>げんちゃんは、半年の間に機能によっては、1年分ものびてることがわかって、ママはとても安心しました。希望が見える、ということが、障害をもつ子の親にどんなに必要なことかよくわかります。いつも落ち込む時は、将来がイメージできなくなるときのようです。昨日から、数字や図形のトレーニングをしてみました。いきなりすごい進歩が見られるわけではありません。う~ん。・・・は~(ため息)
でも、希望や将来のハッピーなイメージが見え始めたので、そう気になりません。不思議ですよね。
親戚の学校の先生が遊びに来ました。彼女は、春にげんちゃんを見て、
自閉症の特徴が、ばりばりあるな、と思ったそうです。でも、それがほとんどなくなってる、と言いました。(ほとんどというのは、ちょっとリップサービスのようですが。)
鈴木先生のメソッドを説明してしまいました。
彼女は、支援のクラスの先生もしたことがあるので、いろんなことを話し始めます。今までに一番気の毒だった子の話をしました。
その子はダウン症。彼が生まれた時、お父さんは、家を出てしまったそうです。母親はそれを悲観して、親子でビルの上から飛び降りました。そのとき、お母さんは亡くなって、なんとか一命をとりとめた彼は、祖父母のもとで暮らしました。体にはその時の傷跡がたくさんあるそうです。
祖父母もとうとう年をとってしまったので、彼は、支援クラスから施設に移らざるえなかったようです。
なんだか、悲しいですね。ダウン症イコール知的障害ではないんですよ。と鈴木先生に先日聞いたばかり。
でも、職場の洋子さんのダウン症のゆうちゃんも、生まれた時に、父親は絶対に会いにこなかったそうです。その後、父親は、一度もゆうちゃんに会うこともなく、彼女の家庭は崩壊しました。
そういう例はあとをたたないようです。
知的障害は改善するし、天才卵だということを、世間は知りません。そういうことがあるのも理解できます。
エジソンプログラムを申し込んでいる人たちは、ある意味すごく恵まれた人たちだと思います。家族が、なんとか、一丸となって子供の障害に取り組もう、という姿勢がある。それに、なんとか、40万ほどの費用も捻出できた。母親も前向きに取り組んでいける・・・
現実には、恵まれた家庭であっても、知的障害は改善することはない、とあきらめている人もいます。定説をくつがえす考えが、すっと受け入れられなかったり、それぞれに家庭の事情がじゃましている人たちもいると思います。
エジソンメソッドに出会い、幸せな結果を生み出すことができたら、今度は、そういう周りの人たちのために、何かお役にたつことを考えられればいいですね。
げんママは、老後の課題にしてます。(笑・・気の早いこと。まだ支援クラスがどうの、とか言っているのにね・・・)
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胸が痛みます。
私がお世話になっていた、病院とその療育センターで
出会ったお母さん達は、皆、悩みながらも、子供のつまずきに
気付き、前向きにされていた方ばかりだったので。
向き合えあない親御さんも、いらっしゃるのも知っていましたが、
崩壊してしまって例は、身近にはありませんでした。
でも、定型発達の人でも、変わった人は多いし、世の中全て
平均値な子ばかりだったら、つまらないですよね。
可能性は無限にあって、ちょっとスタートが遅くても、遠回りでも
絶対成長してくれる事を信じて、私も背筋を伸ばして、ゲロタに
向き合おうと思いました。
障害をもってる、もってないにかかわらず、親力は低下傾向にあって、親がちゃんと育ててなくて、発達障害にしてしまったという例も多いそうですし、せめて、自分の子は、しっかり向き合って、立派に育てたいですね。
>ゲロタママの、背筋を伸ばして・・・良い言葉です。
けっこう、まわりには聞きますよ。
医療人は、障害じゃなくても、難病をかかえた子供の家族が崩壊するのも見ています。
悲しいことです。