ママの格闘と改善のダイアリー

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高校卒業後2年目の正月 グループホーム体験 その1

げんちゃんの発達障害改善プロジェクト
あけましておめでとうございます!
ほんとに細々続けている発達育児ブログですが、読んでくださる皆様、ありがとうございます。今年も続けていきます。いっしょに発達育児頑張っていきましょう。よろしくお願いします。あ、絵のげんちゃん馬の吹き出し、変更します。「なんも気にせず、今を漂う・・」でした・・💦

グループホームという場所

前回に引き続きのブログです。前回ブログはこちら
グループホームというものが、どういう場所なのか。
正直なところ、私はよく分かっていませんでした。

ただ話を聞いてみると、かなり幅広い人が利用できる施設のようです。
げんちゃんの療育手帳でも利用可能とのことでした。

精神の手帳を持っている方、身体に障害のある方、そしてげんちゃんのように発達障害、知的障害のある方。
利用者はさまざまで、年齢もまちまちのようでした。そこで暮らすことに困難がある人は、サポートしてもらいながら生活するシステムのようです。

施設の様子と生活環境

げんちゃんが申し込んだグループホームは、まだ新しく、とてもきれいな施設でした。
共有スペースがあり、そこで食事をしたり、テレビを見たりできます。
そこから縦長の廊下が左右に伸びて、廊下には扉がずらりと並び、六畳ほどの部屋になっています。部屋数は20室近くあるようでした。

利用者の部屋は、ワンルームのアパートのような造りで、シングルベッドが一つ、テレビ、エアコン、Wi-Fi。
半畳ほどのクローゼットもありました。
都会で学生が比較的安く借りれるワンルーム、そんな感じでもありますが、お風呂が共同でキッチンがない点は、一人暮らしとは少し違います。
どちらかといえば、会社の寮に近い印象でしょうか。

利用者さんたちの日常

私たちが申し込みと見学に行ったとき、利用者さんたちのほとんどは、ほとんど誰もいませんでした。
就労移行支援に行っている人、働きに出ている人、A型作業所やB型作業所に通っている人、普通の仕事に行っている人もいるに違いありません。
夜になると皆が戻り、夕食をとり、そこで寝泊まりするようです。

支援体制とスタッフの存在

施設には常に管理の方が常駐しており、身体に不自由のある方には入浴のサポートがあり、人によっては買い物などの日常生活に、同行が必要な場合もあるようでした。
通いのヘルパーさんも来られるとのことでした。

げんちゃんの態度と、げんちゃんが感じてるらしい違和感

げんちゃんは、終始陰鬱な表情で施設に向かっていました。
玄関では靴もそろえず、挨拶もろくにできません。
普通の子なら、家ではだらしなくしていても、外に出ればそれなりに振る舞えるものですが、げんちゃんは、出るところに出ても、まともな挨拶すらできない。
まあ、私に促されて「よろしくお願いします」と、通り一遍の挨拶はしましたが。

見学と手続きの時間

テーブルを囲んで少し話を聞いたあと、居室に案内されました。
1階のはしの部屋は、体験を含め、ショートステイするようになっている部屋だと、説明されました。

げんちゃんは黙って部屋を見ていましたが、表情はかなりこわばっていました。

見学が終わると、長い手続きがありました。
共有スペースのテーブルで、いつも、福祉利用の先頭に立ってくださる、計画相談の中野さん(仮名)、施設の方二名、そして私たち。合計5名でお話をしました。

主に話されたのは、なぜ今回この体験をするのか、ということでした。
中野さんは作ってきた書類を見ながら、

「今回グループホームを体験する目的は、今のげんちゃんが置かれている環境と、ここで暮らしている方々の環境の違いを、げんちゃん自身が体験することです。
そして、その経験を今後のげんちゃんの生活につなげたいということ、ですよね。」
そう言いました。私は静かにうなづき、げんちゃんはしんみょうな顔でじっとしていました。

「指導してくれる人」を求めるげんちゃん

それから、しばらく、施設長の話が続きました。何か質問は? と施設長さんは、私たちに聞きます。するとげんちゃんは、おもむろに、
「あなたは、ここの先生なんですか?」
と聞きました。

