ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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学校の宿題の不満。先生へのお願い

> 支援クラスは、支援計画書なるものがありはしますが、教え方の基準とか、そういうものは、特になく、先生方が、めいめいに自分の力量でやられているような感じがします。欧米の進んでいる国では、どうなのか、よくわかりませんが、もう少し彼らの能力開発に対しては、進んでいるのではないか、と思います。

 先生によってまちまちなのは、宿題もその一つですよね。今年になって、ホームスクールを週に2日するようにしたので、学校の先生も、少ない授業時間の中で、カリキュラムをさせるのはなかなか大変だと思います。

宿題も、今やってる単元の宿題を出してくれるのが、原則だと思うのですが、どうも、この先生、宿題の出し方がとってもいいかげんです。

 特に、漢字がいいかげんで、ある時は、2年生の漢字プリントだったり、3年のだったり、適当に職員室で見つけたやつを出してるんじゃないか、と思われるほど、系統だったものがありません。加えて1学期は、まだげんちゃんの書字能力もまだまだ低く、それも手伝って、もう、漢字はほんとに苦戦しました。3年の先生は、とりあえず、今やっているドリルを繰り返し出してくださいました。ある程度、それが終わると、テスト形式のプリントが出されます。そのおかげで、げんちゃんの頭には、体系的に漢字が入りやすかったように思います。それでも、四苦八苦して、長期休暇に漢字の特訓をやって、なんとか、がんばらせてましたが、4年は、そういう風なので、無駄に時間が過ぎてしまいました。

 何度も、ここを出してください、とお願いしますが、ほとぼりがさめると、また同じようなことになります。ばらばら色んなタイプのプリントを出されると、熟語も、いろいろそのたびに出てくるし、げんちゃんの頭は混乱します。まずは、熟語は、一つにしぼって、完全に頭に入れる、それをしなければ、なかなかげんちゃんは覚えにくいのです。つまり、同じものを反復させるのがスタートラインです。

 また、4年になって、漢字のドリルがとっても、使いにくいものにかわってしまって、漢字の宿題の成果があがらないのに、拍車がかかりました。

 もうこりゃだめだ、と思って、先日、先生にお願いして、まず、ドリルを、去年までのシリーズにしていただきました。先生にたのみ、取り寄せていただいたのです。そして、あいかわらず、系統だった宿題の出し方がされないのに耐えかねて、ある日、先生の出したプリントをさせずに、単元のドリルを反復させ、先生に、ことわりを書きました。

 う~ん、こういう出来事を経験すると、支援の先生が、いかに、げんちゃんたちに対して、学習の期待などしてないことがよくわかります。げんママは、わが子ですから、ごく普通に、小学校でやる内容は、当然理解させていきたいし、そのためのノウハウを可能な限り研究してます。毎日の貴重な時間をさいてやるものは、決して無駄で、非効率なものなんかやりたくない。

またまた連絡帳にしたためます。

” 先生、出してくださった宿題プリント、もうしわけありませんが、それをやらせずに、ドリルの方をさせました。げんちゃんは、漢字が覚えにくいので、とにかく、単元の漢字を、その間、毎日書かせたいのです。しかも、ばらばら、いろんな熟語とか、いろんな教材ではなく、しっかり一つにしぼって反復させることが必要です。

 単元のページの反復、それが続いたら、テスト形式の出力用のプリント。その繰り返しが良いと思います。よろしくお願いします。”

 3年の先生は、そうやってくださってました。ふつうクラスで使うテストプリントを最後のころにはよく出してくださってました。そう、大変なことではなく、連絡帳にドリル何ページと書くだけで終わりです。

 げんちゃんは、何の宿題も、ふつうの子より、少し時間を要します。宿題も、支援クラスの先生に、ちゃんと方針をお願いしていく必要があると思います。やはり、宿題という、やるべきことがあって、それを自力でこなす、成長の上で大事だと思います。でも、その内容がだめだったら、時間のロスがとても惜しいです。またまたお願いしました。もう、書いても書いても、こっちの思い通りになっていかないので、もう、だめな宿題はやらないことにしました。先生に付き合ってたら、げんちゃんに必要なことができません。
先生にとっては、たった1年のこと。げんちゃんにとっては、一生ですからね・・・

そういうことって、お願いしにくい、とあるママに相談されたことがありますが、考えても見てください。先生の立場になったら、支援クラスは、何人も、マンツー指導が必要な子がいるわけで、宿題のコーディネートも、一人一人にけっこう大変です。

