ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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「もうダメだ」からの上昇?単発バイトの効果

何か作っておいて、の電話に反応して、げんちゃんは、初めてこんなものを作っていました。たるたる、肉炒め、盛り付けもまあまあ・・・汁気はインスタントでも、バランスはgood!

時の声はアルバイト

彼は、自分に圧をかけることを極端に嫌います。
先日、この停滞状態を打破すべく、ホテルの短期バイトを見つけて働かせてみました。たった一日の、レストランでの仕事です。
今までの生活だけではもう限界だな、と感じていました。

高校の時に、派遣に登録し、1週間くらい、ホテルでの給仕の仕事をさせたことがあります。もちろん。げんちゃんの平均的な能力を考えると、3段階いやもっとくらい上のチャレンジでした。常識的に考えると、途方もないチャレンジでしょう。ただ、その時、げんちゃんの中に甘えが充満し、どうしようもなくなっていたし、それなりに伸びたところもあって、私は時の声を聞きました。

高校時代のホテルの給仕バイトは、シフトが入らなくなった

アルバイトは、初日に解雇とはなりませんでしたが、あちこちのホテルに入りながら、トータル1週間くらいで、だんだんシフトがなくなって、スタジアムの裏方の皿洗いの仕事を紹介されました。やはり、できなかったのだと思います。皿洗いだって、しっかりできていたかどうか・・・、皿洗いは、シフトが入っていたので、少しはごまかせたのでしょうか。
その時は、高校生という下駄を最大限にフル活用させていただいたからできた経験です。・・・

あの頃は、げんちゃんは、自分ができていないことも、客観的にわかっているとも思えなかったし、実質上の解雇宣言も、たいして把握もできていないといった感じでした。
今考えると、そんなことよくやったと、自分にあきれます。3段階上の挑戦でしたが、あの時、私は時の声を聴きました。その時ほんとに必要なことだったと今も信じています。

そして、バイトを経験できたことは、今回の挑戦のハードルを下げています。
高校卒業して2年間の独自のプロジェクトの最中で、仕事をさせることを、私はなぜ考えなかったかというと・・・高校を卒業したげんちゃんには、高校生という下駄がもうなかったからです。
下駄のない状態では、げんちゃんができそうなことがかったのです。今はまだ、コアな人間力を鍛えるしかない。仕事に到達するには、まだ少し準備がいる。
私はそんな思いで取り組んでいたのです。
・・具体的な就職を目標にしていたわけでもなく、げんちゃんの人間形成をひたすら目標としていたのです。

再度ホテルの仕事

今回の募集は、ホテルの調理補助。前の挑戦の時より、1~2段階上のハードルだと思いました。
裏方の調理の補助なら、できるかもしれない。なんせ、げんちゃんは、一人でも、キッチンで、そこそこ料理を作るようになっています。

マッチングアプリで仕事を取る、その日だけの募集なら、採用する方も、あまり期待はできない人材と割り切ってくれるかもしれないし・・・・

げんちゃんが意外なほど、
「うん、わかった行く。」とあっさり答えました。
げんちゃんって、ほんとに心が動きませんが、新しいところはハードルが低い。どこに行っても、たんたんとしているので、「緊張する。」など言っても、行かないと言わないのが強みです。新しいことをするのは、基本的に大好きなのです。

しかし、久~しぶりのバイト挑戦は、そこに行くまでの道のりを、あらかじめ綿密に計画するというわけでもなく、かなりずさんなものでした。しかたないので、時間に遅れないようにこっちで下駄をはかせてやって、送り出します。

やれやれ。

裏方のはずが…まさかの「シェフ」デビュー!?

当日、指定された身なりをするために、いっしょに洋服を買いに行き、交通費を出してホテルに行ったげんちゃんです。(給料は洋服代で消えましたね 笑)
果たして・・・💦
戻ってきて聞いてみると、なんでも、お客様の前で肉を切り、その場で焼いて提供するという仕事をしたようでした!
「え~~~? そんなことできたの?」
「うん。できた・・・」
「いやいやいや・・・やらかしたでしょ。なんか言われなかったの?」
「肉を力入れて切っちゃダメって言われた。」
「生焼けじゃないの?大丈夫?」
「うん。ちゃんとできたよ。」
「え~自分じゃできたと思っていても、やばかったんじゃないの?」

