ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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発達障害、できないことはやりたくない!

> 実家に帰っていました。
実家には、げんちゃんと同じ年のいとこのKちゃんがいます。Kちゃんと再会して、げんママはびっくり。何ヶ月かぶりだったので、彼女が、いっきにお姉ちゃんになっていました。

 まず、口元がひきしまり、顔の筋肉から幼児っぽいところが消えています。2才からスイミングに週2回通っているというKちゃんは、体の筋肉もカリっとして、動きがきびきびしています。年長さんの夏休みに、Kちゃんは、おもちゃを、「2,4,6,8、10・・・」と20までさっさと数え、ふたけた計算もこなしていたのを、げんママはあらためて思い出して、なんだかめまいがしそうです。

 げんちゃんは、ママの気持ちはつゆ知らず、Kちゃんとの再会に興奮して、はしゃぎ回っています。

 その姿には、あまりにも差がありすぎて、げんママが、夏休みのげんちゃんの進化に喜んだことが、ぬか喜びのように思えてきました。

 しかし、Kちゃんとげんちゃんが遊んでいる姿を観察すると、げんちゃんのまだまだなところがよく分かりますね。

 体の軸も、Kちゃんに比べてみれば、げんちゃん、まだぽよ~んとしています。上半身から口元にいたる軸は、さらに、ぽよ~ん、ぽよ~ん。目力は、獲物を狙う肉食獣と山羊ほど違いますね・・やれやれ。

 実家のトイレに、Kちゃんの書いた書き取りが貼ってましたが、字も格段にうまい。う~ん。いわゆる発達の早い、”かしこい子”というのは、車にたとえたらポルシェのようじゃ~!!
 げんちゃんは、さしずめ、初期のカローラみたい。まあ、去年は、駆動力のない乳母車くらいだったから、それなりに進化してるんだけどね。とりあえず、走るか。という感じだけど、ポルシェの横に並ぶと、オールドファッションドで、動きが鈍重・・・・時々クラッシュしちゃうしね。

 もうひとり、ポルシェを見かけました。近くのスーパーの、プレーゾーンでその子は光を放ってました。巨大なトランポリンで、その子は、トランポリンに、離れたところから飛び移り、その勢いで、空中回転してました。
 それを何回も繰り返し、大喜びです。飽きると、太い、柱によじのぼり、高い梁にうつって、下にジャンプ。
 またまたそれに飽きると、中空の大きなバルーンのてっぺんに飛び乗り、バルーンの回転にあわせて、地上に飛び降ります。本来、それは、中抜きの穴の中にいるものなのです。てっぺんに乗るなんて、なんてアドベンチャー!

 げんママは、その女の子に目が釘付けになってしまって、話しかけました。
「いくつ?」
げんちゃんと同級生だと思ったのですが、意に反して、年長さんと答えました。うわ~。すごいな~。その場にいたげんちゃんに、その子のまねをさせようとしましたが、鼻っから拒否されました。その子の横にも行きません。
 反対に、女の子の、受け答えときたら、てきぱき、要領を得た会話です。頭の回転も、ポルシェだということがすぐにわかりました。

  げんちゃんのいとこのKちゃんといい、体操選手みたいな年長さんの女の子といい、進化してる子どもたち、ま、いわゆる賢くて、体も切れる子どもたちは、まるでスポーツカーみたいですね。

 スーパーで見た女の子にインタビューしました。
「あなた、すごいね~。どうしてそんなにすごいことできちゃうの? 幼稚園でも毎日そんなことやってるの?」
女の子は、いかにも得意げに
「あたし、毎日、保育園の遊びもので、こんなことやってるのよ。毎日やってきたえてるの。」

 子どもの会話とは思えない・・・もともと能力がある上に、好きだから、どんどんそこに磨きがかかっていくわけだね。

 いとこのKちゃんも、昔ながらのこま遊びを上手にやってました。するするひもをまいて、器用に転がします。げんママ、昔を思い出してやってみたけど、うまくひもも巻けなかったし、うまく回転させられませんでした。ちょっとした練習がいります。
 げんママでさえそうなのだから、げんちゃんがくいつくわけもなく、ここでもすごい能力の差を感じました。