ママが的確に、細かく、お願いして、先生は、それを連絡帳に書くだけ、となると、仕事は楽になります。そうそうおこる人はいないと思います。

だから、お願いするときは、理由や指針を書いて、なかなか、彼のように、うまく運ばない先生は、具体的に、今日はこれお願いします。と先生が何も考えずにママの尻馬に乗るだけでよいようにしたらいいと思います。やがて、先生が、こっちの意志を組んでくださるようになったら、おまかせする。そういう感じが良いのではないか、と思います。

漠然とした要望的なのは、先生も考える手間が発生して、大変かな、と思います。

なんせ、宿題をやらせる方はこっちなんだから、自分がコーディネートしたやりかたが、まずかったら、自分がかぶるだけなので、先生には、そう迷惑はかからないんじゃないかな、と思います。
 ただ、今どの単元をやっているのか、というのは、教えてほしいですね。

 でも、成長してくれたげんちゃんに、どこやったの?と聞けるようになったので、最近は、それも、先生がしてくださらなくても、けっこうなんとかなっている次第です。

先生のお気持ちをくじくことがないよう、いつも考えますが、結局のところ、どんなことでも、げんちゃんが伸びて行ってることを、先生が認識すると、お母さんのやりかたでいいんだな・・・と思っていただけるようです。

 しかし、発達育児、しっかり取り組もうと思ったら、けっこう教育ママゴンみたいに、細かくなっちゃいますね~。ほんと、娘が何勉強してるか、まったく興味さえなかったお姉ちゃんの時とは大違いで、我ながら笑っちゃいます。

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  1. glow-gen より:

    Rさん
    小学校のこと、そうですよね。私も、入学時は、気分が悪くなってました。
    夏休みまではホームスクールしてなかったし、まだ、学研の先生もいなくて、確か、おねえちゃんの進学塾の若い先生をスカウトして、頼みに行って、塾でのマンツー指導してもらってましたっけね。
     あの頃は、げんちゃん、席につかず、席をはなれて、うろうろしたり、もう、ため息ものでした。
     学校って、勉強が主体のところなのに、そもそも、勉強するスタイルにならない。
     教室では、徘徊はしてなかったけど、2年になったら、教室逃亡が始まりました。

     支援クラスに所属できて、ほっとしました。2年の2学期からですけどね。

     学校選び、福岡には、私立もあって、そこに入れた、発達のお子さんがいますが、色々話を聞くと、それなら、普通の支援クラスの方がよかったんじゃないか、って感じでした。結局、彼女のお子さんは、途中から、フリースクールになりましたけどね。

     私は、支援クラスとホームスクール、今の形がとても気に入ってますが、はたして、中学からはどうなのでしょう。
     確かに、それまでに、がっつりのばしていたいものですね~。
    お互い。
     結局、自分がやるっきゃない、ということですよね。

  2. glow-gen より:

    Kさん
    連絡帳は、はじめっから、これにお願いします。と言って、大学ノートを作って、渡しました。何も考えずそうしたので、そういうものかと思ってました。ノートに書いてわたすといいですよ。その後、ずっとそれを、こっちからのお手紙ノートに使えばいいですよ。そのうち、ひとつになっていくかも。
     人質にとられてる・・・か~。先生が、今まで、あまり変な人ではなかったので、けっこう、こっちのやりたいようにやらせていただきましたが、実際、言いにくい人もいますよね。今後そういう人に当たらないように祈ります。

     だけど、来年は、たぶん、げんちゃん自体が多少ましになっていて、先生がいちいち教えて下さらなくても、学校の様子がわかるようになるといいなー・・・と思ってます。普通クラスの子みたいにね。

     でも、うちの学校の最もだめなところは、支援クラスのおかあさんの交流する場が、ほぼゼロということです。4月以来、まったくここまで、学級懇談会的なのはありません。
     卒業していったママの一人は、転勤してきて、うちの学校に来ていたのだけど、前の学校は、親同士が家族みたいだったようです。
     私は、ブログで広がったお友達もいるので、相談する人がいますが、やはり、もんもんとしているおかあさんもいるはずだから、おかあさんのケア大事だと思うんだけどね。今度先生に言おうと思います。

  3. glow-gen より:

    あきさん
    親は車輪の軸・・・なるほどですね。しっかり、やられていてすごいですね。
    学校の宿題は、普通クラスの子がやる、ごく普通の取り組み的なものになりますよね。そこを、どう利用するか、ってありますよね。
    このあたりのことが、最近なんか、やっと言葉にできるようになってきた気がします。いつか、書いてみたいな、と思いますが、なんか、膨大で卒論みたいになりそうで、簡単にできないんですが・・・

