ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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行け行けゴーゴー。体育会系ママ

 > 先日、算数地獄に苦しんでいる私のブログに、ともえそろばんの方が書き込んでくださいました。そろばんを実際にダウン症の子供さんに使って指導をしていらっしゃる方で、私のブログを読んで、アドバイスしてくださったのです。(感激~!)

 まだ、げんちゃんの状態だと、100玉そろばんも、普通のそろばんも、まだ早いのではないか、ということでした。まずは、ひたすら、数を数えさせること。目の前にあるものの数を数えて、10玉そろばんに表現していく。そういうことをもっともっとたくさん行うといいです。と教えてくださいました。

 げんちゃんが、どんどん理解してると思いたいし、もっと先に行きたい気持ちでいっぱいのママは、その言葉ではっとしました。
げんちゃんは、わかっているようで、実は、どっちが多い?という質問に、時々ぱっと答えられないし、100まで数えられる、と思っていても、ところどころしどろもどろになります。 どこか、確実性にかけるのです。だから、アドバイスは、とても理解できました。もっと難しくしたいのは、ママ自身の希望で、げんちゃんは、まだ手前をする必要があるんだと思いました。

 昨日ママは、参観日で休みをもらったので、夕方からどっぷりとトレーングをしました。
もちろん、まずはランニング。なんと、げんちゃん、手をのばして走っていたのが、いっぱしのランナーのような、腕の位置で走っていました。ちょっとうれしかったです。
 おうちに帰ったらまずはドリル。本屋さんであらゆるドリルを買っています。(とっくに教材フリークになってますよ~。笑)文字、数、お絵かき、パズル・・どんどんやらせます。ランニングのあとだと、げんちゃん集中が続くようです。
 
 数は、ともえの方のアドバイスどおり、難しいのはやらず、ひたすら数を数えさせます。なるほど、できることは、まだまだ私の考えているより低いレベルのようです。難易度を落としてどんどんやらせます。

 さて、その合間に、ママは遊びを入れます。げんちゃんは、迷路が異常に大好きです。迷路だけは、1~2年生向きの迷路の本でも、熱心に取り組みます。迷路だけとれば、げんちゃんは、あまり遅れがないのではないかと思うほどです。げんちゃんにあたえた迷路の本は、げんちゃんにとっては、どんなおもちゃにもまさる遊び物です。
 ママは、げんちゃんの迷路のゴールに、ドリル、とか、パズル、とか、お絵かき、とか、書きます。ひとつ迷路をすると、そのデューティーをしなければ、次の迷路に進めません。ドリルをやったら、パズルのチケットを渡します。ママは、遊園地の職員のように、げんちゃんにあげた迷路のチケットをもらって、
「どうぞ、迷路をしてください。ありがとうございま~す」
などと言います。
 この作戦は大成功。げんちゃんは、いやなプログラムでも、チケットほしさにがんばりました。

 もちろん、30分位すると、ママは、体を動かすプログラムを挿入します。

 高いチェアーから、ふとんに飛び降りて、そのあと、ママがドッチボール。うまくよけたら、くるっとまわって、またチェアーに戻ってきます。さてそこで、10玉の知育玩具をおいておきます。げんちゃんは、1クールやると、そろばんの玉をひとつ動かします。
 それは、分けた玉の数を音声で答えてくれるすぐれものの教材です。(最近本屋さんで良く見かけるやつです。)げんちゃんは、手で動かした玉の数を音声で確認。

ママとボール遊びに興じて、ダイナミックにジャンプしても、叱られないので、トレーニングとは感じないようです。

 ただ、げんちゃんは、いくつかの課題を自分で順番にやっていくことは難しい子なので、10玉を入れるのを、いつも忘れます。でも、4回目くらいからは、忘れなくなりました。飛んで、逃げて、入れる・・これは、遊びながら、色んな効果がありました。
そして、げんちゃんは、疲れると、お勉強体制に入ってくれました。

