ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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処理スピードが上がらない

> げんちゃんの普通クラスデビューは、少しずつこなれてきて、今は、算数以外はほとんど普通クラスですごすようになりました。
先生が、出張の時は、なんと算数も普通クラスだったこともあったようです。

 なんせ、2年の2学期から、支援クラスでお世話になるようになって、近頃までは、理科や音楽、体育などを、ぽつりぽつりと受ける以外は、一日のほとんどを支援クラスですごしていたげんちゃんです。
とりあえず進化しています。

 ノートもチェックしてますが、まあまあ書いている様子です。
しかし、普通クラスの子供たちは、ほんと、さくさくっと動くパソコンのようでもあります。げんちゃんは、他の子と同じではありません。鈍重な型落ちパソコンといったありさまで、内容は、まだまだ、相当水をあけられている模様です。それは、毎週とどく、クラス通信に印刷されている、ほかのお子さんの作文や、習字などを見ると一目瞭然です。普通の子はすごいな~・・・と思います。

 さらに、最近では、先生にお願いして、テストも全部、普通クラスでうけさせていただくようにしました。たぶん、全部はまともにできないのはわかっていますが、誰の助けも借りずに、テストをやり遂げる訓練をする時期に来ていると思ったからです。なんせ、げんちゃんは、ボリュームのある実力テストなんかは、今まで一人では取り組めませんでしたから、点はもとより、ほかの子の中に入って、とにかく少しでも前向きに取り組んでいくことができれば、ずいぶん、本人の力がつく、と思いました。

 先生方は、私の提案を、快く聞いてくださって、さっそくまとめのテストが目白おしの3月に、ばんばん、クラスでいっしょにいろんテストを受けさせてくれているようです。

 案の定

「テストがんばって受けてくれたのですが~・・・表裏の表だけしか、時間内にできませんでした。このまま、普通クラスで受けさせていいですか?」(算数以外です)

と、普通クラスの先生に聞かれました。
そう、げんちゃんは、ゆっくりやれば、なんとか、わかるところもある、感じですが、普通の子と同じペースでは、問題に答えられないようです。まあ、わかっていはいたことなのだけど、改めて、げんちゃんの処理スピードの問題が表面化しました。

ホームスクールも、とにかく、かなりの時間がんばって勉強をやらせてますが、終わった内容は、普通の子が、半分くらいの時間で仕上げるものですから、げんちゃんの頭の処理能力が、上がったといっても、せいぜいその程度なのでしょう。

普通の子も、ツーと言えば、カー・・・なんていう子供ばかりじゃないとは思うけど、まだまだ、げんちゃんは、一般的な表現をするならば、かなり頭悪いです。

処理スピードといえば、げんちゃんの昔からの課題でした。最後に受けた2年生の時のWISCの知能検査も、わかっていても、処理スピードが遅く、判定がすこぶる悪いものがたくさんありました。パズルにしても、ゲームにしても、普通の子は、目をかがやかせて、猛スピードでやってしまうのに、げんちゃんには、過去そういう芸当は、なかったです。できても、なんか、鈍重にゆっくり駒を進める。幼稚園の子でさえ、遊びの習熟がますごとに、どんどん、魔法のようにその遊びが早く的確になるというのに・・・げんちゃんは、何度やっても、あるレベルからスピードが上がらない。

 100マスでもなんでも、考えてみれば処理スピード頭うち・・・ということが、おきます。

 それは、たんに、頭が悪い、理解が遅い、ということの一言で終わらせていいものなのか・・・何か、もっと追及すべき問題があるのか、げんママは、考察中です。

 普通クラスで、一生けんめい、がんばっているげんちゃんを、ほめなければとは思うのですが、もう、それはあたりまえ、もっと他の子にキャッチアップしてちょうだい。という気持ちになってしまってるげんママです。

 「4年のH先生はいやだ! 早くやれって言うんだよ。あの先生はきらいだから、僕は話さないんだ。」

と、今日は文句言ってました。たぶん、テストを前に、フリーズしてたんじゃないか、と思います。はた目には、ただぼ~っと、集中してない子に見えたに違いありません。ホームスクールでもよくある、意識が飛んでる状態です。ちゃんと取り組めば、決してできない問題ではないはずなのに、思考をシャットダウンしてるような感じです。

 本人には、なんかもっともな理由もあるのかもしれないけれど、まあ、だれでも、早くしなさい、って言うでしょうね~。

いつも、自分のことは棚の上に置いて、えらそうに、不平不満をならべたてるげんちゃんに、いらっときます。なんか、上からなんだよね。こいつは。何を言っとるんじゃ。回りが見えないげんちゃんの横柄ぶりは、空気読めないことに通じてます。、みんなにいっつも手をとっていただいて、何を、あまったれてんの?