     なぜ、知能指数が低い、現象がおこるのか・・・何ができなくて、そうなるのか。それは、普通の勉強を積み重ねても、なかなか改善できないですよね。体だったり、さまざまなところを上げていかないと。

     じゃあ、家で、宿題に呼応するみたいに、何をすればよいか。しかも、時間の無い中で、・・・もうそういうことを問い続けて、試行錯誤して、5年たってしまいましたね・・・やれやれ。

     宿題は、いわば、最先端の先頭車両・・・ベースがなくて、重心はそこにない。でも、氷を割って突き進むみたいに、とりあえず、誘導していく。そんな感じに思ってます。

     4年生の学校の単元(げんちゃんは、遅れてやってますが。)は、これから行くべき道をつけてくれる。そこを目指して、今何をやればいいのか、それが家庭で取り組むことと、考えるのです。

     以前学校でやってたことが、サポートして、とりあえず、ただやらせてみた、というレベルだったのが、やがて、普通にできるようになる。
    そのあたりの、キャッチアップを見て、また家の取り組みにフィードバックします。

     だから、げんちゃんにとっては、少しレベルの高い、今の学年の学習内容は、たんたんと進んでいっても、それはそれで、役割があると感じます。

     どちらにしても、学校、家、役割がありますから、宿題に望む物は、しっかり伝えられるといいですよね。

     でも、親が、どうすべきか、あまり考えがまとまってないときって、不満は感じるけど、じゃあどうすべきか、自分も伝えられないと言うときがありますよね~。そういう時は、たぶん、悩みますね。

     やはり、親も、フィンランド式に(親も、勉強するんだそうですよ。フィンランド式は)がんばらねばしょうがないですね~。

  4. あき より:

    おはようございます!

    げんママさん、いつも返信ありがとうございます(^^)/

    知能や学力は学校はさほど熱心ではないと感じます

    結局のところ親係りになるんでしょうね

    まぁゆとりでそのように方針が大きく変わりましたから、そこを変えていくのはかなり難しいですよね

    なので、私が意識していることのアピールは事あるごとにして、先生方にも意識を高くして貰えるように努力してます

    うちは母子家庭で、なかなか思うように時間もお金もかけてあげられない部分がありますので、うちの子に関わる人をいかに私の応援団になって貰えるかがかなり重要かなと考えてます

    支援級の保護者の雰囲気も大事だと考えて、参観日に先生にお願いして悩みや困っていることの吐き出し会を設けて貰いました

    そうしたら本当にみんな悩んだり自分を責めたりと相当溜めていて、なかなか話してもわかって貰えない部分もあるので、お互い共感できるところも多く、吐き出したらみんな顔がスッキリして他の保護者の方も前向きに少しなった感じがします

    まだ足並みは揃いませんが、チームプレイで先生方にアピールしていけるとまた学校も変わってくるかなと(*^^*)

    細く長く継続…お互い頑張っていきましょ!

    げんママさんのがんばりは私のカンフル剤です♪

  5. glow-gen より:

    あきさん
    ほんとにすごいです。母子家庭で、これだけがんばっておられるのって、そうそうできないですね。
     うちは、ほとんど、パパは参加してないのですが、一応じゃましないし、働いてくれるので、やっぱり、助けられます。
     もし、パパや、姑がいなかったら、げんちゃん育児は、まったく別物になっていたと思います。
     まわりを見渡すと、子どもが、発達障害で、家庭が崩壊している例も多いです。なぜ、といいたいですが、肝すえて、向かいあえる人ばかりではないし、思いもはるかにおよばないような、大変なお子さんもいます。

     ほんとあきさんは、すばらしいです。
    支援クラスのママたちのリーダーになられているんですね。どんどん、あきさんの前向きさが伝染するといいですね~。
    私も、元気もらってがんばります。

  6. glow-gen より:

    Mさん
    コメントありがとうございます。こちらこそ、読みながらうるうるです。フリースクールに子どもさんがなじんでくれてよかったですね。
     良い学校なんですね。思い切ってやってみてよかったですね。

    しかし、我が子が普通じゃないって知ったとき、やっぱり、親はショックですよね~。私も、全く同じでしたよ。
     振り返れば色々ありましたね~。落ち込んでは立ち上がり、また落ち込む。でも、自分がしかけたことがはまって、子どもが伸びたら、すごくうれしくて、研究者ってこんな感じなんだろうな~と思います。