 そんなことをどんどん続けながら、はと、気づくと2時間半がたっていました。ドリルもかなりたくさんやりました。字も書きました。

 そして、げんちゃんの運筆が、前よりしっかりしていることがわかりました。3歳児向けの、運筆のドリルは、数ヶ月前、道をはみだしてしまってました。
 はみださないように、真ん中を通れたら、チケットあげようね。でもはみ出したら、あげられないよ。と言うと、真剣に取り組んで、真ん中を通る線が書けました。

 すごいよ。げんちゃん。進歩してる。

 げんちゃんの得意な迷路をかませながら、運動プラグラムを入れながら、げんちゃんが嫌いなプログラムを、難易度を下げてやる。
こういう流れでしょうか。大成功です。それに、迷路のときだけは、いっちょ前に、先手を予想したりしているみたいです。失敗から楽しく修正し、学習している様子です。
 こういう進歩も、サプリがあって、日々のトレーニングがあって、効果を実感しているランニングがあってのことと思えます。
 やはり、鍵は、体と運動ではないかと思います。今日が成功したからといって、また成功するとは限らないのですが、今の勢いで、ぐんと行っちゃえ~。とママは行け行けどんどんモードです。やっほ~!
 走るぞ~。鍛えるぞ~。えいえいお~!

 まだ、足し算に行ってないけど、ママはとても期待してます。お絵かきだけは、なかなかですが、勢いで行っちゃえ~。という気持ちになってる本日です。(また落ち込むくせに。ははは・・・)

 IQ 60 の子が、普通の子にキャッチアップするとしたら、たくさんの知的障害の子供たちの希望の星になるはずです。
げんちゃん、君は、かわいい実験動物。(この表現はりゅうママさんが教えてくれました。)知的障害は治っちゃう!。実証していくのだよ!
(すみません。今日はハイです。)

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公開コメント 承認後公開

  1. 虎パパ より:

    凄くいい取り組みが出来たみたいですね♪

    なんか読んでて嬉しくなっちゃうような感じでした。少しニヤニヤしちゃいました。

    でも、なんだかんだ2時間ほど取り組みしたとか。。。
    大学の授業でも90分ですからそれだけ出来るのは
    げんママさんの飽きさせない取り組みも素晴らしいですが、げんちゃんの集中力も凄いと思います。

    もう既に、いろんな方に希望を与えるような結果が出てたりすると思いますよ^^
    僕も頑張らないとなぁ~。ありがとうございます。

  2. まなママ より:

    ともえの方のお話とても興味もてました。もう一度基本にたちかえるというか、数を数えるからね。私もさきにすすむことばっかり考えてたけど、よく考えたらそのレベルだよなぁ。と。その方はブログとかやられてるのかな?とっても興味があります。近所だったら習わせたいくらいだなぁ。

  3. げんママ より:

    虎パパの書いてくれたように、げんちゃんの集中力は、何ヶ月前よりぐっと進歩しています。
     でも、いつでもこうではなくて、ランニングを終えて、はーはーいってるそばからやると、彼は迷いなくドリルに入ります。
     ランニング後でなくても、まえよりはましですが、ランニング後はあきらかに、すっと入る感じがしています。
     学びは遊び、遊びは学び・・・これは、茂木健一郎さんの本にかいてありましたが、ここ最近、げんちゃんは、けっこうドリルでも何でも楽しそうです。少なくとも、しかられながら、サルを調教するみたいに(笑)やってた頃とは大違いです。

     虎パパぼうやも、同じ流れで、同じように進歩していくと思います。これは脳の進歩なので・・・良い兆しが見えると、やるほうも勢いがつきます。いれしいことに。

     とまだハイのようです。

  4. げんママ より:

    まなママもそう思いましたか。
    たぶん、数字をきっちり数えられて、数の認識がきっちりできれば、足し算もスムーズだと思います。
    普通の子は、その定着が早いので、早く足し算に行けるだけで、そこをやれば、次に進むのはたぶん今よりずっとらくだと思います。
     基本の数にもどってやってますが、目で見て、すぐに数がわかる速さが、明らかに前より速くなっている。
     手ごたえがあります。

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