>先日、普通クラスの面談がありました。げんママは、最近のげんちゃんの伸びに、満足感を感じていたのですが、先生の話を聞いて、またまた、やらなくちゃね~と思いました。
先生は、とても、親切で、笑顔をたやさない、かなり、ポイントの高い先生です。
彼女が話すのは、げんちゃんが、普通クラスで、とても良い感じに、みんなのサポートを受けている・・・ということでした。
「まわりの子も、げんちゃんは、こういう子なんだ。って、普通に認めて受け入れてるようです。幾人かの子が、うまくリードしてあげたり、横で、ちょっと言葉をそえてあげたり、学習や、共同作業の時も、げんちゃんが、うまくできるように、手助けしてあげてます。だから、げんちゃんも、あまり、大きなトラブルなく、教室での生活をすごしてますよ。」
と言われました。
げんママは、お礼を言いましたが、なるほど・・・げんちゃんは、やっぱり、サポートの対象なんだ、と思いました。すごく伸びてて、そこそこやってます。というのとは違ってました。
よく考えてみれば、T先生は、3年で初めて、げんちゃんを見るわけで、げんちゃんが、幼稚園の時、、1年の時どうだったかなんて、知るわけではありません。少々げんちゃんが伸びてても、時系列で、彼を、分析できるわけではないんですよね。だから、目の前のげんちゃんは、単純に、支援から来る、支援を要する、子どもさんなわけです。
いかに、普通クラスで、ストレスなく過ごし、うまく、彼が、生活できるように、サポートしてあげるか、ということが、先生の課題なのだと思います。それを、上手に遂行して下さって、クラスも、とても良い感じにまとめていらして、その結果、げんちゃんの、優雅な学校での日々があるのだと思います。感謝なことです。
でも、げんママは、この面談で、次にげんちゃんが必要な学校生活での課題が見えてきました。げんママは、早速、今までのげんちゃんの伸びとと、家庭での取り組みを、手短に話し、先生にお願いしました。
「先生、げんちゃんは、一つ一つの能力の、つまり、細胞の一つ一つは、まあまあできてきたんです。これからは、その一つ一つをどうアレンジして使っていくか、ということの、コーディネート力を伸ばすのが課題です。
たとえば、プリントにしても、能力に見合ったものなら、100パーセントではないけど、指示すれば、指導者が席をたっても、言われたとこまで、やれるようになってきました。
でも、自分は、今日、これをやらなきゃいけない・・・とか、自分でアレンジして、何かを段取りつけて取り組んでいく、ということは、まだまだ高峰の花です。
これからは、そういう、生きた能力にをつけることが課題なのです。
だから、先生にはお願いなんですが、普通クラスで、たまには、支援員の先生が、手を出さず、自分で気づかせて、ただ見守る中で、課題に取り組ませる、ということを、あえてやってほしいのです。
テストも、普通クラスで、たまにはやらせる。花丸と、丸しか、今はもらってないけど、(自分でできたら花丸、やりかえや、教えてもらったとこは丸、にしてもらってます。×は、もらわないです。)げんちゃんが、少しは取り組める内容なら、ハンデなしで、取り組ませる。たぶん、それをやると、課題がまったく進んでない・・・という悲惨な時間も出てくるとは思いますが、それは、もう気にしないで下さい。
内容をしっかりやらせる時と、自分でアレンジしてチャレンジする時・・・これらをはっきり分けて、取り組んでいこうと思うので、バックアップしていきます。
普通クラスでは、主に、自分で気づいて、何をするのかアレンジする、というのを学ぶ。それを、主体にやっていただきたいのです。それは、普通クラスで、一番学べるものだと思っています。
以前は、まだ、そういう学びが、時期尚早のステージもありました。その時は、ひたすら、取り出して、一つ一つの能力をアップすることに専念してました。でも、今、やっとその時期が来たと思っています。
もちろん、その場の状況で、そうしない方が良いこともあると思いますし、まわりに迷惑がかかるようなこともあるので、すべては、先生の判断でやっていただきたいのですが、そういう課題を意識してもらいたいのです。
もしかしたら、先生の目から見て、私の判断は、まだ早い、と思われるかもしれません。場合によっては、そうしない方が良い時もあるかもしれません。それも、すべて含めて、そういう視点で見て、コーディネートしていただけませんか?」
このような、お話を先生にさせていただきました。
先生は、なるほど、という顔をされて、げんちゃんの現状について、理解されたように見えました。