     ノーベル賞もらうような科学者も、おもしろくておもしろくて、そのつみかさねがすごい発見を生んだりするんでしょうね。でも、その過程では、泣いたり失望したりあるはずです。発達育児も似たようなものです。
    ノーベル賞のかわりは、我が子が、素敵な人生を歩んでくれることですよね。もっといえば、げんちゃんのおかあさんでうらやましい! と言われるのをめざしてます。

     金銭問題・・・確かに、発達育児はお金がかかります。優先順位はとても大事です。でも、まわりの人にどんどん応援たのんで、がんばりましょう。世の中親切な人も多いです。でも、良い仕事見つかるといいですね。仕事も、発達育児の役にたつことがありますからね~・・・

  7. MTパパ より:

    ご無沙汰しております。先日、運動会がありまして、四年目にしてついにかけっこ1位(遅い方の組ですが)、ダンスも普通にこなしておりました。散々やってきた甲斐あって粗大運動は軌道にのったようです。
    今一番の難所は処理スピードの遅さ。おそらく小一か下手したら幼稚園?というレベル。本で読んだんですが、紙に1分間ひたすら丸をたくさん書くというトレーニングがありまして。10歳で100個は書けるようになりたいとのこと。処理速度を司る小脳の臨界期が10歳くらいなんだとか。息子にやらせてみるつもりです。
    これから日が短くなって、トレーニングしづらい季節になりますね。お互い頑張りましょう。

  8. MTパパ より:

    幸いうちの息子は元気に学校に通っていますが、息子の幼稚園の同級生には、今学校に行けていない子もいるようです。
    幼稚園当時はうちの息子のほうが遥かに重症でその子からもバカにされ、将来を心配されていたのですが、今は立場が逆になっています。うちの息子の場合はひたすら体力を鍛える方向に進みましたが、そのお宅は子供の心を整える方向に努力されていたようです。
    子供の状態によって対応は様々なのでしょうが、体を整えることは子供の精神を整えることにつながるのは間違いない気がします

  9. glow-gen より:

    Mさん
    コメント遅くなってすみません。いつも読んでくださってありがとうございます。5年生ですか。3年取り組まれたということは、それまで、わからなかったんですね。たぶん、グレーゾーンだったのでしょうね。1年1年、取り組んでると、まったく別人になりますよね。
    体の取り組みをやると早いです。なんて、私は、げんちゃんの進歩は、まだおそいな~と愚痴っているのですけどね。やったほどのリアクションはいつもないです。だって、普通の子なら、やったぶんだけ行く感じを味わえるでしょうからね。でも、まあ、振り返れば進歩してますね。
    さて、サプリですが、げんちゃんは、4種類使ってます。その中で、もっともおすすめは、やっぱりDHCかな、これは、医学的にも、ちゃんと証明された脳のサプリですよね。AHCもいっしょに入ったものが多いですよね。私は、アルファーGPCをファミリーケアから取り寄せているので、いっしょにDHCも送ってもらってます。内容量が多いとやはり高いです。買うときは、内容量をチェックしたらいいと思います。
    ファミリーケアの鈴木社長に相談したら、PS(フォスファジルセリン)脳の脂質のもとになるそうで、いっしょに買ってます。
    ファミリーケアさんに電話すると、よく教えてくださいますよ。鈴木社長自ら・・げんママに聞いた、と言ってもらったらいいですよ~。
    06-6206-2700

  10. glow-gen より:

    MTパパさん
    コメントすっかり遅くなりました。
    やりましたね~。一番!すごいです。げんちゃんも、かなりいけるようになったと思ったけど、昨日、野球で走らされてて、ほかの子の走り見てたら、どっひゃー。まだまだ一番はとれんな~と思ったばかりでした。
    体を作るのは、脳をおしあげるために、もっとも効率よい気がします。ジョンレイティー先生によると、(脳を鍛えるには運動しかない 著書)うつ病でも、なんでも、とりあえず、運動をさせると、改善がみられるそうです。その本に、よると、心拍数を普通より、何割かあげる運動を20分と書いてましたっけね。

    支援クラスの子は、まだ、バランスボールに乗れない小さえいるみたいですものね。伸びしろ絶大です。パパが運動担当というのは、理想的ですね。うちも、キャッチボールぐらいしてほしいのですが、ぜんぜん無理のようです。(笑)ほんとうらやましいです。

    うちも処理スピードは、過去から今までほんとに、なんでも遅いです。
    学校の問題も、ゆっくり理解することができだしましたが、ほかの子は、もうぱっぱとやる段階に来てて、永遠の道のりにさえ感じますよ。
    年齢期に、10歳なかば・・・・泣き~って感じです。
    あきらめずに、がんばります。

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