 さて、げんちゃんの本質的な問題は、器用じゃないことも、運動能力が劣ることもさることながら、スポーツカーみたいな女の子たちがやることを見て、やってみよう、と思わないことです。
 自分はできない。無理。と思うのか。自分が、負ける構図がいやなのか、最初からさけてしまうのです。

 自分には関係ないというレッテルを自分で貼ってしまうと、絶対その遊びには参加しません。他の子が楽しく集団で遊んでいても、自分だけ、からにこもって遊んでいます。

だから、ますますできるようにならないという悪循環です。

 他の子どもを見ていると、友達がやっることが、自分にはどうかな?となった時、逃げるのではなく、とりあえず、やってみよう、となります。やってみて、それでも、だめなら、飽きて投げ出す、ということもあるのですが、とりあえず興味津々になります。

 そこが、決定的に違うところです。
 スポーツカーの女の子たちは、”楽しい、得意、またやりたい。”げんちゃんは、”楽しくない、やらない、ずっとできない。”行動のモチベーション自体がまるっきり違います。

このマイナスと、プラスの方向性は、すさまじい差を作ってしまうようです。
 いつものことですが、ここをプラスの循環にもっていく、最初のきっかけ作りに、ママはいつもくたくたになるのですよね。

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公開コメント 承認後公開

  1. glow-gen より:

    B様。すごいですね。一生懸命取り組んでいる子供さんは、どんどんのびていくはずですもんね。
    アルファーGPCは絶対いいと思います。楽しみ。
    げんちゃんは、1日6錠飲ませてます。
    ホースセラピー、馬ですか。素敵ですね。動物が出すエネルギーは人工的なものには代え難いですよ。
     げんママ、落馬がこわくて食指が動かないし、げんちゃんも、たぶん、恐がりで難しいかもしれないけど、いかにも良さそう。
     ナショナルのジョウハはほしいな・・・小さい筋肉を強くして、バランスをやしない、動物とのスキンシップもできて・・・いいだろうな~。
     どんな取り組みか教えてくださいね。

  2. glow-gen より:

    かけママ・・・そうなのか~。なるほど。
     げんちゃんは、他の子より、ずっと手間暇かけてると思います。
     時々ふ~って感じですが、ピアノの先生いわく、器用でかしこい子は、できると、それを追求しない。でも、不器用な子は、できるまでは大変だけど、でき出すとどこまでも深追いしてがんばっちゃうんだそうです。

     器用で賢くないげんちゃんにも、アドバンテージはあるのかもしれない、と思うようにしてます。

  3. manaまま より:

    スイミングはやってない。けど、夏休みあとすこしだけどなるべくいって、夏休み明けはなるべく土日どちらかはつれていきたいです。
    やりたくないことをやらせるのは大変だよね。なんにも考えてない。自由。みたいなかんじだけど、意外とやりたくないことに対する拒否反応はハンパないよね。
    うちなんて世界はやりたくないことであふれてて、大変です。
    ほんとにどうしたもんかねぇ。

  4. じゃはん より:

    余計なことかもしれませんが、酸素ジュースの量を増やしてみるのも手かも。「宿題を自分からやろうとしなかった子どもが、自分から宿題をするようになって、作文で賞を取りました」とあるエジソンパパから聞いたことを思い出しました。

  5. げんママ より:

    manaママ、スイミングいいのでがんばりましょう。ほんと、発達育児は体力勝負だね。先日同級生にあったら若いと言われた。きっとげんちゃんのおかげだよ・・と笑われた。そうかもしれないね。毎日、ほんとどれほどエネルギー使っているか。はんぱないもんね。

     世界はやりたくないことだらけ。確かにね。こっちはやらせたいことだらけ・・反抗期になったらどうなるんだろう。
     でも、たとえば、色んな物をやらせようとしてだめで、グッズだけ、寂しそうに家にあったりするんだけど、ある時が来ると、興味示して自分で出してきたりしますよね。
     子供のペースがあるのか、とびっくりするときもあります。引いたり押したり・・大変です。

  6. げんママ より:

