> 新学期が始まりました。クラス替えがあり、支援の先生もかわりました。
クラスの先生は女性の先生のようですが、げんちゃんの報告はいまいちよくわからず、どういう先生かまだわかりません。
支援の先生の方は、先日の顔合わせ会に行ってお会いしてきました。
失礼ながら、発達は、ド素人の先生と思われます。(失礼)
50代っぽい、支援は初めてという男の先生でした。この2年間受け持って下さったH先生は、サポートが必要な子どもたちに、重荷を持たれている方でした。また、支援教育の点では、同僚に一目おかれているらしき方で、それもあって、今年は、支援コーディネータという統括業務にまわられたようです。
転勤ではなかったのが、せめてもの救いです。
新しい男の先生は、
「僕は、支援クラスは初めてで、いっしょに勉強していきたいです。」
とご挨拶されました。でも、世間的な常識では、50台で、新しいことを意欲的に勉強していく、というのはあまり期待できないです。
それでも、学校の先生の人当たりとしては、良い感じの先生ではありました。
げんママは、今年から、順番でクラス委員になったので、挨拶させていただきました。
例によって、”自分はホームスクールをしてる”だの、”子どもの改善に、学校と家庭、両方でがんばっていきましょう”、だの言ってみましたが、いつものことだけど、リアクションはさしてありません。
発達を始めて、いやというほど味わったことですが、げんママやここに書き込んで下さる発達ママパパのように、親が主体となって子どもを改善させるのだ、という意気込みの保護者って、ほとんどいないんだな~と思います。たぶん、数%なのかもしれないと思います。
診療所で、時々出会う、発達障害のお母さんに、はっぱをかけても、全然動かないので、今では、相手から働きかけられない限り、エネルギーを使うのをやめました。
でも、お子さんは、かわいそうです。 そう思います。
知り合いの支援学校(高校)の先生が、小学校の時の過ごし方が、その後の支援生活を左右する、と言い切っておられたけど、私もほんとにそう思います。
この時代に、どれだけ、改善しておけるか・・・というのが、非定型の子ども達にとって、もっとも、効率の良い人生スタートとなる、と私は考えています。どの時点でも、取り組めば改善すると思いますが、後半で取り組むより、脳は進化しやすいですからね。
ですから、支援クラスの先生が、学校で、まるで、おもりみたいなことをしてると、ほんとにため息が出ます。
げんちゃんは、幸い、学校のカリキュラムを少しずつやらせていただいて、きちんと、成長の糧になる実感があったのですが、それだって、家庭であらゆる取り組みをした結果、学校でやるお勉強の体勢がとれるようになったおかげです。基礎能力がなければ、学校のカリキュラムは、彼らの能力開発には、あまり機能しないのです。
学年の始めに提出する、支援の子どもの状況調査、および、学校に望むことなどの提出物に、しっかり、色々書き込んで出しました。
先生が、どのようなことをしてくださるか、ということを待つより、げんママは、現状とげんちゃんの目標と戦略をたてて、先生を巻き込んでいく、というのがいつもの方針です。先生も、今こういう状態です。先生には、これを担当してください・・・的なアプローチの方が、お忙しい先生にとってもやりやすいような気がします。
初対面の先生に、いきなり上からそういうことをお願いするのは失礼なので、まずは、先生とうちとけて語れるようになり、互いにある程度、言い合える関係になること。それから、学校での体勢を出来る限り見学に行くこと。
まず1学期前半の目標です。
もし、万が一、支援クラスの状況が、どうしても、げんちゃんの実情やげんママの希望から外れる物であり、かえられないものならば、ホームスクールを増やすとか、個人授業して下さる学研の先生にお願いして、学校以外の生活を充実させることも考えることもありです。
あくまでも、げんちゃんのチームコーディネーターはげんママです。そのスタンスはいつもかわりません。
H先生とは、2年もいっしょにやってきたので、お互いに信頼関係ができました。一生忘れないでしょう。お別れはとても寂しいですが、げんちゃんに、このたび、あえて、素人の、しかも、がたいのでかい男の先生がつくのは、良いこともあると思ってます。
げんちゃんは、まだまだ集団生活においては、できないことだらけだし、相手の方の視点になって考える事が欠落してます。
オーケストラにたとえるなら、1つ1つの楽器は、とりあえず、かなでることが出来るようになってますが、オーケストラとして、機能を発するには、ばらばら、でたらめです。そういう状態にいます。一つ一つの楽器の仕上がりは、特定の差をもって、同級生の後ろから追いかけて行ってるものの、オーケストラそのものの、ハーモニーというか演奏力は、いっこうに差が縮まらないどころか、学年とともに、ひらいている。げんママは、どうしようもないいらだちを感じてます。
見るからに、力関係が上になる男性教師の下で、かちっと規律を守ったり、時には、強く矯められたりすることは、もうかなり進歩をとげた今のげんちゃんに、とても必要です。
実は、サッカー教室も、事情で、所属のチームがかわりました。(グラウンドの距離の問題で、家の近くになりました。)それで、チームメートもかわり、新しい先生になりました。先日、新しい先生と、げんちゃんの今までの状況と、今の状況、そして、直近の目標と、もう少し先の目標。そのために、先生に何をしてほしいか。そのあたりを、お伝えしました。