そのあと、夏休みに入って行われた、サッカーの合宿の様子を、サッカーの先生にお聞きしました。げんちゃんは、前日、ちゃんと、お着替えや、あとの汚れ物の始末の仕方、荷造りなど、しっかり教えたにもかかわらず、下着は、前日の同じものを着て、荷造りは、ぐちゃぐちゃ。行って、そのまま帰ってきたようなありさまで、合宿からもどりました。
先生のお話は、
「前の日の練習着を着ようとしたので、僕が、注意して、新しいのを着るようにし向けました。それから、一つのことに入ると、周りが見えなくなるので、他のチームについて行こうとしたりしてましたね。」
ということでした。やはり、そうです。げんちゃんの、一つ一つの能力を考えると、もうちょっとできてもいいんじゃない、と思うのですが、だめです。
本人が、そういう意識をまったく持ってない、ということもあるし、ワンウェイで、一つの道のみ掘り下げる脳の使い癖もあります。
これからは、全体を見て、局所も見る。全体、時間軸、大きな大きな広がりの中で思考していく。そういうことが必要です。彼らにとって、もっとも苦手とするところです。
だけど、一つ一つのセルができてきているのだから、絶対できない訳ではないでしょう。脳のシナプスは、シンプルな一つ一つが構築されて、ここからさらに、互いの関係性を作って行くわけだと思います。今の延長上に、必ず、良い感じのげんちゃんが待っています。
でも、トレーニングの内容は、かなり、高度になっていくし、家庭で取り組むことだけは足りないことも出てきそうですね。多くの人の中にどんどんさらして、自分で色んなことをやらせることも必要です。ここからが、ある意味、本当に大変になっていくのかもしれませんね。
まったく、常に、常に、課題が生まれてきます。教育とは、まことに、地道で、範囲は多岐にわたり、忍耐と愛情が必要ですね・・・やれやれ
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こんにちは。毎日暑いですね。
読ませていただいて、「そうかー」と思うことがたくさんありました。1つ1つはできる、それを生活に当てはめてやってみる、との間に大きなステップがあるのですね。
あと、普通クラスの先生との面談のお話。望むことは、伝えないと、伝わらない。きっと、先生にとって良い意味で意外だと思われることも多いと思います。
それから、コーディネートつながりで、先日「コーディネーション運動」というものについて教わりました。運動は筋力トレーニングだけでなく、神経伝達機能がムニャムニャ…実践紹介がおもしろかったです。さっそくやらせてみよう、と思いました。
ゲンママさん
早くも8月‼︎ですね。
ゲンちゃんも頑張ってますね。一つ一つは出来るのに総合的に何かするとなると…
ウチの息子も同じですね。なんでそうなるの?と突っ込み入れまくりですね。
夏休みで学校と違い集団行動を強いられないのでウチの息子は絶好調です。
ブレインジム体験してきました。何が驚いたって私自身に大変効果が有りました。これはイイですね。親子で取り組みつつ101をマスターできる様勉強したいです。
ニューロも体験してきました。薬を服用している事も有り脳マップを見させて頂きましたが、息子はちょっと難しいタイプみたいでした。トレーニングの後本人曰く自覚できる違いが体感出来てる様でした。続ける事が出来る様色々な事を考えないと…手軽さて言ったら音楽療法が良さそうですね。これらのトレーニングで薬が要らなくなるのが目標ですね。
あきさん
ざるですか~・・・なるほど。ほんとにそうですよね。不毛だな~ということが続きますよね。げんちゃんの、合宿の前の日の、支度練習も、1時間くらいかかってますが、やってないのと同じです。
学校の準備も、やらせるだけ時間の無駄・・・みたいなことが続いてました。
でも、ある時、自然にできてきてるんですよね。一つ一つの細胞が、つながって、組織を作るのは、やっぱり、しかけて、忍耐して待つしかないのかな~、と思います。
大人になっても、普通の人より、空気読めないかんじではあるのでしょうね。やれやれ。
とのさん
コーディネーション運動、初耳ですが、げんちゃんの状態が改善するような運動なのかな?
まさかね~、そんなものなかなかありませんよね~。
工作は、良いような気がしてます。たとえば、動物園を作る、とか。どこから手をつけて、パーツを作ったら、どうするか・・・みたいな、構築する力をつけるんじゃないかな~と思います。でも、まったくくいつきません。がくっ!