施設長さんは、「まあ、そんな感じかな」と答えました。
すると今度は、
「ここでは、あなたが指導されるんですか?」
と、また聞くのです。

施設長さんは「そうですね」と答えたあと、こう続けました。
「ここでは“指導する”というより、利用者さんが快適に暮らせるようサポートしています。
あなたは、ここで共同生活を学ぶんですよ」

他力本願な向上心

家にいる間は、指導されるのが鬱陶しいくせに、
ここに来たら、誰が指導してくれるのかを気にする。
どれだけ甘えているのかと思います。

さらにげんちゃんは、
「ここに来て、勉強してもいいんですか?」
などと言い出しました。

手を完全に離されると、自分が落ちる。
それは嫌だ。
向上したい気持ちが、まったくないわけではない。
でも、努力となると逃げ出す。
他力本願なら、なんとかしようとする。
そんな潜在意識が、見え隠れする体験でした。げんちゃんの中にある、矛盾がどんどん噴出するようでした。

帰宅後に見えた一瞬の変化

一時間半ほどの見学と手続きを終え、
次回、げんちゃんが来る際の交通アクセスを確認して、車に乗り込みました。

するとげんちゃんは、これまで見たことがないほど取り乱し、
独り言のように、あ~。がんばらなくっちゃ・・・ともごもご唱えていました。

そして、家に帰ると、何も言わずに塾のプリントを始めました。

続く・・💦

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  1. とんまま より:

    こんばんは。

    グループホームのお話、ありがとうございます。
    私もよく知らないので、行った話を書いてくださるのはとてもありがたいです。

    とんちゃんも将来はお世話になるのが濃厚です。
    げんちゃん程ではありませんが、嫌がっています。自分は今の家でずっと暮らせると思っているのです。
    身の回りの事は何も出来ないのに。
    現実逃避ですね。

    これまでずっと指導する人がいてという環境でしたから、誰が指導者か?という問いはわからなくもないですが。
    やはり受け身の発想からはそう簡単に抜け出せないですね。
    グループホームは、そういう場所ではないという事をわかってもらうには、実際に体験しないとダメかな。

    お試しは、どこまでげんちゃんの意識に刺さったのか。
    気になりますので、また教えて下さい。

  2. とんまま より:

    すみません、ご挨拶もせず

    発達育児はずっとついて回りますね。
    今年もどうぞよろしくお願いします。

    • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

      とんままさん
      あけましておめでとうございます。
      今年もよろしくお願いします!
      げんちゃん育児も、次の展開に入りましたね。ほんと!私が想像できなかった部分たくさんありますね。
      小さいころ、この子が一人で交通機関を使って、移動できるのだろうか…全く想像できない・・・と思っていた部分は、成長しました。
      グループホームもバス、電車、バス・・・と知らないところを一人で調べながら行きました。事前に教えられてはいましたが、昔だったら、無理でしょう。

      しかし、変わらない部分。つながりを自分で考えて、物事の本質をとらえ、理解しようとしないこと。
      ちょっと自分に圧をかけるだけなのに、やろうとしない。

      ほんとに厄介ですね。
      しかし、グループホームというところは、一人の部屋としては狭くて、これが一生の住処、と思うと、ややかわいそうですが、ありがたい場所ではありますね。
      普通のお子さんも、大学でいきなり一人暮らしの前に、こういうゆるい寮みたいなところでステップを踏めればいいかもです。

      お正月だったので、年配の方しかいなかったようです。若い方は、家族のもとに帰っていたのでしょう。つまり、帰る家族がいるということでしょうね。
      でも親が亡くなったり、事情があったりすると、正月でもここに残っていると思います。
      それぞれの事情を抱えた人たちが、生活しています。

      げんちゃんは、とりあえず、一人でここで暮らせるくらいの能力はついたのかな~と思いました。
      ただ自分を律して、ちゃんと丁寧に暮らせるか、それはショートステイではわかりませんね。二泊三日は、なかなか自分を律しながら生活したようです。テレビも、スマホもたいして見ないで過ごしたのかな~・・・

      誰も自分を引き上げてくれる人がいない、と思うと、自分でちゃんとしないと、とは思ったようです。帰ってきたら、あれ?ちょっとましかも、と思う場面もありました。

      ただ、本質改善として、やる気がががが~っと、という風ではなかったですね。外はしっかり伸びて、内面は、あいかわらず、気合がいまいち入らない。

      困ったものです。

      また続編書きますね~。

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