また花を描きました。
げんちゃんは、3歳児検診でも、異常がわからなかった
げんちゃんは、赤ちゃんの頃、まったく異常を感じませんでした。
実際、3歳児検診の時にさえ、担当者からスルーされたわけなので、目立った異常があるように見えなかったのだと思います。
ただ、目があわないような感じがして、なんというか、親子の交流のような、双方向のやり取りが希薄な気がしました。
結局、無認可保育園の先生が5歳の頃に異常を指摘してくださって診断にいきつきました。
発達障害は、魂というか、意識の障害だと思う
発達育児にトライしてみれば、げんちゃんの心の中にアタックすることはほんとに難しく、どんな働きかけも、彼の表面をすりぬけるような感じがしていました。
とにかく、生身の人間の感覚や感情、心のレスポンス・・・・そういうものがなさすぎました。
発達障害の異常は、脳の異常と言う人もいますが、私はそうは思いません。脳よりもっと高次の魂の異常だな、と思っています。魂なんて言うと、大袈裟ですが、その人がその人であるところの異常です。
いわゆる知的障害だけの人とは違う。計算ができなかったり、理解力がちょっと弱かったりしても、”頭は悪いが、普通の人”・・・・そんな感じではないのです。
彼らは物事の本質にいきつきません。目的意識障害とでも言おうか、どこかロボット人間みたいで、中身がどっか破たんしている。表面はそう悪く見えないですが、人としてあるべきところが欠落しています。
帝王切開では、意識の準備がいまいちなのかもしれない
げんちゃんは、帝王切開で生まれた赤ちゃんでした。私の股関節があまりよくなかったからです。
どうも、帝王切開で生まれた赤ちゃんの方が、発達障害のお子さんは多いと聞きます。これは統計上そうなのかよくわかりません。しかし、経験上、発達ママと話をすると、けっこう帝王切開のお子さんに出会うことも事実です。
S先生にそのことを聞いてみた時、とても印象深い話を聞きました。それがあまりにも納得いったので、いつか書きたいと思っていました。
今日はそのことを書いてみたいと思います。
その人の意識とは・・・
すでに生まれてくるときに持っているものだと思います。
出産の時、陣痛が来ます。たぶん、赤ちゃんは、おなかの中でこの世に生まれ落ちてくるのを必死で準備します。
生まれよう!という意識が、その時すでに働いているのではないでしょうか。
母親が感じる胎動と感覚と痛み、様々な出産の大波と、赤ちゃんの意識はものすごいハーモニーを奏でるのかもしれません。怒涛のようなすごい旋律・・・
その旋律の中で、赤ちゃんは、心の準備をし、魂を整えてこの世に出てくるのでしょう。いや、心の準備が整うから、陣痛が来るのかもしれません。
それに対して、帝王切開の赤ちゃんはどうでしょう。まだおなかの、中で羊水に守られていたいと感じているかもしれません。まだまったく生まれる気もないのに、突然ある時、主治医の予定表の中に組み込まれ、突然外に出されるわけです。(出産中に帝王切開に切り替える場合はそうでもないのかもしれませんが。)
赤ちゃんの魂は、まだ目覚めてなくて、なぜ快適な羊水から引きずり出されたのかもわからない。
赤ちゃんは、当惑するかもしれないし、当惑以前に、今だ羊水に浮いている感じなのかもしれません。
あかちゃんが発達障害でなくても、しばらく発達障害の子のように、意識障害をおこしているのかもしれません。ましてや、そんな障害を負って生まれたのなら、なおさら、重症化するかもしれませんね。
なるほどと思いました。げんちゃんまさに重症化してるぞ、って!
帝王切開で赤ちゃんを産む時の注意
S先生が対処法を教えてくれました。こんなの産婦人科の先生でも思いつかないんじゃないかな~。
おなかの子に、帝王切開前、しっかり話しかけて、今から外界に出てくるんだよ。しっかり準備しなさいね! と、赤ちゃんの意識に働きかけるのだそうです。
時間の許す限り赤ちゃんに準備をさせる。
私は、とても納得がいきました。(ま、今更できないんだけどね。笑)
もちろん、思い出せば、げんちゃんにはそんなことはしていません。産休さえまともに取らないような忙しい状態で、予定日が来たので入院して生みました。
げんちゃんが、地球の目覚めを開始するのが、遅れに遅れたのも、これがちょっぴりは関係しているのかもしれませんね。
帝王切開の謎、S先生の話でとても納得した自分がいます。
これから帝王切開で出産する人がいたら、ぜひ教えてあげてください。しっかり話しかけ、これから出てくる世界の気持ちの準備、赤ちゃんにさせてあげてほしいです。
S先生は、なんでこんなことわかるのかな~・・・
げんちゃん、この世で生きてく心の準備、そろそろ初めてほしいです。さすがにね~あれから、ドレだけ経ってるって言うんじゃい!・・・笑
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鍼灸の先生にも似たような話をされたことあります!私も知ったのは出産後でしたが、東洋医学ではそのような考え方があるのかなと思った話でした。
うちは破水から始まり、微弱陣痛で促進剤使用し、最終的に吸引分娩でした。母体の準備が整っていないところに、赤ちゃんがイケイケGoGo!長男らしい誕生です(^^; お腹にいるときから多動でしたよ。胎動激しかったです。最後はキック一発で自ら膜を破り、出てこようとするなんてまさにです!
