ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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自閉症のぼうや。

 > げんママは、げんちゃんの新しい小学校の生活を心配しなきゃいけないのですが、今日も、またまたお節介をやいてしまいました。
以前ブログに書いた3歳の自閉症の男の子を連れてきたお母さんです。

 久しぶりに来られたので、以前おすすめした鈴木先生の「子どもの脳に良いこと」を読みましたか?と尋ねました。

 彼女は、一応読んだみたいなリアクションをしました。でも、彼女の生活に何の変化もおこさず、今まできてしまったのが明らかにわかります。顔には不安だけが漂っています。
 当然彼女の子どもは、以前とまったくかわっていなかったのです。

「今お母さんの取り組みは? 療育ではどういう風にしているの?・・・」

げんママは、びっくりしてたたみかけます。その子は、もう4歳になっていました。先日(まだ3歳だった)来たときは、手先を起用に使ってはさみをもっていたけど、外とまったく関係をもっていませんでした。今回は・・・やはり、彼は、母親さえ認識しているかどうか疑問なくらい、勝手に動き回り、興味のあるものを、かたっぱしらからつかみ、こちらの言うことはまったくわかりません。(そのように見えます。)
 彼は、まるで、野生の動物のように、診療室で浮き上がった存在になっています。

 げんママは、しばらく、彼の好きにさせて様子を見ます。
彼は手足の動かし方がしっかりして、自分の興味のあるものに、するどく視線を向けて集中します。げんママは次にパズルを差し出しました。

 げんちゃんが4歳の時、まったく歯もたたなかったようなものです。彼は、夢中でやります。
でも、
 「さあ、こっちにおいで・・・」
と指示をしても、まったく彼には入りません。まるでブラウン運動のように、診療室を好きに動き回ります。

 「お母さん。見て。彼は、知能が低いなんてことはないのよ。あのパズル、すごい集中力でやってしまったよね。賢い子なのよ。でも、これじゃ、彼は自分の世界で誰ともコミュニケーションとれないよ。ママ、療育にたよってもだめ、医者にたよってもだめ。なおすのはあなたなのよ!」

げんママは、落ち着きなくしているその子にエジソンのフラッシュカードをもってきました。
「ママ見てて・・」
そういうと、もう手になじんでしまったフラッシュカードを猛スピードで見せました。その子は、視線をこちらに向けます。カードを取ろうとするので、げんママはカードを少し動かしながらたぐります。するとどうでしょう。彼の目は、カードに吸い寄せられるように集中し、やがて、体がリズムを取り始めました。指もとんとんとリズムを刻み始めました。

 その子のママの表情が驚きに変わりました。

「見て。彼は言葉と絵をカード見ながらどんどん吸収しているよ。こうやって、言葉を入れていくの。わかる?この子は、ちゃんと治っていくの。ばかじゃないんだよ! 今ママがしないでどうするの? さっきも言ったけどあなたがなおすんだよ!うちの子だって、話したでしょう。大変だったけど、今普通クラスに入学したよ。」(ははは、ただ支援クラスができなかっただけなんだけどね。ま、事実は事実!)

「私が色んなこと手取足取りやってあげたいけど、それは難しいから、まず、基本をエジソンアインシュタイン協会で習ってちょうだい。とにかく、治らないと思っている人たちに、任せたって、教えを請うたって、なおりゃしないのよ。あなたが治すの。いい、わかった。 この子は治っちゃうし、すごい能力をもってるよ。がんばって!」

ははは・・・我ながら変な人(笑)しかし、4歳はまだ結果が早いはず。ママ、くよくよしたりする暇ないんだよ。自分の子は自分でなおす!がんばって。げんママお手伝いするからね。

 

 

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公開コメント 承認後公開

  1. じゃはん より:

    うおーーーー!じゃはん、感激!!!
    素晴らし過ぎます!
    エジソンママ如来ですよ!ほんとに!
    げんママ、嬉し過ぎますよ!!!
    この感謝をどうやって表したら良いものか!
    鈴木先生に報告します!!!!

