>夏休みは、毎年あっという間ですね。
仕事を抜けて、げんちゃんのスケジュールを作っているので、私も、目が回りそう。ブログを更新する暇がありません。
日々色んなことがあります。
先日、げんちゃん、野球の合宿に行きました。合宿は嫌いだそうです。理由は、あんまり言いませんが、いじめられてるとかそういう大ごとのことではないようです。
色んなことから総合すると、まあ、日頃のいたれりつくせりの生活(支援をはじめ、げんちゃんの生活は、けっこうサポート有り、の状態です。)に比べれば、緻密なスケジュール。しかも、お遊びではなく、練習漬け・・・。
青年の家での合宿だから、住環境も、ホテル並とはいかないです。そういう諸々のことのようです。
それに、やっぱり、いじめられてることはなくても、げんちゃんは、クラブメンバーから、軽く見られてるきらいもあります。(サッカーの場合ですが。野球は今回初めて)
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どう考えても、行きたい行きたいと、とびつくものではないのでしょうね。
でも、げんちゃんは、いやだ~とか言いながらも、ちゃんと行くとこが偉いと思います。
どこまで負荷をかけるか、というのは、親の采配でもありますが、私は、けっこう、どんどんかけちゃう方かもしれない、と思います。ソーシャルに関する負荷は、時々、ママの当てがはずれることも多いです。
たとえば、もうそろそろ、普通学級でやれるだろう、と思ったけど、げんちゃんは、まったくやる気なし。すぐに、支援クラスに行きたがる。そういうのも、こっちの読みをはずしています。集団生活で、期待するほどの成果をあげないげんちゃんです。(その他のとこも、似たようなものだけど・・・)
でもまあ、合宿に参加する。おおむね、こなしてくる。上等だと思うべきなのかもしれませんね~。やれやれ
さて、先日、久しぶりに、聞き取りトレーニングをしてみました。
「右から3番目を赤で塗って下さい。左から9番目を青で塗ります。」
並んだ丸を、指示の声通り塗っていく問題です。
げんちゃんは、まあまあやります。
が、しかし、なんと、げんちゃんは、判で押したように、右と言ってるのに、左からやってしまいます。つまり、左右のスイッチングが、相当な確率で起こります。びっくりしてしまって、おもわず、げんちゃんを立たせて、
「はい、右手を上げて~。それから、左足を上げて~。」
と、単純な動作をさせてみました。
お~~! げんちゃんは、なんと、しどろもどろです。おいおい!! 何を今更、そんなとこでつまづいてるんじゃ~。
げんママは、パニックになってしまいました。
この場に及んで、こんなことができてないのかよ~??
実はつい先日、げんちゃんを寝かせた状態で、同じトレーニングをしたら、げんちゃんは、ちゃんと指定された手足を動かすことができたのです。だから、ボディーイメージが良くなってるな、と安心したばかりでした。
(あとから考えれば、寝た状態だと、重力に対する作業がいらないので、それ以外の課題をこなせたのでしょうね。そういうものだそうですよ。)
発達育児で大切なのは、自分の子どもの状態を客観的に把握することと思っている私は、自分の認識が、目の前でくずされていくのを感じました。
体のボディーイメージについて、げんちゃんは、もっと高いステージにいる、と思っていたのは、どうも間違いだったようです。やれやれ。
こういうミステイクに気付くときは、ほんとに、めげてしまいます。なぜ?え~、どうして?この先、この子は、どうなっていくの?
