ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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発音障害に使えるペコぱんだ。言葉の障害には使えそう。

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 新しい学年がスタートしました。たぶん、色んなことがどの家庭でも展開されているんじゃないかと想像されます。
げんちゃんも同様です。そのこともしたためたいのですが、少し、言葉のトレーニングに良いものが手に入ったのでご紹介します。

ペコぱんだ・・・

 げんちゃんは、言葉が出たのは遅かったけれど、とりあえず、しゃべることができました。たぶん、3歳近くになってまともにしゃべれたのではないかな?
それでも、一言
”ダッティー”なんていう、変な言葉が、2歳のうちに出て、何か言うと、”ダッティー”と声を出したので、発達のトラブルを疑うのが遅れてしまいました。

 しかし、言葉をしゃべったものの、会話にはならず、とにかく、げんちゃんのしゃべったことに対して、こっちがリアクションをする。それで、傍目には、会話が成立するように見えていました。考えてみれば、こっちの話しに乗ってくるようなことは、小学生になるまで、ほとんどできませんでした。

 なんせ、6歳になるかならないか、の頃に、
「ママお誕生日なんだよ。」
と、私が言って、
「いくつになった?」
と、誰に言うともなく、げんちゃんの口をついて言葉が出たとき、家族上げて喜んだのを覚えています。

つまり、今ではあたりまえになっている、げんちゃんとの会話も、決して最初からのものではなく、少しずつ少しずつ獲得してきたものだといえます。

 もちろん、さいしょに喜んだリアクションも、ちょっとした峰で、そこから先も、ほんとに、会話がかまないのは、悩みの種でした。

 では、現在は、というと、ゲンちゃんとの会話は普通です。だけど、お姉ちゃんとかわす、楽しい会話のキャッチボールに比べれば、げんちゃんとの会話は、エラーの多いキャッチボールでもあります。

げんちゃんが、自分の世界に突入したり、こっちによりそう言葉がほしいときに、まったく疲れることを言い出したり・・・と・・・
まあ、お姉ちゃんとの会話の方が、ストレスが少ないのは否めません。

げんちゃんの会話力は、まだまだ課題があります。

そして、げんちゃんの大きな課題の1つは、早口になると、発音がとても聞き取りにくく、何を言ってるかわからないときがあります。
それは、ラ行がうまく言えず、ヤ行になってしまったり、サ行が明確に発音できなかったりすることに起因します。

彼の舌を見ると、上に引き上げる力が弱く、普段、安静時の舌も、下唇の後ろにあって、舌が少し見えています。

 究極の微細運動である発音は、やはり、この子たちは、最後まで苦手なのだと思います。

 ここで、舌のことを詳しく書くことにしましょう。

舌は、赤ちゃんの時、下あごの方にいつもおかれています。おっぱいを吸うために、舌で、乳頭をしごくためにそうなっているのですが、やがて、離乳食になると、舌は、上あごにすりつけられるようになって、食べ物を、舌と上あごですりつぶします。そのアクションを通じて、舌を持ち上げる筋肉が強くなっていきます。

そして、離乳食も終り、普通の食事が、こなれていくと、歯でしっかり物を咬むようになるため、舌は、上にも横にもしっかり動かせるようになり、歯の上に、食べ物を運びます。
 その頃になると、舌の普段のポジションは、上あごの中ということになるのです。

しかし、この発育がうまくできてない子ども達は、赤ちゃんの時のまま、舌は、いつも下にあり、ときに、口はぽかんとあき、舌がそこから見え隠れします。加えて、口呼吸もおこってくるという始末です。

もっともわかるのは、あっかんべーと、舌を出させると、舌は、水平に出るのが正常ですが、このような子ども達の場合、舌は、思いっきり下の方に下がります。

げんちゃんも、同様です。舌を上に上げる力が弱いので、上あごに舌先をつけるラ行の発音は、意識しないと、きれいにできないのです。

まあ、からくりはわかっていたのですが、なかなか、それをトレーニングすることがうまくいかない私でした。しかし、このたび、良いトレーニングアイテムを見つけたのです。

それが、「ペコぱんだ」です。口に入れて、べろを上に上げると、ゴムがぺこっとひっこみますから、一日に何度も練習させればよいというわけです。

きれいに発音することを強いても、舌の筋肉が弱くてできないのですから、まずは、そこを強化するのです。
器具を使わないトレーニング方法もやってみてましたが、なかなか続かないし、うまくいきませんでした。