  2. みゆ より:

    はじめまして!エジソンから来ました!げんママさんにコメントできる喜び、なんとお伝えしたらいいのか・・。こちらの坊やのママさんが早くEEはじめてくれるといいですね。昨年の息子を見ているようで、いてもたってもいられません!私はミクシィで息子の変化を綴っていますが、読み返すほど改善を目の当たりにします。絶対こちらのママさんの意識も変わるはず。げんママさんは神!ぜひ最強エジソン軍団が待っているよ~と伝えてくださいね!過去のブログも少しずつ拝見させていただいております。驚いたのはサリバン先生!つい先日、母のすすめで映画を観たばかり。本当に素晴らしかった!感想は山ほどありますが、今後もお邪魔しますね。

  3. かけママ より:

    かけちゃんに似てる。自分の興味あることや、パズルや迷路、文字に数字など形あるものは得意。けど、人の指示は全くできない。ゲームは年長さんで最後までいったソフトもあります。これだけはクラスの子には負けなかったです。というかあまりのテクニックにクラスの子も感動してました。私は複雑だったけど。なので発達検査もできるんだけど、指示通りに動かないから、最悪な点数になってしまうのよね。
    まだ無知な頃、何でこんなにできるのに、コミュニケーションがとれないの?勉強はどうでもいいから人の言う事を聞いてよ。と思っていたものです。多少今も思っているけど(--〆)そのママも出来る事と苦手な物の差に整理がつかないでいるかもしれません。私、整理がつくのに3年かかってるし。最強のげんママに出会ったそのママ、1日でも早く取り組んで欲しいです。

  4. げんママ より:

    じゃはん様。鈴木先生のノウハウや、他のお母さんたちのノウハウ、事例。
     もっと広まるといいと思います。

     とにかく、EEは民間人をまず訓練して一兵卒にするようなとこだと思ってます。

     まず、戦闘のしかたを習う。戦う心構えを身につける。発達育児は、格闘だから、基本を学んで、実戦をつむ。実戦のノウハウは教えてあげられるけど、素人じゃ教えられない。そんなとこだと思います。軽やかに、力まず戦って、そして勝つ!

     卒業生がめざすのは、勝つことです。子供をすごい子にすることですよね。勝たなくては意味がない。

     エジソンアインシュタイン協会。別名、発達育児ママ養成所・・・みたいな別名をつけるといいかもですね~(笑)

  5. げんママ より:

    みゆ様。初めまして。なんだか、すごいコメントにあずかり、ちょっと恥ずかしいです。

     しかし、みゆ様の子供さん、先日のこの子のような感じだったんですね。それは、大変だったんですね。でも、改善してることを、このママに伝えますね。ありがとうございます。

     サリバン先生。それは見たいです。探してみます。ほんとうに彼女はすごいですね。

  6. げんママ より:

    かけちゃんって、ある意味すごい能力をたずさえているんですね~。
    げんちゃんは、そのあたり、まったくだめで、何の取り柄もないいぞ~・・・という子なので、すごいな、と感心します。でも、確かに、あの子みたいに、そこまでできてるのに、何でコミュニケーションとれないの??って、不思議になりますよね。

     本当に脳はミラクル。トラブルの状態やか所が違うんだね。研究と実戦あるのみですね。

     かけママはそこのプロなんだ。げんちゃんは、いわゆるIQ低い・・・のパターンなので、また専門が違う・・・(笑)
    それぞれ、専科を作りましょう。そのうち、教授と呼び合ったりしてね。(笑)

  7. かけママ より:

    全然プロじゃないよーーー。療育の先生も支援の先生もどう扱っていいのか日々悩んでるみたいです。みょうな知恵も働くもんで・・・。見た目は先生といつも手をつないでるし、自分の名前書いたら、周りの子に字を書いてるーーてビックリされたり(--〆)とても見た目と中身が一致しないと思います。
    何とか解決の糸口見つけたいです。そして同じ症状の子を持つ方にアドバイスしたいなぁ。

  8. kanariraa より:

    げんママさん すごいですね!リスペクトしてしまいます!その自閉症のぼうやが知識を求めているのが手に取るようにわかります。私は、今エジソンの資料待ちです。早く始めたいのですが‥パパが‥資料請求して読んでから~と言うもので…仕方がないかな~なんせ家には大金です。げんママの進めているブレインジムの本 お取り寄せしました。運動 大切ですよね!実は 私は札幌在住です。まだまだ寒く外遊びは出来ません!ブレインジムの存在を教えて頂き 感謝!感謝です!

