ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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くもんデビュー

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夏休みは、毎年、とくに何も予定がない日は、朝、3時間、昼からまた3時間、学習に取り組んでいます。

今年は、極力、私がげんちゃんを教えない方がいい、と思い、経済的にはかなり大変ですが、K先生にお願いするようにしています。でも、私がしないといけない時は、できるだけ、工作したり、本の音読させたり、学校の学習的メニューをさけています。

けっこう、伸びてきた、と思っているのに、学習させると、は~? まだ君は、そんなレベルなの? となって、私のメンタルにも悪いし、つい罵倒してしまったりして、今最も大切な、彼のメンタルの成長にマイナスになるな、と思われるからです。

K先生の報告にしても、たまにやる私のレッスンにしても、過去一番、時間内の効率は良くなっていますが、まあ、普通のお子さんに比べれば、まだまだ低いレベルです。

さて、夏休みから、また新しい試みが加わりました。くもんデビューをしました。
実は、K先生が予定が入って、一日何もできない日がけっこうあるので、どなたか、穴を埋めてくださる方はないか、家庭教師の業界とか、知り合いとか探してみたのですが、やたらに高かったり、ワンポイントリリーフではだめだったり、素人の学生アルバイトだったりして、どうもしっくりこないので、家から200メートルほどのところにあるくもん教室に電話してみました。

公文は、週に二日しかやってないので、あいた時間にアルバイトしてくれればいいや、と思って交渉してみました。昔より、少しは普通に学習に取り組めるステージになったので、普通に教えられるスキルと熱心さがあったら、誰でも問題ないかな、と思いました。

さて、アポをとってお話に行きました。中年のベテランの先生でした。ちょうど夏季の子供集めにビラとか配っておられたらしく、あいた時間のアルバイトは願ったりだったようです。
今までのげんちゃんの経緯をお話すると、
「こんなお母さん初めてお会いしました。私も、今まで、発達障害のお子さんは何人も教えています。座っておれなくて、時々、教室中ぐるぐる回りながらやるようなお子さんもいました。でも、お母さんが、ほんとによくやっておられるので、この私で満足がいくかどうか?」

謙遜されてました。でも、最終的に、やる気まんまんで引き受けてくださいました。
ついでに、公文の学習内容などもレクチャーされました。公文など考えてみたこともなかったのですが、自立学習システム、ってかんじで、その子にあったレベルの小さなプリントをどんどんやって行くそうです。おためしにやってみたら、げんちゃんのレベルいっぱいに落としたところから始めるので、げんちゃんは、ちょっとはまっていました。
なんたって、いつも、四苦八苦して学年のとこなどをやるので、できる喜びを味わっていたのでしょう。

げんちゃんには、今、自立、ということを最大のテーマに試行錯誤してます。あら、いいかも!

時間をどうするか・・・という問題も、公文は、3次から9時まであいていて、どの時間に行ってもいいらしく、K先生が終わってから、直行することになりました。夏休みは、昼からの部を公文教室ですりかえたり・・・なんせ、6年のことを教えたり、てんこもりやることがあるので、ひたすら、簡単な計算をたくさんやる、とか、簡単な文章題を、反復して解く、とか、普段は時間が取れないのが現実です。ちょうどいいかもしれません。

げんちゃんも、何かがびびっときたらしく、やりたい、と言いました。先生も、ベテランのくもん教師。げんちゃんという素材の扱いをけっこう心得ているようです。また、今までにはなかったアプローチでもあります。とにかく、自分でやる。K先生が休みの時、2度ほど、そのT先生にお願いしました。T先生は、普通に、自分で取り組むことを、げんちゃんに課したらしく、ほとんど夏休み帳がすすんでいなかったりしました。でも、新たなエッセンスになっていることは確かで、げんちゃんは、くもんをきっかけに、手ごたえがちょっとかわりました。

くもんの宿題も、簡単な問題の反復練習のような感じなので、もう私はノータッチで自分で時間を決めてやらせるようにしました。まあ、この時間を使ってやれば、とその時その時、声掛けはしないとだめですが。まるで、ピアノレッスンと同じように、レベルを落として、すべて自分でやる。ということにトライすることになったのです。期せずしてた。

少し進化したと言っても、まわりが下駄をはかせて持ち上げているだけで、彼一人で、生活全般段取りして、先を読んで、行動決定しているわけではないので、くもんに入れただけでも、進化と考えるべきなのでしょう。
自立のきっかけになってほしいです。

ここから先は、私はやれることをすべてやりつくし、なにもできない無力感で一杯です。何かがきっかけで、時限装置に火がつくのを、ただ祈るばかり。

化学変化をおこしてほしいです。

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  1. robo223 より:

    げんちゃん、くもんに自分で行きたい!と言って通っているなんて、すごいですね。ますます、頼もしくなって来ましたね!