そんな負の考えにとらわれてパニックになってしまうのです。
今回もそうでした。
私は、げんちゃんの体の問題。すなわち、体幹とか、粗大運動とか、一つ一つの筋肉の仕上がりは、ざっとできてきている、と考えていました。
同級生にもおとらない仕上がりになってきてる、と考えていました。
でも、1つ1つの能力を使って、なめらかに、体を動かす、というところは、まだちょっと足りないと思ってました。
でも、右と左がすぐに判断できないほど、なめらかさがないとは考えてなかったのです。
だけど、目の前でおこっているげんちゃんのちぐはぐな動きは、げんちゃんが、私が考えているよりも、もっと低いレベルにいるのだと認識せざる得ないようです。
右と左、左右の出力は、考えている以上に、ハイレベルなことのようです。
人は、自分の体の空間認識に対して、前後、上下、左右・・・の順でできあがっていくそうです。
そのうち、左右の認識の完成、出力は、相当高い脳の機能を要するということなのでしょう。理論的なことを処理していくという、私が最も、げんちゃんにつけてあげたい能力をきたえるには、そこが完成されないと、どうもだめなような気がします。
パニックになってしまった私は、しばらく、落ち着くまで時間がかかりました。
でも、またしきりなおして、戦略をたてなおした結果、げんちゃんの体の認知、そこにもどって、育てる必要があると結論を出しました。
げんちゃんは、なめらかに左右を出力していくために、その前段階として、体のパーツパーツを的確に把握できること、そのレッスンが必要だと思いました。
それで、ここ2週間は、体のマッサージをことさらに、力を入れるようになりました。
とにかく、手足だけではなく、体全身をさすります。
前後、(背中、おなか) わき、足全体、手全体・・・そして触るときは、ポイントごとに、この場所は、どこ?と質問します。
「右足の親指・・・」
げんちゃんは、答えながら、体の感覚と、体のボディー地図を作っていくようにさせます。
まだ、すぐには、効果を感じないけど、左右の手を挙げる出力の訓練をする前に、入力からちゃんと整理してやることが大事だと考えたのです。
ちょっとわかりにくいかもしれないけれど、朝、私たちは、起きたすぐ、体の認識は、鈍感です。頭は覚醒してる、と思ってるのに、思わずトイレに行く途中、壁に肩をぶつけてしまったりしませんか?
歯ブラシ落としちゃったり・・・
朝寝起きのにぶい感覚、ああいう感覚しか、この子達が持ってないとしたらどうでしょう。まず、ちゃんと出力しなさい、という前に、繊細な体のボディー地図を作る必要があるのではないかと思います。
それには、マッサージが効果的だということなのです。
ここは、背中の右上の部分なんだよ・・・ここは、左足の薬指なんだよ・・・
まさか、今頃、まだこういうところから、というのは、ショックではあるのだけどね。マッサージと、ボディー地図のレッスン、毎朝、げんちゃんを起こす時に、せっせとやってる今日この頃です。
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お久しぶりです♪夏休みはあっという間ですね…
ここで追い付きたい!と気持ちばかり焦ってしまいます
げんママさん…心中お察し申し上げます…
ビビりますよね(~O~;)あ~マジか~と私もやっつけられてます(-""-;)
本当に不思議です(。>д<)
夏休みはスタミナをつけようとウォーキングを頑張ってます
疲れたと言う割には勉強がはかどりました!歩きながらの暗唱が目標なんですがまだたどり着きません
スペシャルタイムと言うのを今、やってます
1日15分程度で子供のやりたいことに付き合うだけなんですが、うちの子は見事にはまりました
時間は夜9時から15分だけ。それまでに宿題などやるべきことが終わっているのが条件です。
スペシャルタイムの為に自分から宿題をやるようになってやっと覚えることに意識が向いてきたようです
今さら気づいたのか!って感じです(。>д<)
暑い日が続いていますがお互い暑さに負けず、めげず夏休み頑張りましょ(^o^)
Kさん
がんばってますね~。思わず必死になって、周りからは、虐待してるみたいに、声をあらげることありますあります。
なんか、ふつうの子と思ってやっているんですよね。親は、とくに、わが子が、特別に障害児とか思ってませんからね。あなたなら、できるでしょう。と思いますものね~。
でも、よ~くみると、やっぱり違う。冷静にどこが違うのか観察すると、問題点が現れてきます。
げんちゃんは、やっぱり、フォーカスです。フォーカスが、合わない。そこをほんとに感じます。
でも、昔より、ずっと合ってる。
勉強でも、こっちのいうことへの注意でも、とにかく、そこ一点にちゃんとフォーカスを合わせられれば、もっと効率よく、改善する。
