがり、闇の中にいた国語に、少し光があたったような状態になりました。その後は、しばらく、国語のピンポイント練習はお休みして、ひたすら、算数の方に軸をもってきています。今度は、文章を読み解く、頭の中で再構成する・・・そういうことをやるのがよさそうですね。
作文も、ほんとに細々、ぽつんぽつんとやってますが、これも、息切れすることなく、続けましょう。
時間はどれだけあっても足りません・・・
”つまめるつまみ”
みっけ~・・・げんママは、これを見つけた瞬間が好きです。
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4年生2学期算数は割り算の÷2けたになりました(泣)
÷1けたは掛け算とイワコーの消しゴムを使ってなんとか理解できましたが、÷2けたとなると10の概念がしっかり入ってないので例えば240÷30=8がピンときません。これくらいなら消しゴムを使えますが、360÷90=4とかになると消しゴムもお皿も足りないのですが、げんちゃんはどうやってクリアしましたか??やっぱり数を用意してみせてやるのが一番なのかな。。。国語は娘は読解がさっぱりです。でもものすごく話す様になってだいぶ会話がスムーズになってきた様な。。自分に起こった事はしっかり説明できたりする様になってきました。今が読解を学ぶ時だと思うのですが、絵本を読むだけではダメな気がします。一歩一歩は進んでいる様な。。でもダメな部分がいつまでも伸びなくて頭が痛いです。
ここあさん
まさに、げんちゃんの1年前ですね。結局、10進法が体にしっくりいってなくて、割り算のひっ算を、たててかけて引いておろしたとき、割る数より、余りが大きいのに、平気で続けたりしてました。
この部分は、こなれるまでに1年かかってますよ。今でも、ばりばりというわけにはいきませんが。
やり方としては、45÷15みたいな簡単なものを、何度もさせて、商をたてるノウハウだけゆるやかに続けていました。その間に、10進法の感覚をつける様々な練習をちょこちょこやってましたね。商をたてるときに、100玉そろばんをおいておいて、45はこれだけ、15はこれだけ、何回くらい入ってる・・・(何倍ということだけど)みたいな感覚つけとかも少しやりました。結局、5年の今頃になって、少し定着したかな~くらいの感じです。
あと、45÷15くらいの大きさになってきたら、かならず1あたり量で割ります。だからお皿は少なくてすみます。
45は消しゴムをつなげて4ブロックと5個にして、15個ずつ何回分に分けるか、作業させるのがいいです。
結局、ノウハウだけ、ぼちぼちやりながら、割り算九九のタイムトライアルを続けたり、お金のおつりやったり、3年生までの計算などの習熟を平行して続けます。
結局のところ、そこまでのところが、まだしっくり落ちてないので、割り算までいけないでいるので、後ろの項目を
地道にやっていきます。同年代の単元は、わからなくても、なんとなく進めていくくらいしかできませんでした。
ステップバックしたところができてくると、少しずつ、割り算もできてきますね。
13が3つで19
まず、掛け算の感覚がないと、割り算もなかなかですからね~。げんちゃんも、今やっと、二ケタ割り算の習熟の時期が到来した。そういう感じです。
とにかく、ステップバックして基礎固めをメインにして、がんばりましょう。
こつこつ・・・ほんと大変です。
お久しぶりです(^o^)げんちゃんもママも頑張ってますね🎵私は少々、現実逃避してました(。>д<)
日本語って微妙なニュアンスがいっぱいあるじゃないですか(。>д<)まぁ私はそんな日本語が大好きですが、語彙力の低い子はコミュニケーションですら大変ですよね…それに四年生位から算数も思考能力をガンガン使う設問が出てきて、いや~私はしばらくお手上げの状態です
ところがこのところ急にその辺に変化を感じるようになってきました
何に力を注いでたかというと、やはり運動です
やっぱり身体と脳は両輪なんだなと実感してます
何か習ったりしたわけではなくて、近くに屋内プールがあるので暑い日にちょこちょこ行って泳いでただけなんです
一緒に入るのが億劫だったけど、行き始めたら私も調子が良くなって、偏頭痛も生理痛もなくなって(^o^)v
私も今は国語の強化のタイミングだとお邪魔させてもらいました(^^)
とりあえず、やれてないドリルから手をつけてみようと思ってます
お互い頑張りましょう\(^o^)/
akiさん
ほう!出力してきたんですね。
そうなんです。なんかね、出力してこない暗闇の中で苦しんでる時期ってありますよね~。げんちゃんも、今回4年の3学期から先日まで、ほんと、なんか、こう今一つ、やったわりに、上がらないのでもんもんとしてました。
でも、ためてるんでしょうね。そういう時代って。出力しないので、こっちはつらいけど、永遠に出力してこない、ということはないんですよね。
次のテーマのつまみが、ぽんと見えてくる。これは、闇から一歩出てきた証なんでしょうね。うまく言えないけど。
長くやってると、そういう手ごたえがわかってきますよね。国語文章題なかなか時間がないですが、頑張りたいと思います。
初めまして。
げんママさんすごいと思います。
年中息子がひらがなをどーやっても覚えられそうにない、凸凹くん。
げんママさんはひらがな読みはどのように教えましたか?