    くもんは、初め学年を下げてスタートしてくれるので、自学自習の習慣も無理なくついて、いいですよね。しかも、簡単な計算に取り組むことは、ワーキングメモリを向上させるのに、大変有効なのだそうです。ワーキングメモリは、一斉指示を聞き取る能力に関係しているので、まさに一石二鳥ですね。(前回のブログで一斉指示の聞き取りに課題があるとありましたので。)

    また、げんちゃんには、今、承認要求があるようなので、否定的なことを言わなければならない場面を減らすのは、とてもいいですね。どうしても親だと力が入ってしまいますものね。

    ちなみに、自己肯定感の高い低いは、能力の高い低いとは関係ないのだそうです。客観的に見ると、勉強もスポーツもできているのに、自己肯定感の低い人がいます。その人達は、幼い頃、ありのままの自分で良いということを実感できなかったことが原因の場合があるようです。

    長男長女で両親の期待が大きかったり、また、両親の社会的地位が高いと自ら自分にプレッシャーを掛けていたりするのだそうです。こういった人達の自己肯定感を上げる手っ取り早い方法は、やはり「ほめる」ことなのだそうです。

    すでに、げんちゃんママさんはげんちゃんのことをほめてらっしゃると思いますが、夏休みに、改めて意識されるといいかな、と余計なお世話ながら思いました。

    特に効果的なのは、本人が自ら好んで取り組んでいることをほめられることのように私は思っています。例えば、roboなら、作ったガンプラを私が「すごいカッコいいねー!」と言ってやると、自分の好きなことも含めて認めてもらっているので、自分の存在そのものを肯定してもらっているように感じるようです。

    自己肯定感が低いと、少しでも批判されると傷ついてしまうので、一般級で友達に話し掛けることを躊躇してしまうことにつながる場合もあると思います。また、自己肯定感の強い人は意欲も高く、失敗を乗り越える強い精神力があります。

    能力開発も大切なことですが、同時に精神的成長を促すことも大切なことですよね。本人が自分のままでいることに自信を持てれば、心に余裕が生まれますよね。最終的に1番大事なことは、人間性、人柄ですものね。

  2. glow-gen より:

    ロボママさん
    そうなんですか~。くもんのシステムって、よく知らなくて、テレビで、くもんの宣伝に、すごく賢い子が紹介されるので、ここは、頭のいい子が行くとこなのね、と思ってました。

    それと、安曇野的な具体物で教えるようなとこがまったくないので、大人のやり方を子どもに下ろしてきていて、右脳系の子にはまったくあわない、という意見も聞いたことがあったので、げんちゃんには、一生関係ないとこかな、と思っていました。

    でも、算数に関しては、今のげんちゃんだからこそ使えるけれど、一桁足し算さえできずに泣きかぶっていた時代だったら、こういうことをさせたら悲惨だったかも、と思います。
    今でも、算数は、常に具体物を念頭において、時にはやらなきゃ、と脅迫じみて感じてます。プリントが解けても、まったくわかってないことが多く、油断も隙もないのです。

    セルフイメージですが、げんちゃん低いだろうな、と思います。その気持ちが、努力する気持ちにつながっている・・・努力することはなれっこになっていますが、戦略を考えたるすることはなく、ただ、猪突猛進的にがんばっているような感じでもあります。その証拠に、先生のとこに”行く” ということが、彼のがんばりの表現で、それ以上のことは、彼の中で組み立てられないようです。

    でも、公文は楽しいらしいので、先生がなんとか、新しい面を引き出してくださるかな、と、ちょっと丸投げです。
    「○○が苦手なようです。そこをなおしていきます・・・」
    的なことをおっしゃるので、救われます・・・