夏休みは、そこをすごく感じてます。
そこを突破するには、何か・・・
学習を積み重ねることだけではいかない気がする。
やはり体だ・・・と思う。
それで、とにかく、マッサージを根気よく続けてます。頭も含め、とにかく体、体・・・・
突破できると楽観主義のげんママは思ってます。
Rさん
みごとです!ママの頑張りには脱帽です。
でも、ちゃんと成果が出てるなんてほんと素晴らしいですね。
何事も、成果といっても、根気よく、続けて続けて、あらそういえば、という感じです。
赤の他人は、時々みるので、進化してるね~と言ってくださるけど、毎日接しているママは、少しずつ少しずつの変化にすぎません。
でもその地道ないっぽしかないです。
ビタミンB群は、ヘモグロビンを作るうえでかかせないし、Dもカルシウムもほんとに大事ですよね。
げんちゃんは、ミドリムシで最低限は確保してます。DHC,AHIもとってますよ。
これらだって、補ってからスタートといった感じですよね。これだけで、ぐんといったとは、長年やってて感じれませんが、ないと話にならないとも思います。
酸素カプセルも、アメリカでは、定番ですか?げんちゃん、今は、行く時間がとれてません。2学期からまた、週に2回なんとかやらせてみようかな~。
学習だけでなく、脳そのもののを効率よくよくする方法・・・あくなき研究を重ねたいと思います。
子供の未来をすばらしいものにしたいですよね~。大好きなわが子ですからね。夏休み、もう終盤になってきてますが、とにかく、地道にやりましょうね。レポートありがとうございます。
あきさん
スペシャルタイムすごいですね。
そのモチベーションでちゃんと取り組める子供さんも、集中力すごいです。
げんちゃんは、ニンジンぶら下げても、なんか、ニンジンには意識がいくけど、やらなきゃいけないことは、いっこうにスルーといった感じです。
とにかく、自分の体がうまく、目の前の課題にあわせられないようです。
夏という、脳には最悪の環境もあるのかな、と思います。
頭寒足熱・・・頭を冷やし、足をぬくめる。
明日は、また盆休みの実家帰りが終わって、発達育児再開ですから、ちょっと工夫してみようと思います。
夏休み、今年は、げんママ、今までで一番、うまくいってないような気がしてます。
いやあ、毎年そういう気分になってる気もします。
ほんと、よそさまのお子さんはすごいと思っちゃいますね。毎年この季節はとくに。
でも、逆上がりができるようになりました。体操の先生のおかげだけど・・・成果もあると思いまうs。
たぶん。日々とりくんでると、まったく感じれないのだけどね。
あと少し、あせらずにがんばりましょうね。
Rさん
すごいハイペースです。サプリなどしっかり与えること大事だと思います。
酸素カプセルもいいですよね。
まだ年齢が幼いので、どれも、効率が良いですよね。
>自分がもっともっと頑張らないと
これ、よくわかります。幼稚園の頃、私も、日々目を血眼にして、少しの空き時間もなくがんばってました。
今も、かわらないとこはあるのですが、今は、げんちゃんが自分一人でやってくれるとこも増えたので、ほんとに楽になってます。
自分がやってることが、時々、軌道修正がいる、と感じる時は、まず、子どもに対しての評価分析が足りない時ですよね。
私も、しょっちゅうです。
そう言うときは、一人で軌道修正できないときもあって、色んな方のアドバイスを受けてきました。
最近もいきづまって、相当右往左往してました。でも、そんな中でも、何かやっていってたら、ちゃんと成果が現れてきますよ。そして、だんだん気づけていきます。だから安心してがんばって下さい。
運動はげんちゃんは、鉄棒やトランポリンなんて、幼児の時は、まったくでした。無理に鉄棒やらせたら、落ちましたモンね。つまり腕の力がまったくだったわけです。
前回りなんて、最近まともなフォームになったばかりだしね。
だから、すごいですよ。子どもさん。
運動には、いくつかの種類があって、スタミナをつけるもの、平衡感覚を養う物、ボールみたい、物を介在してスキルを養う物。体の使い方を覚える物。どれも、きっと大切な要素があるような気がします。まずは、筋力、スタミナ。そしてスキルなのでしょうか。できることをどんどんやっていけばいいですよ。やろうと思っても、できないものもあるから・・・
室内でやるとすると、踏み台を1つ持ってきて、昇降させるのもいいです。げんちゃんは、ブロックで最近、そういうのやってます。足をのせかえるとか・・・
でも、そういうのあきちゃって、しないかもですね。おかあさんが、いっしょに、押し車とか、遊び感覚で、腹筋、や色んな筋肉を鍛える体遊びは、よく本が出てますから、情報は豊富です。捜してみてもいいかもです。
夏は、水泳もいいです。
なんか、上手なアドバイスでなくて、すみません。