ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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心を使わず、つながりを考えない、げんちゃんは特殊な発達障害?

げんちゃんの料理 たまにけっこうまともなものを作るげんちゃん。豚の生姜焼きが、家に帰るとできていた。気持ちが入ると、こういう快挙もあるのだが・・・・

まともにプレゼントが買えなかったげんちゃん

げんちゃんのこと、なかなか書けませんでした。なんだろう、人生が先に行けば行くほど、私は忙しくなっているような……。仕事、仕事……そして、姑の骨折などなど。
げんちゃんは、一人である程度身の回りのことはできるようになりました。いまだにスケジュール管理は、でたらめだったりしますが。(つながりを考えようとしないので、気持ちが入ればできるときもありますが、入ってない時はめちゃくちゃになります。

とにかく、ざっくり手は離れていますが、まったく安定性がない・・・

そして、げんちゃんの恐るべき頓珍漢(とんちんかん)

先日、げんちゃんにあるミッションをさせてみました。繁華街で、げんちゃんがお世話になっている方の娘さん姉妹へ、プレゼントを買ってくるという初めてのミッションでした。

人にプレゼントを選ぶというのは、合宿の時に、何度もS先生と練習していました。でも、ほとんどはお土産売り場で、お菓子を選ぶというシチュエーション。
今回、げんちゃんは、わざわざ個人的に贈り物を買うミッションです。
繁華街を何時間もうろつき、何度も私に電話をかけてきて、ようやくプレゼントにハンカチを選択するという行動ができました。時間はかかったけれど、まあ妥当な選択だと思って、私はほっとしました!

遅くなって、げんちゃんが帰宅し、私は、げんちゃんが持ち帰ったハンカチを見て、びっくり仰天しました!
なんと、
買ったのは、たった一枚のハンカチだったのです。

「二人」に贈るものだと言っていたのに、なぜ!!!数がわからない?
しばらく、私はぶっ倒れそうな気持になっていました。

しかし、やがて私はげんちゃんの心がいかに動いていないのか、理解しました。彼の中では一人も二人もたいして区別がつかない。つまり、彼らに対して何の思い入れもなく、興味さえなかったのだとわかりました。
彼は、二人を思い浮かべて、つながりを考え、あれこれ選んだというより、ただ、”プレゼント” という浮き上がった孤立したミッションをやったのだと思いました。

自分には関係ない、と心をまったく動かさないげんちゃんにとって、しょっちゅう会っているその姉妹は、部屋の中の「置物」くらいの認識だったのだと思います。
私は、その「興味のなさ」に、げんちゃんの心の動かなさに、ゾッとしました!

「げんちゃん、○○ちゃんと、△△ちゃん二人分だよ!」

私は思わず絶叫してしまいました。
私の狼狽を見て、げんちゃんは、「あ、」と声をだし、
「あれ、あ、そうなの?」ときょとんとしています。

その日、私の心の中にまだ少し残っていたげんちゃんへの期待が、ガラガラと崩れ落ちるのがわかりました。

異次元に住む、繋がらない心

この子は、どこまでも「心」を使わない。私たちの住む世界とは全く別の、異次元に住んでいるのだと思いました。

げんちゃんは、脳のシナプスを繋ぐような「心のアクション」を極端に嫌います。自分の好きなところだけは、衝動的に心のアクションをおこすけれど、あくまで思い付きと衝動です。心のアクションがないのだから、繋がりというものを本当にとらえることができないのです。

いまだに、「何をしている時が一番好き?」と聞くと、一生懸命考えた挙げ句に「ぼーっとしている時かな……」なんて言うけれど、まさに真実なんでしょう。
心のアクションをおこさず、脳死のような状態で、どうやったら省エネで生きていけるのか、彼の思考はそこだけやけに強いこだわりを見せます。
そこに関しては、あっという間につながりを把握します。省エネで、周りをごまかして、いや、周りどころか自分さえごまかし、その瞬間を生きていく。彼はそこだけやけに頭がいいのです。

言葉のレッスンをズームでしてくれるたけ子先生が、げんちゃんの特徴を”脳死”と表現しました。私は、なんてうまい言い方だろうと感心してしまいました。
発達障害のお子さんでも、そう表現されるのは、たけこ先生のクライアント多しといえども、げんちゃんだけじゃないでしょうか!

それほどに感情も意識も、ほんとに動かないげんちゃん。
脳は感情や意識の駆動力で、シナプスをつなげていくのです。当然げんちゃんの成長は遅々とするのもしかたのないことなのかもしれません。 駆動力がない脳は、何も把握しようとしません。

これ以上私ができることはあまりないだろう

やれやれ、もはや、私ができることなんてないわ!としらけました。

今まで、ひもで手首をくくり合って、伴走してきたような私です。でも、そろそろもう放逐したほうがいいな、とふっきれます。げんちゃんをおぶって人生を歩いてやるなんてことはできませんから。ここからは、げんちゃんはそろそろ一人で走るべきだな。もうたくさん、やり方は教えてきたんだし・・・

S先生いわく、
「心の使い方だって、けっこうわかってきている。あとは、自分でそれを必要なところに使っていくだけ。」

・・私もそう思う!

彼がしがみついているロープを取り去って、離陸させよう・・・
それで、彼がどんどん落ちていくなら、もう仕方ない。それはそれで彼の人生の選択だわ!

グループホームのショートステイではなく、どっぷり入れて、働かせよう!

私は、そう思い立って、すぐに、自立訓練の事業所と、計画相談の山本さんに電話したのでした。

続く

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