    「褒める。」って、できるようでできないですよ。私は、できてないです~。泣
    悪いと子ばかり目につきます。ロボママさん偉いな~と思います。

  3. ゆうママ より:

    げんちゃん、公文デビューしたんですね!いいスタートを切れたようで、よかったですね。

    うちは1年生から行き始めて、5年生の終わりにやめてしまいました。ちょっと惰性になっていたのと、やはりあの分量。。ひたすら同じような問題の繰り返しに、ちょっと変化がほしかったからです。

    また、自学自習が基本なので、ほとんど教えてもらえないので、だんだん効率が悪くなっていって、もう少し教えてほしいなと思ったからです。この辺りは教室の先生によると思います。いい先生のようなので、きっといいタイミングでヒントを出したりしてくれるといいですね。

    でも通ってよかったと思っています。あの小さなプリントは終わりがわかりやすくて、息子にとって、とりかかりやすかったのだなぁと、今更ながらに思います。学年を下げた課題はどんどん進めるのが楽しいんですよね。勉強がおもしろくなるといいですよね。
    うちも自己肯定感低いな〜。失敗を恐れる。できないこと、わからないことを恐れる。だから最初から逃げ越しな感じです。
    そしてうちはげんちゃんほどは全然頑張れてないのですが、その小さな頑張りも戦略を考えた頑張りではないです。勉強は言われるからやってるだけな感じです。歯がゆいです。
    あぁ〜でもそれも私が勝手に認めた勉強に関してだけで、広く「学び」を捉えると、いろいろやってる気がします。工作や理科の実験は喜んでやってますから…。本当に化学変化おこしてほしいですよね。
    生きてる実感をもった人生を送ってほしいです。

  4. glow-gen より:

    ゆうママさん
    くもんやってたんですね~。
    低学年で通えているなんてすごいですよ。げんちゃん、隣に人がいるだけで、ふら~っと意識とんで、プリントなんて一人でまったくできなかったと思います。6年の今でこそのくもんです。

    基本的に、くもんは、体験の裏付けの必要な発達障害児には、向かない子多いと思います。K先生のレッスンあってのしろものだと、まあ、補助的なものとしてのくもんかな~。

    確かに、プリント小さいのがグッドですね。プリントサイズはもっと昔に取り入れていたら、げんちゃん教育はもっとうまくいってたかも。笑

    ほんと、教えてもらえないから、ここだけでやるには、無理があります。くもんの先生は、昔のげんちゃんを知らないので、くもんがとてもいい、とセールストーク、っていうか、そう信じておられる、わけですが、まあ、取り入れるタイミングや、組み合わせあってのものだな、と思います。

    自分で取り組む、勉強の習慣をつける、ということではいいでしょうね。
    まあ、くもんの先生に個人レッスンたのんだら、夏休み帳まったく進んでなくて、K先生があきれてました。ははは・・・自分でやらせるだけでできる子じゃないんだけどね・・と。
    しかし、そういうだめだと思うやり方から、駒が出たりするステージに入った、と思ってるので、K先生も私も、ま、いいか~と言ってます。

    工作好きなんですね。素晴らしいです。げんちゃんは、あいかわらず、工作だめだめですよ。なんとか、やり方見て簡単なもの作れるようになったけど、自分から何かを作ることは皆無。美術、音楽・・・まったくだめです。

  5. glow-gen より:

    ゆうママさん
    自己肯定官低いですかあ、やっぱりそうなるのかな。うちも、やる前から負け犬根性入っていて、たとえば、先日日曜学校で、聖書みことば百人一首みたいなものを10枚ならべて、上の区を読んで、下の聖句当ててとって、というゲームしたら、年下の子に負けまいと、考えるんじゃなくて、いきなり、インチキして、何が何でも自分が負けるのを回避しようとしました。ちゃんと正攻法でも勝てる力あると思うのに、負けることを前提として、防御しようとするんですよ。

    なんか、いじけてんな~こいつ、って思いました。とにかく、自分が負けたり、できない、と思って、それがばれることをさける行動選択をするんですよ。
    トライしませんよ。いつも、後ろからどついて、行け~ってやらないと、すぐに逃げ帰ってくる、というか・・・長年培われた習性なんでしょうね。

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