読めないのになぜか自分の名前は書けるという不思議くんです。
ブログ見て私もまだまだ子供にやれることが、あるなと強く感じ励みになりました。
よかったらアドバイスください!
みきさん
コメントありがとうございました。年長さんといえば、げんちゃんは、やっと発達障害に気づけたばっかりの時ですね。げんちゃんは、ひらがななんて・・・という感じでした。年長さんの夏休み、ひらがなを書く、簡単な小学校準備のワークブックが宿題にされたのですが、取り組むのを途中で断念しました。
字は、絵本の中で少しは覚え始めましたが、書くのは、ほんとうにむつかしかったです。
名前が書けるなんて、そのころのげんちゃんに比べるとすごいですよ。とにかく、まずは、絵本で字に親しむことをさせて、あとは、フラッシュでしょうか。言葉がどれくらい出ているか、ということも、トレーニングの条件になりますよ。自閉症のようなお子さんは、フラッシュカードの作り方も少し工夫がいるかもしれませんからね。言葉が比較的ちゃんと出ていれば、普通にやっていいと思います。
形態認識が悪い場合も、なかなか形を覚えません。げんちゃんも、もろそうでしたね。型はめとかうまくやりますか?形を認識させるための、トレーニングもいるのかもしれませんね。カタカナの方が覚えやすいという子もいます。曲線の多いひらがなよりいいようです。
なぜそうなのか、ほかの機能もチェックする必要がありますね。そこが、なかなか引っ張り上げられない時は、引っ張り上げられそうな、ほかのトレーニングを優先した方がはやいですよ。字はぼちぼちしながら、体つくりをする。目を対象物にしっかり焦点をあわせていけないでいる子も幼稚園くらいだと多いですよ。
それならば、やっぱり、体つくりが先ですね。
たぶん、幼稚園時代は、学校の勉強のようなことは、さらっと負担のないところでやって、体からやるといいです。
そして、可能なら、頭蓋仙骨システムを見てもらえるといいと思います。頭蓋仙骨療法をかませると、結果が早いな、というのが、私の経験ですね。
字を書くのは、げんちゃんも、4年の終わりになって、やっと、無理なく、できるようになりました。汚いけれど・・・
こんにちは。今日、自由参観で2時間目から4時間目までみっちり見学してきました。
担任から聞いていたよりはしっかりやってて、少し希望がもてました。どの子も4時間目の終わり頃はなんとな〜くどんよりしてきます。その時、うちの後は机の上でピタゴラ装置みたいなのを作り出してしまうんです。でも私の中では許容範囲。もうそこまで強制できないって感じです。
それにしても5年生、賢いです!自分で課題を見つけ出し、それを調べるという学習にシフトしていく時期なんですね。そうですね〜2割ぐらいの子がしんどそうです。それでもその子なりのやり過ごし方を見つけることが生きる力につながるのかも…とも感じました。
学力は子供のペースにあわせて身につけさせつつ、自己肯定感を損なわない範囲で皆と学習するのは悪いことではないと思いました。
調理する問題が苦手ってすごくよくわかります。高学年はそんな問題が容赦なくでてきますから大変です。不定形な四角形の面積とか、まず三角形に分けて、そこから必要な数字を拾って(時に計算して)何段階も経てようやく答えがだせるのですが、厳しいですね。やってるうちに何を求めてるかわからなくなってるんだろうなと思います。算数が峰と思っていたのに、つまづきつつあります。それはなんというか、段取り力とか情報を整理する力とか複合的な力が足りないんですよね。う〜んむずかしいです。
すっかり勉強嫌いにしてしまったので、素直に聞いてくれません
(涙)
ゆうママさん
三角とか台形とか、面積の公式使って、まずは、素直に公式通り出す問題を、今週のホームスクールではじめて取り組みました。まあ、えっちらおっちらできたけど、大きな三角と小さな三角が重なって、そこを引いて計算する問題は、さっぱりでした。大きな三角と小さい三角の面積出すとこまで教えても、その答えを、掛け算しましたからね~。あら~。四則計算の文章題からだ~と思い。3年までの文章題問題集にあともどりしてやりました。そうすると、絵がけっこう描けない。計算はぱっと思い付きのようにやってあってたりするけど、それこそ、段取り力でやることができないんでしょうね。
まずは、並行して、簡単な四則計算の文章題を、絵を描かせてだんどりつける練習もぼちぼちさせねばと思います。でも、絵も無理なものも多く、それは、消しゴムで再現するとこからですね。
具体物使って、手を動かして、表現する、というのが、できないと、結局体に定着してない、と判断するのが良いような気がしますね。
たとえば、パンを半分にちぎって、と言って、5分の1くらいちぎってくるステージの子には、分数はまだ無理で、すべてにおいて、そういうことなんかな~と思っています。
それでも、レベル落として、少しずつやっていけば、やっぱりできるようになっていくように思います。算数が峰ならなおさらでしょうね。
通分あたりはどうですか?