先生には、流れと、現状、今後の希望・・・みたいに、明確にわけて説明するといいのかもですね。男性の方が得意そうですね。
ぎふてぃっどパパさん
そうですか~、ブレインジム、そんなに、効果を感じましたか?すご~い。私は、自分がやって、そんなに効果を明確に感じれなくて、ついつい、さぼりがちになります。
でも、げんちゃんも、そうですが、ちょっとした、コーディネートの不具合なだけ、みたいなことが色々あるのでしょうね。そのちょっとしたことで、うまくいかなかったりしてるんであれば、ちょっとしたことで、改善する可能性も大ですよね~。
でも、ブレインジムは、最初に考えた人はすごいと思います。
ニューロも、よかったんですね。ほんとがんばってますね~。すごいな~。
Tさん
そうですか。一応、今回のものは、そうさせていただきました。とても、ナーバスな問題なので、すみません、中庸的な対応をさせていだだきました。あとお願いを申し入れました。
コーディネーショントレーニングは、ジュニアスポーツの世界では割とメジャーな、いわゆる「運動神経を良くするトレーニング」です。
ボールを上に投げて、体を一回転させてからキャッチしたり、両手両足をリズムに合わせて別々に動かしてみたり…
2つ以上のことを同時にやらせて、動きのスムーズさや空間把握力を高めるトレーニングです。(簡潔に言うと、です。定義はもっと細かいです)
できることよりも、できない動きに挑戦させることに主眼があるようです。
動きのぎこちない子にはいいトレーニングだと思います。一番効果があるのもやはりジュニア年代のようです。
ただ私個人的には、自分の体をちゃんと動かせる最低限の筋力をつけてからでないと意味ない気がします。(つまり、状態が一気に改善するような魔法みたいなものではなく、結局ほかのことと同じで、積み重ねがものをいうということです)
ようやく筋力のついたうちの息子はまさにこれを実践中です。
MTパパさん
わかりやすい説明ありがとうございました。
私も、いつも同様に感じてます。
支援クラスなどで、少し似たようなトレーニングをやってくれていますが、スキルのトレーニングとともに、基礎体力、基礎の筋力、をつけなければ、片翼飛行だと思うのです。
療育などでも、良い、体遊びなどやってくれますが、そもそも、ただ歩く、とか、ただ
走るとか、そういう、基礎の地道なトレーニングをたくさん積み重ねることが足りてないな~と。
サッカー選手でも、走り込みなしに、ボールトレーニングだけしても、なかなかうまくならないのと同じです。でも、その部分は、日々量が必要なので、やはり、親が取り組むのが一番ですよね。
中学高校の運動部は、まさに、うってつけ・・・・毎日ですからね~。ああいうしつこさがいるんだよね。まあ、クラブは、他のファクターも入るので、ちょっと違うんですが・・・・
でも、息子さん、両翼がそなわってくるでしょうね。
両翼飛行なんてとんでもないです。息子のこの不器用さは多少は改善されるにしろ、一生ついてまわるんだろうな、と思っています。
運動での応用のきかなさは、勉強での応用のきかなさにも通じている気がします。
とにかく色々な経験をさせて引き出しを増やしていくことでいくらか改善するのかな、と考えています。
仰るとおり、この子たちには日常の積み重ねが何より重要な気がします。
運動の習い事にしても普通毎日はできませんので、運動が苦手な親でも覚悟を決めて一緒に取り組むのがベストなのかな、と思います。
親が尻叩かないとこの子たちは自発的に運動なんてしませんものね。
ゲンママさん
お疲れ様です。前半飛ばし過ぎてややバテ気味な今日この頃です。
MTパパさんのコメントされてるトレーニング、面白そうですね。ジュニアからスポーツされてる方達は早くから取り組まれているみたいですね。
そういえばサッカーやられてる皆さんはご存知だと思いますが、練習時にするブラジル体操なんですが、なんとブレインジムが元になっているというお話を聞いてびっくり。そういうものを早くから取り入れて選手強化に勤めてきた辺りサッカー王国たる由縁を垣間見ることごできます。凄いですね。
ウチの息子は水泳のコーチとの相性抜群でいつもなら些細な事で行かない辞めると騒ぐのですが今回はもっと行きたいやりたいやりたいとびっくり。
なんか変わってきたかな?
来週から減薬しつつ漢方始めます。コメントされてる皆さんで漢方経験のある方いらしたらご指導お願いします。
後半も頑張らねば。よろしくお願いします。
MTパパさん
そうですね~。ほんと体のぎこちなさは、すべてのコントロールの悪さに通じてますよね。
げんちゃんも、融通きかないです。全体的に。それから、ゼロから1は、後ろから押して押して押しあげてやっと行くものですよね。普通だと、自然と、そこ行ってますよね。
なんだか、あっというまに、夏休みが終わりかけてます。あ~、もう1ヶ月ほしいな~。
ぎふてぃっどパパさん
へ~、ブレインジム入ってるんですか。けっこう、ブレインジムはメジャーなのかな~・・・?良い方法だけど、まだまだマイナーなのか、と思ってました。
漢方は、3つ今までで試してます。抑肝散以外は、尿漏れをなおしたくて、使いましたがだめでしたね~。
最近鍼もやってみましたが、即効性はなかったです。すぐにやめました。鍼のつぼを色々試すのもいいかもしれませんが、通ったりする時間がおしいです。
最近、頭蓋仙骨は、1ヶ月に1回くらいうけてます。ほぼ、良いと言われたのですが、ずっとしないと、またもどりかけてるみたいで、安定性がないようです。
体への、色んな取り組みは、けっこう、ぽつりぽつりと進化してますが、試しては消えというものも色々あります。
効果あるんだろうな、と思いつつ、時間がなくて、やめちゃってるものも多いです。
ほんと、時間ほしいです。