    じゃはん様。ありがとうございます。タブレットをぽいっと飲ませるのに比べて、ジュースは、本人が飲みたいときばかりじゃないし、作る手間もあるので、あんまりやってませんでした。やってみます。
     偏食なので、ベースのジュースもやった方が良いと思ってます。でも、あれ、夏は特に湿気でがしがしになりますね。みんなどうしているのかな。

  7. manaまま より:

    ある。あるっ。
    教材買って、ダメだったか。と思ってても、しばらくとか1年たってとかやりはじめたりすることある。
    ただし、ずっとやんないのもある。

  8. げんママ より:

    manaママやっぱりそうだよね。
    最近では、おばあちゃんがとってくれてた子供チャレンジの教材、宝のもちくされだったのが、使えるようになってるし。
     そうなると、教材自体のかぶがあがるので、私もげんきんだな~と思う。できないときは、これは、あんまり良くない教材だな~、ありきたりで・・なんて言ってた。

     ごめんなさい。でも、まだくいつかないのは、鉄棒です。やれやれ。

  9. nonmama より:

    見ていてやってみようというところ、息子も小さいころから無いですね。ゲームを与えているので友達のソフトは欲しがりますが。。マネをしないので、「お母さんといっしょ」で最後に踊る幼児を見ていてこれも能力なのだな~と感じていました。

    できないと思うからやらない、だからさせる・・・というのがずっと難しくてつねに試行錯誤です。。5年生の今、その辺りもいい意味で鈍感になってきていると思います。とってものんびりです。。

  10. かいすみ より:

    最初の頃は、能力がまだその領域に達していない事から、課題に取り組めませんでしたが、少し頑張ればできそうな領域にきたときには、プライドが邪魔しますねー
    本当にため息がでます

    愛媛に帰省中の海斗くん
    毎日自転車でくり出して、町中探検をしています
    今年からヘルメットを被せて自由行動にしてみました
    東京とは大違い
    山の中腹にある、ひいじいちゃんのお墓までギアなしの自転車で登ったらしくびっくり!
    電導自転車でもなかなかの運動になる上り坂です
    やる気の彼たちは、スゴいなあと感心しました

  11. げんママ より:

    nonmama様。
    そういうところ発達障害の子供に共通なんですねー。でも、不思議ですよね。ブレインジム的には、原始反射のなごり、とか色々びんせきできるのでしょうか。
     こうも、共通なのだったら、うまい解決法がないのかと思います。
     こういう性質って脳のどういう状態が原因でおこっているのか知りたいです。

     ほんと試行錯誤ですね。今日サッカーに行きました。みんなで試合形式になると、参加してなかったです。空を見て、雲をながめてたらしい。ほんと、こっちはエネルギー使います。

  12. げんママ より:

    かいすみ様。少しがんばればできる領域にきたらプライドがじゃまする・・すごい言い得て妙です。

     げんちゃん、足し算少しできだしたのに、間違うと、パニックになって、違う回路が回ります。間違えてもいいんだってばー・・・と言うのですが、病的なこだわり状態が出ます。

     いっきになかなか行けません。ふー・・・

     愛媛のサイクリング、考えただけでも素敵ですね。うちは、自宅のまわりは、福岡市よりずいぶん離れてて、田舎です。田舎でげんちゃんを育てることのメリット感じてますよ。だけど、海ちゃん、体力ついてきましたね。体力、筋力、スキル・・・敏捷性・・・連続してついてきますよね。
     自転車って、乗れるとほんとに楽しいですよね。発達に必須のアイテムですね。

  13. げんママ より:

    あ、そうなんだ。(笑)わざわざありがとうございます。

     発達が遅い子と障害で後れている子・・確かにポイント違いますよね。
     でも、他の子が持ってないユニークなところも持ってるのも確かですよね。
     普通の支援クラスは、溝を埋めることがポイントで、わずかに見える峰を伸ばす才能教育が弱い気がするんだけどね・・。

     げんちゃんの、新学期は、できれば、週1日ホームスクールがしたいです。様子を見て、その方が良かったら、学校を休む日があってもいいな・・・と思ってるの。
     ま、でもどうなるかな~・・・

     やっぱり普通の子と、ポイント違うんだから、同じことしててもね・・・2学期からは遅れもなんとかしたいけど、才能教育もやりたいなー・・・どこに才能あるか、なんて、よっぽど観察しないとわからないからね。

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