語りかけは知りませんでしたが「ここまでは待ってね。新しい月に入ったらいつでも好きなときに出てきていいよ。」といつもお腹に話しかけていたんです!すると1日に破水、2日に誕生(笑)この世に生まれるときから暴走ブルドーザーです。
長男は生まれる前にお空にいてどうして私のもとに生まれてきたのか、お腹の中で何をしていたのかなど、生まれる前の記憶や胎内記憶がありました。今は忘れていますが。そんな話もS先生に見解を伺ってみたいです。
ちなみに次男はおしるしがあって陣痛がきて自然分娩でした。お兄ちゃんの学校中などに急に入院になったら困ると思ってお腹に話しかけてお願いしていたら、ちゃんと困ることなくタイミングを見計らったような出産でした。
赤ちゃん、ちゃんと聞いてるしわかってますね。
夏みかんさん
すごい情報ありがとうございます。そうなんですね~。
私は長女の時は、けっこうゆったりと出産を迎えましたが、げんちゃんの時は、すさまじくつわりがすごくて、産むその日までまったくおちつかなかったです。早く出てきて、と思って、出産の日が待ち遠しかったです。話しかけたりはしたようなしないような・・・
とにかく、仕事が激務で、出産の数日前に仕事やめて入院して計画分娩。
結構ドライな感じで出産しました。
もっと話しかけたら、少しはましだったのかな~と思います。
まあ、終わったことなので、どうしようもないですが、必死でやっても、とてつもなくひどい意識障害なので、1000が997になったくらいじゃないか、と思っています。(笑)
900になったとしたら、やる意味は大きいですね。
今から出産する人は、ぜひ、声掛け、この世の中に出てくる心がまえ、前向きに生きていくように、指導・・・
な~んてことやったらいいでしょうかね。
娘が出産する時は、やらせたいです。げんちゃんみたいな子がこないように・・・(笑)
しかし、お子さん、タイプ別に考えたら、まさに、出産から特徴的だったんですね・・・
いや~、ここは研究に値しますね。年数のかかる研究だから、なかなかデータがとれないですが、このブログのお母さんたちのお話だけでも、統計出せるかもですね・・・
ありがとうございます。
連投失礼します。
前回のコメントの地固めですが、保育で成長過程での揺り戻しなどと言われる話に似ているなと思いました。
子どもの成長は緩やかな坂道を登っていくような成長ではなくジグザグとしており、できたことができなくなるということがしばしば見られます。そうしてやり直しをして真に獲得していくのだそうです。
私は常々、発達の子は揺り戻しの回数もとても多いし期間もかなり長いのではないかと感じていたのですが、S先生も仰ると聞いて、やっぱり!とすごく合点がいきました。それにしても、うんざりするほどのやり直しの繰り返しですよね( ̄▽ ̄;)
夏みかんさん
連投ありがとうございます。
いやあ、地固め多すぎます。げんちゃん。
すさまじく労力をかけて、やっと上がったと思ったら、瞬間ドカンと落ちますから、報酬がない育児です。やれやれ。
それでも、薄皮一枚ほどそれによって上がっていくようですから、やめるわけにはいきません。
福祉の世界をたまにのぞくと、びっくりするくらい、違和感があります。
その子を指導して成長させようとか、人生の目的とか、まったくない。
国の費用を使って、とにかくおもりしてればいいんじゃない・・・
そんな風に見えます。
そんなところに、成長させるノウハウがあるはずもなく、障害認定を出す、精神科なども、まったく発達障害に対しては、お手上げのように見えます。
だから、自分でやるしかない・・・
そうはいえ、やれる環境が、みんなにそろっているわけでもないのですから、もっと考えをかえてほしいです。関係機関には・・・
げんちゃんが突き抜けて症例になってくれればと思いますが、突き抜ける、と言ういい方があまりに向きません。ぼちぼちです・・・ははは。(´;ω;`)