  9. まなママ より:

    ほんとにかけちゃんってすごいんだね。タイプがぜんぜん違う。
    げんちゃんほど社交性も運動能力もないし、かけちゃんほど勉強できる系じゃないし・・・・。まあ、おちこんでもしかたないんだけどね。
    プロをめざしましょう。わたしも

  10. げんママ より:

    かけママ。私思うんですが、子供によって症状が特徴的で、いくつかのパターンがあるのに、脳のどこの血行がどうなって・・・みたいな研究があまりに遅れてると思いませんか。
     発達をやっているのが、小児科医と、いわゆる教育関係者、という、脳のプロでない人が構成しているのが原因だと思います。

     私そこがもっと知りたいので、たとえば、認知症だとか、脳梗塞だとか、そういう方面から脳にアプローチされている情報に注意してます。もっと生物学的に解明させて、確実な改善方法が知りたいの。小児科医は、脳の専門家ではないもんね。

     やっぱり遅れてるよ。発達障害の学会情報を見ても、いまいちだったです。げんちゃんと、かけちゃんの脳のトラブルはまた違うんだろうに、まったくブラックボックスというのは、怠慢だと思うな~。学会の。
     せめて、治していく手順くらいは解明しましょうね。
     

  11. げんママ より:

    kanariaa様、早く始められたらいいね。リゾレシチンとフィッシュオイルだけでも、早く飲ませられたらいいね。とりあえず、手に入らないのかな~。
     私の周りも、おなじような人がいて、しょうがないので、げんちゃんのを少しわけてあげたら、やっぱり1ヶ月して手応えがあったそうです。
     パパの協力が得られないとなかなか難しいよね。

  12. げんママ より:

    まなママの言うように、かけちゃんすごい。いわゆるギフティッドってやつだよ。でも、ソーシャルを良くするのも、かなり手強いので、苦労がしのばれます。

     まなちゃんのできないとこげんちゃんも同じとこいっぱいあるのでげんちゃんパターンなのかな?
     自分の子のパターンに関してはプロになれるよね。

     やっぱり、かけママにも書いたけど、研究遅れてるよ。あまりにも。ブラックボックスが多すぎて経験的なことしかないので、みんなとまどうんだよね。

  13. かけママ より:

    まなママ、げんママかけちゃんの事気にかけていただいてありがとうございます。嬉しいです。
    かけちゃんの問題はげんちゃんの算数と同じ位の難問なのだと思います。いばらの道です。勉強出来るみたいな感じのコメントになったけど、漢字は教えてないし、たしざんは家ではたす1の計算と学校で10までの合成をパソコンで勉強中。特に難しい事はしてないよ。特別上のランクにいってるわけじゃないのよ。ただ特に教えてる訳じゃないのに答えを書くのです。大変なのはプリントをやらせるように仕向ける事だけです。今のところ。学校も焦らず、人間関係を築くのが1番と考えてるようです。
    脳に関する病気、最近色々見てます。あと低血糖症とペットボトル症候群。偏食だしやたらとジュース飲みたがるし。ふたつとも脳に悪影響な病気。色々見て、脳の血流の大切さはわかった気がします。
    脳のどの部分がいけないのかせめてしりたい。脳波でちょっと気になった部分、人間らしさという点で、前頭葉かなぁとは思っていますが。ほんとは全く考えてなかったところかもしれないし。

  14. glow-gen より:

    かけママ。ほんと不思議だよね。ソーシャルって、どこがどうなって成立するのかな?
    人間は、社会的動物だから、周りと調和するということに、脳が進化してるはずなんだよね。それがいまいちということは、う~ん。研究したいね。私もとても興味あります。
     いわゆるIQとそこはどう違うのでしょうかね。
    血糖の急激な変動で、うつ病がおこつなんていうのもありますね。確かに。

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