「あんたが、集中してないんでしょ。先生が言うのが当たり前だよ。先生の注意は、ありがたく聞きなさい。偉そうにするんじゃないの!」

ほんと、いらつくやつです。

まあ、でも、ぶつぶつ言いながらでも、なんとか、逃げ出さず、テスト終わるいっぱいいっぱい、やろうとがんばっている気持ちだけはあるようです。そのうち、気持ちと現実がおいついてくることを信じましょう。
「ちゃんと、テストトライしてるじゃん。それは、すごいことだよ~」

一応、ほめたたえておきましょう。

 

公開コメント 承認後公開

  1. ゆうママ より:

    げんちゃんママさんはじめまして。小学四年生の息子がいます、ゆうママです。
    初のコメントですが、長年げんちゃんママさんのブログを読んで、学んだり共感したりしてきました。同じ学年ということもあり、凸凹は違えどたくさん参考にしてきました。
    さて息子、普通級在籍で三年生の終わりから野球を始めたり、下手なりにいろんな取り組みをさせています。
    この一年も成長したな~と感じることもあれば、やっぱりまだまだ同級生に追い付けない、と嘆く時も多かったです。
    特にまだ違和感を感じる点は、意識をからだの芯にもってこれないこと、です。昔からしたら、おしいところまできてると思いますが、まだど真ん中ではない気がします。(自分の目の前のものに集中して頭をうまく働かせない感じ?うまく言えませんが意識がなんかずれてる?)
    だいぶげんちゃんはいい感じにきてそうだと、ブログから察しますが、ここをもう一歩進めるための有効な取り組みは何でしょうか?
    三月に入り、あっという間に五年生になってしまいます。親は焦る気持ちがありますが、残り二年間、しっかりやっていきたいと思います。

  2. glow-gen より:

    kさん
    学力テストできるなんて、すごいですよ。げんちゃん、去年までは、いっしょにやるというレベルになかったですからね。
    今年だって、まだいまいちです。点数がどうのこうの言うところになかったのです。
    今、とにかく、点数はおいといて、テストを時間の中で、一人で受ける、というとこを目標に立ってます。とほほ・・・
     何しろ、ああいうものは、とくに算数ですが、誰かにサポートしてもらうもんだ、と思ってるふしがある。
    支援体質べったりです。そこをかえていかなくては・・です。
    なかなか、気の長いはなしですよ

  3. glow-gen より:

    ゆうママさん
    コメントありがとうございました。
    5年生と思うと、くらくらしますね~。ほんと。伸びたといっても、まだ、ぜ~んぜんです。他の同級生と比べると。
    私も、昔は、もうこのころは、けっこう賢い子になってるって、信じてましたからね~。予想より、すごいローステージです。(笑)
    正中に意識を集めることは、げんちゃんも、まだ不完全だと思います。
    ここは、やっぱり、体のアプローチかなと思います。体幹も大事だし、上下の統合、左右の統合・・・
    バランスボールを椅子代わりにしてるのが、すこぶる良い
    です。げんちゃん、上半身がまだまだ弱く、目力ありません。上半身、目・・・ここもまだ伸ばさねばと思います。

     あと、頭蓋仙骨療法の先生と協力して、頭のツボを刺激してます。体の無駄な力が抜けて、抗重力筋がしっかり体をささえる・・・そういうのも、まだ今ひとつなのかも、と思います。
     すみません、あんまり参考になってないかも・・・

  4. glow-gen より:

    tさん
    ありがととうございます。
    処理スピードは、やっぱり課題でしたか。うちだけじゃないんですね。昔から、なんか、こう、他の子と、なんか違うペースですよね。
    でも、昨日、久々に、とても難しい点つなぎをさせたら、他の子と同じように、猛スピードで、やってしまって、「おもろ~い」
    と言ったのです。正確さもまあまあでした。ありゃ、これは、処理スピード普通になってる、ってびっくりしました。
     脳でいめーじすると、シナプスの密度、熟成度なのでしょうか。最初の、粗なシナプスしかできてないのでしょうか・・・それとも、小脳かな~。