今週通分の前段階まで、やっときたげんちゃんです。
国語も峰とはいえ、5年の問題はぜんぜんおっつきませんね。5年とは、総じて総合力がついていく年齢なんですね。
ゆうママ
勉強嫌い・・・うちも、ぎりぎりリスキーなとこを歩いてますよ。(笑)
先日のホームスクールで、少し私も怒ってしまい、
あんた、なんで勉強してんの?
てすごんでしまいました。
そしたら
「自分のため・・・わかるようになりたい。」
と言いました。ほう! そういう気持ちあるんだ。と、ちょっとびっくりしました。
安曇野も、終了のタイミングは、かならず、やさしい問題をさせて、できる体験をさせて、終わるそうです。
それだけは、やったらいいかも、と思います。私も、心がけなきゃ、わずかに、ある、やる気も、明日はわからないですからね~。ゆうママさんも、最後は、成功体験。これをやってみてください。
お返事ありがとうございます。
成功体験、本当その通りですよね。私が息子の立場だったら、難しい問題させられて(息子基準)ガミガミ言われて勉強終わったら、そりゃあ嫌いになりますよね。私の修行が足りません😔
通分はなんとかやってます。公文に細々と生き続けているので…機械的にはできてしまうのです。そろそろ6年生教材にいけるかな?ってところです。
ただ、それで見えなくなってました。算数は大丈夫と思ってたら、ぐらぐらの土台だったような気が…
長くなるのでいったん切りますね。
先日、思うところあって発達検査を受けたんです。結果はまだなのですが、「算数が…九九で引っかかってました」と言われ、が〜〜〜ん。文章題を耳で聞いたら解けないんですね。でもきっとプリントだったら解けるはずなんです。
例えば、私たちもギリシア語で質問されたらわからないじゃないですか。それでもそれが算数の能力だと言われたら…
おなじ「できない」にしてもいろんな種類があるのに、「できない」やっぱり「できない」の評価なんですね。数値に一喜一憂しないでいようと思います。
ゆうママ
そうでしたか~。でもわかります。
聞いて処理するとか、目の前の二つのことを同時処理するとか、ちょっとした作業を手際よくするとか・・・
普通の子ならあたりまえにできる能力が欠落していたりするげんちゃんを見てると、国語、算数以前の能力の問題が、教科の学習も足を引っ張りますよね。
ここは、何で改善できるのかな~、と、今朝ずっと考えてました。
お料理するとか、色んな体験がまだまだ足りないな~、ということを思いました。3年生のクラスくらいのとこから、普通の子が体験する学校生活をどっぷりやらせたいな、と思います。まあ、日本の教育では無理だし、ホームスクールあるので、どっぷりも無理。
じゃあ、どうするかな・・・・ですよね。
脳そのものを改善する秘策ほしいですね。
頭のマッサージ、またさぼってたの始めなきゃ、とか、きくきくトレーニング再開しようか、とか、あれこれ考えます。
学校の評価も、うちもぜんぜんまだまだですね。なんせ、ちょっとくらいのびても、普通の子は、何にもしなくても、普通にすごいですよね。努力して努力して少しアップ・・・その少しも、ママにしては、大量になってきたぞ、というかんじだけど、質的に、なかなかのびないところもありますね。
一喜一憂せずに、たんたんと駒をすすめていきましょう。