色んな先生とやりとりして思うのですが、良い先生は、きっちり、こちらが何を期待し、何を望んでいるか、伝えると、きちんと動いて下さいます。 そのためには、こちらの現状分析と目標、戦略がしっかりしている必要を感じます。先生のおかれている状況も把握する必要があります。それ以上の要求をしても先生が困るでしょうからね~。
それにしても4月は、まい年、色んな意味でばたばたしますね。
4年生は、彼のどうしようもなくかわらない社会性、思考のパターン。これが、変化していかなければ、やがて迎える思春期という大波をうまく、乗りこなし、健全な大人への架け橋が渡れないと思ってます。
正念場だな~と、げんママは思います。
昼休みどうやってすごすか、というのがテーマで、学校で描きました。トランポリンです。足の左右で、長さがぜんぜん違う・・こういうちょっとしたところに、まだまだ空間認識の甘さがあります。でも、絵の具を人並みに使いこなしてるのは、すごいことです。
いっきに描いちゃいました。彼は、描きたい時は、まったく迷いがありません。右脳だね~。
そういえば、この絵のタイトルを、「少年ジャンプ」とつけていました。げんちゃんは、ジョークが大好きです。受けないのもたくさんあるけど、これには、笑いました。
げんちゃんの描く絵。ポスターんのコンセプトは、交通安全なのに、げんちゃんワールド炸裂です・・・でも、まあ、まったく絵が描けない時代に、げんちゃんがこんな絵を描けるようになるなんて思えなかったですよね。
手前の人の絵は、のっぺらぼーではなく、後ろ向きなんだとか。後ろは禿頭になるのは、げんちゃんの絵のまだまだ未熟なとこですね。
鳥は、見て描いてます。これが、自作なら、すごいよね~。
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あきさん
コメありがとうございます。がんばりましたね~。(笑)
すばらしいですね。前向き!
支援の親御さんの中で、連絡取り合ってなにかしたいな、と思う方は、今のとこいません。なんでかな~と不思議です。
自分がかわろうとしないと、子どもも変わらない。
すごいな~。名言ですね。
こういう子の親になると、忍耐も訓練されるし、人とのつきあいもスキルアップしてくるし、人間力は、多少はつきますよね~
色んな人たちをまきこんで、チームを作って、子どもをかいぜんしていく・・・大変な作業ですが、大変さをこえて、楽しいこともあります。
人生楽しんで進んでいきたいですね~。
お久しぶりです。
ゲンちゃんも4年生ですか。うちの息子も6年になりました。
ゲンママさんのお話、まったくもって同感です。
学校だったり支援級の父兄だったり『改善する』と話をしても全く聞き耳持たずですね。
私たち自身いろんなことに取り組んできて『あきらめなければ絶対改善する』と今は断言できます。
学校も行政も病院もサポートはしてくれますが助けてくれたり改善を即すようなことはしてくれません。
『天は自ら助くる者を助く』の言葉どうり自分たちで何とかしなくては何も変わらないです。
ぎふてぃっどぱぱさん
がんばってますか~?
やっぱり、取り組む親御さんは数%論は、なまじ嘘じゃないようですね。
まあ、自分の子だけでも、何とかしましょうね。
色々今まで働きかけたのは数知れず、動いてくれたのは、3名。
やっぱり、彼らのお子さんは進化してますね。
パパさんも、なんか、コメントのたびに、力強くなっていきますね。いつか、お会いして同志会しましょうね~。
お返事ありがとうございます(*^^*)
私のコメントの中で、発達…改善に積極的なは「消極的」の間違いです(~O~;)スミマセン!
消極的なのは科学的に裏付けされたセオリーが確立してないので「信用」出来ないと感じているのかなとも
ここに集うパワフルママ&パパはきっと「パイオニア」精神に溢れている方が多いのかもと思います
とにかく改善に効果があるかもってこと片っ端から試しているのではないかと
ざっくり簡単に描かれた地図しかない中で山を越え谷を渡りゴールを探しながら進んでいるようなものだと思います
だから後に続く人の為に目印つけたり道を地図に書き込んだりしているのがここに集うパワフルママ&パパなんだと思います
思うように進めなかったり疲れきって心が折れそうになったり、このアドベンチャーを恨めしく感じたりと独り孤軍奮闘していることに迷いを感じたりと心の中では色々みなさん抱えていると思います
それでも子供によりよい未来へのアイテムを渡したくて前に進むことが親の使命と頑張っているんだと思います
私は一日24時間じゃ足らない!っていつも思います
発達の改善という未開の域の冒険の旅に少しでも多くの発達ママ&パパにも参加して欲しいです
子供は親を助けたいと思って生まれてくるといいます。きっと親として厳しい修行も冒険も私達を成長させてくれようということなんじゃないかと…信じたい…
私…子供を持つまで頭を下げたりするようなことって嫌な奴に思えるかも知れませんがほとんどなかったです
どちらかと言えばお願いされる方だったような
たぶん神様がこのままじゃダメになると息子と打ち合わせして生まれてきたのだろうと、かなり現実逃避ぽいですが(-""-;)
げんママさん、私達は私達のパワフルママ&パパの道を進みましょう✨
自分自身が後悔することがないように(*^^*)
と、ずいぶん偉そうなこと言ってますが(~O~;)
ダメ親と自覚はしているんですよ(ToT)