発達障害、理解できない行動
げんちゃんのあるあるで、とても信じられないことがあります。
先日、駅まで乗っている自転車が壊れたようでした。学校から家に帰ってくる時に、ペダルがまわらなくなっていたようです。
いつも、学校から帰ったら、職場に電話しなさい、と言いつけています。それで、6~7割は電話を入れます。
なぜそうさせるか、というと、適当に好き勝手させてると、完全気持ちを抜いて、糸が切れた凧みたいになることがあるので、帰って、報告を入れることで、引き締める意味合いがあります。それに、その日の打ち合わせをしたりします。
電話をしない日もあります。そういう日は勝手な自己判断に陥っています。時々、ちゃんと電話しなさい、と、しつこく念押ししないと、すぐに、ああ、言われなくなったから、もういいだろう、と、なるのか、忘れるのか、自然消滅してきます。
さて、自転車が壊れた日、げんちゃんは、電話でそのことを伝えませんでした。
夜遅く家に帰ると、げんちゃんが
「あの今日、自転車が壊れて、治さないといけない。」
と言い出しました。
そんなこと言われても、当然、自転車屋さんはクローズです。電話してきた段階でちゃんと報告していれば、指示ができたし、もしかしたら、私も自転車屋さんが開いてる、早い時間に帰ってこれたかもしれません。
しかし、すべてが終わった一日の最後に言われても、何もできません。
なぜ言わないのか・・・
ほんとにげんちゃんは、こういうことが多いです。
何をどのように、という段取り、こうすればその後どうなる、といった、的確な判断をしようとしません。
ちょっと頭を使えばできるのに、ほんとに使おうとしない。
けっこういい感じで、行動できてきたな、と思うと、こうやって、どかんとへんてこりんがおこるのです。
まだまだ、すべてにおいて安定性がない。
自転車が足のげんちゃんの、自転車がらみのエピソードは、過去にもたくさんありました。
自転車が壊れた、というのは、最優先事項なのに、過去にも、何も言わずそのままということが、何度もありました。
自転車屋さんの閉店時間についても、何度も色々あってるんだから、覚えていてもよさそうなのに、全然把握していない。
自分のことなのに、まるで、他人事・・・、よくあるげんちゃんのあるあるです。
普通の子なら、真っ先に、言わずにおれないようなことを、なぜか平気で言わない。
心にひっかからないのか、先が読めないのか。
気持ち悪くないのか。
これは何なんでしょう。
まだまだ、指導の最中です。
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同じようなことがうちの息子にもあります。
今まで困らないように黒子的にサポートしてきたのがよくなかったのかとも思います。結果的になんとかなってきているのですよね。
修学旅行の荷造りもいい加減。気温を予報して服を準備するのもできないですし、大きな荷物に入れるものと手元に持っておくものとを分類するのも無理でした。
その都度その都度言わなければできないというのは、どうしたらいいのでしょうね?
ゆうママさん
しっかり心に落とさないという、発達障害特有の問題ですね~。げんちゃんもお子さんも。
昨日、結構気温が下がって寒かったのですが、げんちゃんは、あいかわらず、半そでの私服でした。それでふと見ると、暖房を入れていて、驚きでした。すべてが場当たり的なんですよ。
これではいけない、と強く自覚すれば、なんとかなっていくと思いますが、その気持ちの使い方が希薄。
最近作文で、自分に徹底的に向き合わせているので、少しは、効果もあるような・・・
それと、ドローンも、さぼっていたので、またやるように指導しました。
あれは、空間認知にもいいし、ぼんやりした意識だと、うまくできない。充電時間のリミットもあっていいなあ~と思います。
荷物の分類・・・旅行中のことを想定して、考えさせて、細やかに説明してやるのがいいのでしょうね。
こんなことまで注釈を入れるか、というとこまで、質問して、言葉にしてやる。こっちはいらいらしてしまいますが、意識喚起するにはそれしかないかな~と思います。
そのうち、ちょっときっかけを言ってあげれば、それなりにできるようになるんではないかと思います。
とはいえ、適当に聞いてるふりだけの時もあるので、手を出す加減もむつかしいです。
ひたすら根気です。うんざりしますね~。