げんちゃんは、さっそく手に入れてトレーニングをぼちぼち開始しました。。なんだかよさそうです。

このペコぱんだは、歯医者さんでも買えるし、ネットでも買えます。864円定価です。(消費税こみ)

また、私は思うに、自閉症でまだ言葉が出にくいお子さんの舌の刺激にもなるのではと思います。

けっこう、発音に悩んでいるお子さんに、ためしてみてはどうか、と思います。 

ps
やややわらかめ、を買いましたが、たぶん、やわらかめ、あたりからの方が、ストレスないかもしれないと思います。始める前に、舌の動画や、写真とっていた方がいいかも・・・子どもに以前の状態を見せて、良くなったら、モチベーション上がって、しっかり取り組んでくれるかもですね~。 

 

 

公開コメント 承認後公開

  1. まゆたん より:

    こんにちは。気がつけば新年度ですね。
    ペコぱんだ!名前はかわいいお菓子のようですが、なんか良さそうですね。舌の動きや発音って…、と思っていたらなんてタイムリーなんでしょう!私も買って、まずは自分で試してみようと思います。良い情報をいつもいつも、ありがとうございます。新年度も楽しみにしていますね!

  2. glow-gen より:

    まゆたんさん
    タイムリーでよかったです。
    普通のお子さんでも、舌の位置が悪い子は多いのですが、発音は、それなりにできてます。
    ま、そういう子が多いです。でも、発達障害児は、だんとつ、発音が悪い。これはなんなんだろうな~と思います。
    もちろん、普通の子でも、舌が下にあって発音も悪い子もいることはいるけれど・・・・

     高齢者が柔食になったり、歯がなくなったりして、しかも、体力衰えたりしてくると、舌の力がなくなり、誤嚥性肺炎とかなるので、そのために開発されたアイテムのようですが、広く、子どもから大人まで使えますね。
    自閉症のお子さんで言葉が出ないのは、色々な理由があるでしょうが、しゃべらない年月が、どうしても、声帯や、舌の動き、口のまわりの筋肉、弱いままでいってしまうと思います。色んな形で、使えないかな~、と思います。
    また、指導なさるお子さんに使って、気付いたことがあったら教えて下さい。

  3. トラまま より:

    はじめまして。げんちゃんママのブログに出会い救われた気持ちでいます。去年、5歳で息子が発達障害であると診断されました。春から支援クラスの1年生です。
    うちの息子も、発音が弱く早口になるとなんといっているのか聞きとれません。早速試してみようと思います!
    診断されたときは、これからどうやって息子と付き合っていくのか不安しかありませんでしたが、げんちゃんままのブログを読んでいるとパワーしかないとういうか!!元気を頂き考え方が変わりました。
    発達支援コーチのセミナーにも出てみようと思います。
    本当に、今のわたしを救ってくださってありがとうございます。
    息子も、算数の学習障害があるようです。色々と参考にさせていただきます。
    これからも更新楽しみにしています!!

  4. glow-gen より:

    トラままさん
    コメントありがとうございました。
    5歳で発達障害に気づいたなんて、げんちゃんと同じですね。私も、もちろんショックでしたよ~。え~、なんでこんな子が生まれたのお~?こんな子いらないわ~とか、思っちゃいました。なんか、かわいいけど、トラブルメーカーになっていってたし。親としては、ほんとに苦労の多い子ですよね。
     今でも、ブログでは伝わらないかもしれないけど、毎日壮絶ともいえる戦いです。げんちゃんもよくこれについてきてるな~と思います。
     しょうしょうのことではへこたれないガッツがいりますよね~。でも、オリンピックめざしてがんばってる選手と同じと思えば、こんなもんかもしれません。
    何かの目標に向けてがんばるのは、みな同じなのかもしれないですね。でも、人間の脳は、ほんとにミラクルです。日々の積み重ねで、遠くまできてしまいます。
    いっしょにがんばりましょうね。私の試行錯誤お役にたてることがあったら、ぜひ役立ててくださいね。うれしいです。
    算数は、今でも悲壮なくらいがんばっております。少し光明が見えてきています。成果が出ると、本人も、こっちも楽しいです。がんばってくださいね。
    また、取り組みをコメしてくださいね。

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