>げんちゃんに無理やりならわせているピアノは、早5ヶ月になるのに、まったく、先生の言うとおりにならず、ピアノの前にも座らない、という困った状態でしたが、少し光が見えました。
鈴木メソッドの電話相談で、ピアノの鍵盤をたたくということは、まだ少し早いのでは?と言われ、パーカッションから入ってみてください、とアドバイスされたのです。
家で、怖い顔で、ここがドだよ。ひいてごらん!、と私がすごむのはやめて、キーボードの自動演奏でも何でも、げんちゃんの好きなモードにして、目の前に、音の出る空き瓶や、たいこをならべました。お箸を渡して、たたいていいよ、とやさしくにっこり。
げんちゃんは、ピアノの自動演奏にあわせて、ビンや太鼓をたたいてご機嫌です。
「あ、これだったのか~」 と思うままです。
げんちゃんは、なんとしばらくすると、鍵盤を指で押すようになりました。でたらめだけど、色々な指を使って押してます。自動演奏にあわせて、おさえるべきキーに電気がつくと、げんちゃんは、一生懸命おっかけて、
「まま、つかまえた~」
とうれしそうです。
20分くらい遊んだら、なんと、げんちゃんは、音楽モードになっていたようで、映画「天使にラブソング」を見ると言い出しました。
これは、ウーピーゴールドバーグのヒット作で、すばらしい合唱に満ちた音楽映画なのです。
ほー・・・・ママはおどろいたのは言うまでもありません。
翌日、ハンディキャップ教育に興味をもってがんばっている、ピアノの先生の友人に、この話をすると、(彼女は地理的にげんちゃんを担当することが難しいので残念なんだけどね。)
「楽譜を見て、ハイここがドで、・・・みたいな教え方は、かんぜん、左脳教育だもんね。耳から聞いて、体で表現、というのがいいんだよ」
と説明してくれました。
それで、ママは、これだ、と思いました。早速家に帰って、大きなテレビにネットをつないで、ユーチューブが見れるようにしました。私の大好きな、乗りの良い曲を、ミュージシャンの映像付でげんちゃんに見せようと思います。
耳だけより、絶対に入っていけるし、クラッシックだけではなく、ビートルズもビージーズも、何でも見せながら聞かせられます。
げんちゃんは、どんなことに興味をしめして、どんな能力があるのかまだわかりませんが、音楽は、時に人をいやし、人をはげますので、絶対に、げんちゃんの体に浸透させてあげたいな、と思います。
ま、しかし、ここ1週間、職場へお泊りしたり、深夜まで仕事したり、げんちゃん教育はほんと、ぼちぼちですね~。
でも、なんか、最近、げんちゃんが個性的で面白いという長所ばかりに目がいく前向きなママです。いい傾向です。
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