ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

トップページ

お金は、数字の書いてある紙くらいに思っているのかも・・・


庭の花を描きました~。

げんちゃんの異常性ととんちんかんは、常にこちらをストレスフルにさせます。
まだ、半人前にすらなっていないげんちゃんの日々はおぞましいことだらけです。勉強は、小学生レベルの課題で取り組ませても、常識や行動は、最低限身についていないといけないルールや感覚があります。少しできればいい、というものでもありませんから、大変です。

一見普通に見えるげんちゃんに、これから、社会や他人様は、ごく普通の常識を求めてきます。

お金にルーズで適当な感覚

買い物もよくさせるようになりました。S先生の家の近くにスーパーがあるので、帰りに買い物を言いつけました。
朝ご飯でよく食べる、フリーズドライの味噌汁が、すっかりなくなっていました。私が買い物に行くまで、とりあえず、買ってくるように言いました。

すると、げんちゃんは私に預かった1000円を使って、あきれることをやりました。

なんと、味噌汁の詰め合わせを何袋も買ってきたのです。もちろん自分の所持金を足して・・・・

びっくりしました。いつも、私と一緒に買い物に行く時、私はだいたい、味噌汁のパックを数袋買います。毎日買い物に行くわけではないのでストックのつもりです。
げんちゃんは、私と同じことをやったのです。

確かに1つ買いなさい、と念を押さなかったのは確かです。どうするか見たかったのもありました。
普通のお子さんなら、まず何個買うの?と聞くかもしれませんし、とりあえず、1個買っておこうと、一つだけ買うかもしれません。

とにかく、渡した1000円を超えてまで大量に買うことはしないと思います。

これがげんちゃんの恐ろしいところです。何も聞かず、別におかしいとも思わず、ただ思い付きでそういうことを勝手にやるのです。自分の領分を超えたことを平気でします。
自分の立ち位置も考えません。

行動だけは、普通の自立したお子さんなみの指導権を行使するのです。立ち位置の勘違いもはなはだしい。

初めての行動なのに、自分の判断で全く問題ない、と言う感覚もぞっとします。

指導権行使は、治らない

それからしばらくして、今度は、おばあちゃんの家の、やかんの汚れがとれない、と私に言うので、私は”ポット洗浄中”を買って来たらいいよ。と言いました。
すると、翌日
「お母さん、とれたよ。ポット洗浄中やったらとれた。」
と言うではありませんか。私はちょっと気になって、
「買ったのなら、なんで報告しないの? 領収書をわたさないの? あなたのお金で本来買うものではないのだから。」
と言いました。
すると財布をごそごそして出してきて、領収書を引っ張り出します。そこには、あきれることに、ポット洗浄中が2つ、とありました。

1箱に3個入っていると本人確認しているのに、2箱買ってきたのです。

味噌汁で叱られたばかりなのに・・・

「なんで、勝手に二つも買うの?3つ入っているのよ。第一今持っているのは、あなたが働いたお金なの?」
私が声を荒げました。するとげんちゃんは、

「いるかな、って思って。」
と、言って私の方を見ます。

このずれ、どう説明するのか・・・指導する方も、なかなか高度。ほんとに、いらいらします。

ずれを修正しない家族

さらに、私をいらつかせるのは、おばあちゃんでした。

おばあちゃんに聞いてみると、おばあちゃんも、げんちゃんが2つも買ってきたことを知っていました。

でもまったくスルー。先日味噌汁事件の時も横で聞いていたのに、指導をまるっきりしてませんでした。するどころか、
「ふ~ん。」
そんな感じです。

しかも、
「いくらだった?」
とおばあちゃんはげんちゃんに聞いて、お金を払ったようでした。しかも、げんちゃんが言った、適当な金額(300円もらったようですが、実際は2つで650円くらいでした。)

私はまたあきれて、

「おばあちゃんがお金をくれたことも、まったく言ってないよ。どういうこと?」
げんちゃんは、報告をしません。さらに、げんちゃんは、なんでおばあちゃんがお金をくれたのかも把握していない様子です。そもそも覚えてもないようです。

適当に思い付きでお金を使い、報告もせず、うやむやにする。今のげんちゃんにさせてはいけないことです。私はおばあちゃんに言いました。

「おばあちゃん、先日味噌汁のこともあったでしょ。なんで指導しないの?」
「買ってきたって言ったから・・」
おばあちゃんはずれた答えをします。そういえば、おばあちゃんも、優しくていい人ですが、いつもその場で適当な返事をして、あとは捨てるような気がします。

まるで、げんちゃんのルーツと言った具合です。
こういう子は、母親だけ必死で育てても、なかなか埒があきません。こういう抜け穴があると、なかなかげんちゃんに正しいことが定着しません。困ったものです。

まるであちこちの雨漏りのように、ため息が出ました。

公開コメント 承認後公開

  1. ゆうママ より:

    庭の花の絵がとても素敵ですね。げんちゃんママにはこんな才能があったのですね。
    こういう絵は私には絶対に描けません。やはり持って生まれた能力は人それぞれなのだなぁと思います。
    運動神経がよい子もいれば悪い子もいるように、
    勉強ができる子できない子
    なんでも器用にこなせる子こなせない子

    最近息子を見てるとこんなにできないことをたくさん抱えて不憫だなと思うことがあります。多くの人は周りを見ていろんなことを吸収していって、いとも簡単に身についていくことが身につかないのですからね。
    一番そばにいる親も同じように疲弊するのだけど、ひとつひとつ教えていくしかないのかなぁと思ってます。

    お金の使い方は絶対に身につけなければならないことなのに教えるのは難しいです。息子はお小遣いをわたしたら、あっという間に使ってしまいます。
    どうすれば得になるか?ということにも全く気が及ばないです。例えば同じものがコンビニとスーパーに売ってて、コンビニの方が明らかに高くてもそちらで買う感じですね。
    げんちゃんは味噌汁もポットの洗浄剤もどうして複数購入したのでしょうね?

    適当な返事をするのは発達の子にはありがちですよね。うまく説明できないのと、早く話を終わりたいからのようです。

  2. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    絵ほめて下さりありがとうございます。
    昔美術部だったのですが、そこを終わったら、一生絵を描くこともないかな~。才能ないし・・・とおもっていたのですが、なんか、ふと描きたくなって、たまに、先生にアドバイスしてもらったら、少しうまくなって、描くのが楽しくなりました。
    やはり、これも、指導者次第と思いました。
    ちょっとアドバイスしてもらうだけで、昔自分が才能なくて悲しいな、と思っていた部分が、少し改善してきて、的確な指導ができる人ってすごいな、と思いました。

    10代の頃も、少し絵を習ったのですが、私がだめだったのか、先生が教えるのがそううまくなかったのか、ちっともうまくならなかったのです。

    指導者とはほんとに大事なんだな、と感じました。

    げんちゃんたちは、感覚が違うので、普通の私たちの指導では無理なんだろうな、と最近思います。S先生の指導は、ごく普通の感じに見えても、あとからその意味を聞いたら、へ~、認知が違うのを把握してやってるのがわかってびっくりすることがあります。

    お金のことも、どんどん使ってしまうと言う発達君多いです。げんちゃんも、いっぱい買ってしまうわけですから・・・

    たくさん買うのは、いる、と思うようです。きわめて衝動的なんだと思います。

    適当な返事も、理解できていないことをしっかり言語化してわかっていないのかな~と思ったりします。

    毎日珍事にまみれています。

非公開コメントはこちら

コメントを非公開にしたい方はフォームで直接メッセージください。お返事はコメント欄にいたします。

    タイトルとURLをコピーしました