私も半信半疑。なんせ、裏方の仕事と思っていたのが、ビュッフェでクッキングしながら提供するなんて、ほんとに出来たらすごい話です。

帰ってから、しばらく変な高揚感の中にいたのか、げんちゃんはなんか変です。疲れたのか、また落ちまくってしまいました。
しかし、しばらくして落ち着くと、今までにないしゃきっとした感じが出てきました。

次の仕事を間髪入れずやらせる

もしかしたら、これがなんか起爆剤になるかも・・・
それからまた間髪入れず、今度は、食品の加工工場の仕事を入れてみました。足がないので、送ってやって、4時間近く経って迎えに行きました。

「どんな仕事やったの?」
「イチゴのへたをずっととってたよ。あとは分類して、いいのと悪いの、わけてた。外国人もいたよ。」

とのことでした。

「きつかったでしょ。ずっとそれだけやってたら。」
「うん、きつかった。」
前回ホテルのアルバイトの時より、浮ついたこともなく、なんか、目がきりっとなってる・・・

「またやりたい?」
「うん。」
げんちゃんは淡々と返事をしました。

もうこいつはだめだわ! とうんざりしたところから、急遽一転、げんちゃんはっきり言って、なんか上がってる・・・・

なんか事態が急展開といった感じです。

時に出現するげんちゃんの「腑抜け状態」は凄まじいものです。ホテルのバイトのあとには、一度これに陥っていたけれど、そこから回復したら、なんか、アルバイトをやりたがってるげんちゃんがいて、仕事をするために、いろいろな私からの注意を、素直に聞くげんちゃんがいます。

はっきりいって、階段を一つ上っています。びっくり・・・
何が功を奏するかわかりません・・・
2年間のモラトリアムと、徹底指導・・・全く泣かず飛ばず! 調理師専門学校は合格させてもらえたものの、げんちゃんのくずっぷりと、おバカぶりで、行かせるのは賢明じゃないと辞退!

グループホームと福祉就労に一度完全に突き放すか、と腹をくくったら、一変事態が動き出したようです。

どうなるんでしょう!

色んな単発アルバイトのための、あらゆる指導

挨拶、職場に着く時間配分、常識・・・抜けの多さといったらないです。・・・
げんちゃんの恐ろしいほどの鈍感力と、あつかましい性質が、仕事になると功を奏する・・・といったかんじです。
仕事から帰ったら、毎回根ほり葉ほり復習と総括。

高校の時と違うのは、自分がやりたい、と思っている点でしょうか・・・
この2年間、やはり、伸びているのは伸びてるんだな、と思います。

IQ60スタートの子が普通のバイトなんてある意味すごいこと

そもそも、げんちゃんなんて、一般就労なんて、夢のまた夢・・・というところから始まっている子供です・・
ちょっとずつ、ちょっとずつでも伸びていたんだな、ちょっとうれしい・・・
これから、週1で、私が必死で探しアレンジして、げんちゃんをアルバイトに送り出します

宅急便の仕分け作業、スーパーの裏方・・・会話力もなく、つながりもいまいち考えない・・・
自分すら自分でとらえずあやふや。

でもやっと、自分を外に出したい・・・そんな思いが少し芽生えてきたのでしょう・・・

思い、意識・・・そこを見つめて、外側の能力をつけるのと同時に、内面成長を必死でやってきたことが、今からつながっていったらなー、と願うばかりです。
まあ、しかし、私は、気持ちの中では彼を突き放しています。まだまだ、内面を見つめようとしないげんちゃん。すぐに失速するのは十分想像できます。でも、仕事となるとシビアです。
必死で食いついていくしかないと思います。
新しいステージだな。と思いました。

追伸
2か月に1~2度のペースで料理学校にやり始めたときは、彼が自分で料理を作るなんてイメージできなかったのですが、最近は、冷蔵庫の中身を見てなんか作っておいて、なんていうと、たまに快挙もあります。上の写真は、何の指示も出さなかったのに、卵でタルタルを作り、肉を甘辛く炒め煮して、夕食を作って帰りを待っていてくれました。
げんちゃんの潜在能力はかなり上がったんだなと感じました。とんちんかんを挟み込んできますが・・・

あとはほんとに心です!がんばろう、っていう前向きなシンプルな気持ちだと思います。そこがね・・・なかなか・・・

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