デッサン教室でのポットの絵のラフ。どっちが、現実に近いのか・・・絵が描けない、とか騒いでいた小学校の時に、これを描いたら、花丸だったかもしれないけれど・・”(-“”-)”
まだ学習は始まらない、4月、げんちゃんの高校
新学期、毎年ながら、のんびりした学校で、4月いっぱい昼までで下校です。
勉強はせず、毎日オリエンテーション・・・
昨日は、サッカーで親睦してきたのだとか。
よくよく見ると、学校に入ったころよりかは、学校のことも少しは話すようになってるげんちゃんに気づきます。
「女の子で、○○さんと言う人がいるんだけど、同じクラスだったよ。」
「先生は○○先生と、▼▼先生と、☆☆先生だよ。」
「今日は、オリエンテーションでサッカーをしたよ。つかれた~。」
いやはや、これで前より話すなんて、おしゃべりなお子さんからしたらびっくりでしょう・・・笑笑
そこで、根掘り葉掘り、できるだけ深堀させていこうとしますが、まあ、あまり広がらない・・・
ぶつ切りげんちゃん。
初めての進路についての会話
しかし、ちょっとびっくりしたことがありました。
「僕が、アルバイトした○○ホテルの近くに、お料理学校っがあって、そこに行ったらいいんじゃないかな、って思ったんだよ。」
と突然、卒業後の進路について言いました。
かなりびっくりしました。自発的に、何かがしたい、なんてことが、幼少のころから皆無のげんちゃん。”自分の思い”というものを出させるために、ほんとにどれだけ努力してきたことか・・・
彼が自分の進路について、自分から考えつくなんて、驚きです。(お料理学校という話は、私が以前、漠然としたことはありますが。・・)
もちろん、じゃあ、そのためにどうするこうする・・・とか、深堀はありません。
でも、ただの思い付きにしても、気持ちが入った時の能力は(あくまでも)、ほんとに上がってきてるんだな~と思います。
すかさず、
「まあ、小学校の算数くらいできないと、お料理学校に行っても、ついてはいけないよね。」
と言ったら、
「うん。」
と返事をして終わりましたが・・・・
まあ、そういう、はっとすることもありますが、基本的には、ちょっとできたというだけで、すぐに、万能感が出て、なんでもできてる、と勘違いする、自己認知の狂いが出るげんちゃんです。
そうなると、すぐに、気持ちを抜いて、適当にやる。
ちょっと気持ちが動いた瞬間だけ、まともなげんちゃんになるだけで、つながりません。
高校三年生で、まだまだ小学校算数の徹底入力
先日、週1行っている塾で、小学校5年生の国語算数の全国模試を受けたのですが、算数なんて、30点ですからね~。国語だって50点。
お料理学校に行くベースがまだないよ!
って感じです。
量を計ったり、単位をかえたり、それこそ小学校算数はお料理学校には必須。
そして、算数障害のげんちゃんは、今やっと、小学生の反復計算をやるステージにきてるようです。
あえて、単純な計算を大量にやっていく時期です。
2~4年生くらいの、膨大な計算練習。普通の子なら、あの時期の反復で、きっちり入っていると思いますが、げんちゃんは、まだまだぼんやりです。
やっと今頃、それをやる時期に来ているんだろうと思います。
計算一つにしても、計算だけやってできるようになりません。
たくさんの余分とも思える経験を積ませ、あらゆるトレーニングをして、それらの集大成として、やっと、計算にたどりつく、と言った感じです。
まあ、こののんびりした高校だからこそ、できるげんちゃんのカリキュラムですね~。
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