    とにかく、点つなぎは、ほぼ、普通の子のようなありさまでしたから、他のことも、やがては、いけるのかな?そうあってほしいです。
    ちょっとやらないと、忘れる・・・げんちゃんの点つなぐ、ずいぶんやってなかったけど、後退してなかったので、希望を持ちました。他の子より、ちょっと多く努力すればなんとかなると、信じたいです・・・

     それから、上から目線ですが、昨日たまたま、支援の先生と話したら、支援クラスの子は、下にすべりこんで入ってくるようなタイプでも、こだわりが強いし、みんな上からですよ・・・と言ってました。

     いやいや、ここ、なおしたいです。
    客観的に見てますか?ありがとうございます。どっちかというと、私はオヤジなのかもしれません。笑

  5. ゆうママ より:

    げんちゃんママさん、返信ありがとうございました!
    体の無駄な力が抜けて、抗重力筋がしっかり体をささえる・・・そういうのも、まだ今ひとつなのかも、と思います~

    すごく納得します。昔から体の内側にすごく力が入っていて、どうも楽にできない。。そして一年生の頃は、ランドセル背負ったまま、体が90度腰でまがるかのように歩いてました。重力に勝てません、みたいな姿勢でした。
    やっぱり体大事ですね。正中にいく、いかないを気にする事が多かったので(焦り)、それは頭の片隅に…まだまだやれる事やらなきゃですね。
    いつかきっと、我が子にも目力宿ること信じて…(^^)/

  6. glow-gen より:

    ゆうママさん
    視線をひとつにとどめることさえ、最初は難しかった時代がありますよね~。今でも、目で私を凝視しながら、お話するのは難しいげんちゃんです。
    クロスクロールをしながら、追視させながら、計算する・・・みたいなことやらせるといいのかもです。
    げんちゃんは、すぐに、視線がはずれてしまいます。こういうブレインジムのトレーニングも、じみちに続けてやるべきなんでしょうね。
    目力のある子は、すべてが、優秀ですよね~。
    ほんとうらやましいです。

  7. glow-gen より:

    Tさん
    コメントよ~くわかります。
    そろそろ、中学についての私の最近の思いを記事にしてみたいと思っていたところでした。
     5年ともなると、ほんと、完全に次の段階ですよね~。

    低学年の時は、きっと、もっと頭がよくなってる、って完全信じてたので、おねえちゃんの中高一貫を受験してほしいと思ってました。
    ミッションで、とってもすばらしい校風なのです。先生方も、教会関係の知り合いがいるし、なんせ、かりかりしてないです。でも、超難関です。
     げんちゃんは、教会で育ててもらってるし、ミッションの雰囲気がばっちりだと思うけど、なんせ、普通のレベルにさえ達してないからね~。まだ、2年、神様の奇跡を信じておりますが、常識的には、完全アウトでしょ~。・・・
     公立中学はやりたくないな~と思うし・・・

    今のように、ホームスクールをやれる環境で、そのことが、周囲からあまり浮かないような、大きめのフリースクールがいいのかな~と思います。
    まあ、まだ、そういうところを探し当ててません。
     教会付属のあるフリースクールを考えていたのですが、あまり評判がよくなかったし、発達の子はとらない方針のようで、ターゲットからはずしました。
     どこか、楽観主義で、・・・神様が、備えているだろう。と信じているところがあって、またまた、出たとこ勝負になると思います。
     小学校と同じです。笑

     でも、留学させたいな~と思います。なんか、こう、普通の子の感性と違うとこが、良くも悪くも、海外向きのような気もしてます。だから、英語力はつけてやりたいな~と思います。
     
     おねえちゃんも、来年大学受験です。やれやれですね。
    Tさんの娘さん、残念でしたね~。ほんと、親としては、落胆です。でも、普通の子で力があると、子どもを信頼出来る場合は、すぐに、また活力がわいてきます。チャンスはいつもありますからね~。良い高校であくせくするより、ちょっと偏差値下で、トップになるのは楽しいですよ~。
     それはそれで、ラッキーだよ!ってはげましてあげてください。
     人生は、ちょっとおもしろくなる方が愉快ですからね~。
     げんちゃんも、開けたところが、運命のところ。最後は、天にあずけるしかないです。
     まあ、でも、私は、2年間、直前まで、伸ばしてみたいです~。
     現実は、あほですよ~。泣

  8. glow-gen より:

    Tさん
    でも、塾で集団授業についていけるなんて、すごいです。げんちゃん足下にもおよばないです。げんちゃんは、常にマンツーですから。とほほ。
     進学塾って、基本的に、発達障害の子の頭に向かないとこありませんか?
    根性主義というか・・・おねえちゃんは、中学受験、成功させていただいたのだけど、頭のいい子しか、はまれないやりかたでした。
     塾にもよるでしょうけどね。
    げんちゃんが、どんどん伸びたら、私は、自力で、受験勉強研究したいですが~。・・・ははは、なんせ、クラスの底の底ですからね・・・
     成功したら、ドラゴン桜よりおもしろいと思うけど・・・
     う~ん。さすがの私も、確率1パーセントくらいの感触ですね。いや、0.1%かな~。
     でも、そう言う高みをねらってがんばって、やっと、普通になるのかもしれないですね~。
     
     なんか、もう、我ながらおもしろすぎる、というほかなしです。泣

  9. ばたばたママ より:

    こんにちは。いつも読ませていただいてます。高学年グレーのばたばたです。
    げんちゃん、頑張ってられますね。自分のペースを変えていくのって、結構大変だと思うので、きっと新しい環境ですごく頑張ってられるのだと思います。
    処理速度の件ですが、うちも遅いです。でも、うちは、遅くてもできればよい、として育ててきたので、止むを得ないかなとも思います。人よりもぐっと遅くてもそれが問題だという自覚がずっとなかったです。たぶん今もそんなにはありません。ただ、5年の後半くらいから、だんだんと、「人と比べて自分を見る目」が出てきたように思うので(もちろんこれには、いじけてしまうとか、いろいろと問題もありますが)、そのころから少し早まってきたような感もあります。
    今の問題は、もちろん処理速度もですが、学校で行われる標準テストなどを見ると、うちの子の場合、漢字、計算の正確さ、文章題の式を立てて最後まで間違わないで解く、の三つです。(こんなに書くとちょっと格好いいですが、以前も書いたように、漢字も計算も2、3年生くらいです。)漢字と計算は練習していくしかないのかもしれませんが、文章題は、できる計算であっても、式が立っていても、文章題の途中で必ず何かミスをします。で、結局、何もできてないのと同じ結果になります。
    多分、これ、集中力なのでしょうか。問題数を解かせたらよくなるものなのかな~~とも思うのですが、それも効率が悪いというか、やり方として違う気もするので、悩んでます。スポーツや運動をしている時の集中力が以前よりはついてきている気がするので、そちらを徹底的にするほうが早道かなと思ったり。勉強一つさせるのも、体と頭とどちらがどう問題なのか考えていかないとならないし、しかも、うちの子はあまりさせると体が拒否して体調が悪くなる方なので時間の制限もあり、適切な方法を効率的に探していきたいので、けっこう悩みます。
    人それぞれでしょうが、げんちゃんの取り組みは本当に参考にさせていただいてます。特に体づくりの件。ありがとうございます。
    うちの子の場合、人の中の自分を意識するようになったのが、やっと5年生の後半で、その頃からやっと、上から目線な言い方とかを減らさなければと少し思うようになったようです。それまでは、平気でこちらがびっくりするような言い方や関わりを人としていました。うちもまだ道は長いです。というか、問題は中学ですし・・・。

  10. glow-gen より:

    ばたばたママさん
    処理スピード、なんか違いますよね~。
    げんちゃんの算数は、ほんとに、思い荷物です。単純な計算ができるようになるために、えんえんと時間を費やしていました。やっと、まあまあできるようになって、初めて、文章題やら、ひとつ段階をふむ問題などを、今やっとやり出したばかり。
    それで、いきなりは無理なのかもしれないけれど、そういうことができてこなければ、普通クラスでの勉強は無理ですものね~。
    げんちゃんができるのは、テストで言うなら、おまけ問題のみ、それも、できるのではなく、自分で取り組んだ、というだけのことで、間違います。

    は~、もう5年を前にしてくらくらしますね。
    そもそも頭がぜんぜん普通の子と違うんですよね。私は、頭そのものをなおしたいのに、なかなか治りませんね。
     もう算数を私がやるのはやめた方がいいんだと思います。げんちゃんにとってトラウマになってるようだし。

    人のことが見れるようになると、ほんとに、色々進歩しますね。でも、新たな課題が出てくるんでしょうね。

    悩みは山積です。中学はどうなるんでしょうね~。毎年すごい勢いで伸びているようでもあるけれど、同級生との差がいいこうに埋まらないのは、なんなんでしょうね~。

    なんか、うつうつとする春ですよ~。
     

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