ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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”サイコパス”という言葉に、妙に納得するげんママでした~。

気分転換は、だれもいない公園でキャッチボール。私もけっこううまくなりました。
 きらいな算数のプリントをたくさんやれた日の翌日は、案の定、げんちゃんの意識レベルはドか~んと落ちました。このアップダウンはげんちゃん特有なのかもしれません。
 どうも、めちゃくちゃ疲れたのと、勝手に、おれはすごい、というへんてこりんな達成感とともに、その日を完結させてしてしまったんでしょう。完結してしまうと、ぽいとどこかに捨てて、また自分の穴にもどっていってしまう。何と言うこの子の難しさ! 次につなげようとしない!

 そうなると、げんちゃんは、ちょっとしたサイコパスになります。
魂が入っていない人間みたい。

 勉強していても、まるで内容がありません。昨日はできていたことがまったくできない。昔できていたことさえできなくなる始末です。その上に、上手に表面さえ作ればいいんだろう・・・という、ものすごい横着ぶりを発揮して、どんな言葉も入りませんし、心をみじんも動かしません。このモードに入っても、単純なルーティンをこなすし、みずから勉強するスタイルだけはとります。

 そこだけ遠目にみて、おばあちゃんはだまされます。空っぽなのに・・・

彼は生きているのに死んでいる・・・そんな感じです。心がない人間みたい。
小さな頃から、私がもっとも恐ろしく感じるげんちゃんが出てきます。感謝がわからない、なんていうことは序の口で、悪いこと良いことさえ、つかもうとしないし、自分自身をも他人事のように暮らします。

サイコパスと言う言葉をひいてみたら、

良心が異常に欠如している
他者に冷淡で共感しない
慢性的に平然と嘘をつく
行動に対する責任が全く取れない
罪悪感が皆無
自尊心が過大で自己中心的
口が達者で表面は魅力的

と書いてありました。げんちゃんは、口達者でもないし、慢性的に嘘もつかないですが、なんと、最悪意識を抜いてしまった時のげんちゃんにぴったりなのだろう、と思います。その言葉をげんちゃんに最初に使ったのが姉なので、私一人が感じるげんちゃんの異常ではないと思います。

私が、お友達の発達ママに愚痴ると、
「うちの子も同じだよ。」
と言っていましたが、その強弱はお子さんによって、全然違うと思います。
他者に冷淡で共感しない・・・というところは、発達の子には共通しているのでしょうかね~。悪気があるわけではないようですけどね。げんちゃんに関して言えば、自分の心さえつかめないわけだから(正確には、つかもうとしない。きつくてめんどくさいと思っている。)、他者への共感など、できるはずもありませんよね。

げんちゃんは、外側を作ることはけっこう覚えてきたので、学校に行けば、ある程度周りに合わせて、おりこうさんに暮らしますし、知人の前でも好感度は高いです。でも、相手に対する思いやりとか、配慮などは、言われるから、パターンでやるだけで、心は全然腑に落ちていないと思います。

まあ、運転技術を覚えて運転しているけど、いまだに、行先をつかもうとしない・・・そんな感じのげんちゃんです。(つかもうとすればつかめるのに・・・逃げる。)

プリントをやり通した日、あ、やっとここまで来た。この調子で前向きに意識を入れていけば、比例的に上がっていくね~と思ったら、するすると逃げた。もちろん、捉えようと思いを使うことから逃げたのです。人間ならあたりまえの、心の活動の機動力を放棄したというか・・・表現が難しい。

がんばらねばならない、向上したい、思いはあるけれど、ちょっとでもきついと、脱兎のように逃げていく。

Sさんは、下からぐ~っと押し上げて、そこを超えさせる、と言っていました。でも下からぐっと押し上げて、さあ、ここからこの勢いを利用して自分で上がるんだよ、というとこで、心のエンジンを切る感じだと言います。(表面的に勉強するとか、しないとか、そういうことを言っているのではありません。)

そこを行ったり来たり。自分がやらないといけない分(自分の心を自分で動かす。)まで、ずるくこっちにやってもらおうとしているげんちゃん。困ったもんです。そこへ落ちると、こちらがわが死ぬほど格闘して、やっとまた少しましになる。そして、その時は、やや前より上がっている。まあ、こんなことを休み中ずっと繰り返しています。

でも、そろそろ、自分の心くらい、自分でつかんで向上していかないとね。私も、だんだん精神的に切り離してくるようになりました。

たぶん、この記事は、読んでも、何を言っているのか意味不明になっているかもしれないな~と思って書いています。それほど、本丸攻め、本質的なところを改善させようとするのは難しいし、表面をとらえるだけでは、なかなか見えてきません。・・・

心はしっかり育ちやすい、普通の知的障害の子と、げんちゃんのような発達障害は別物だな、と思います。捉えようとしない、そもそもの心のエンジンが見えない、というコアなトラブルは、ほんとにやっかいです。
ある意味そこが治れば、IQなど、どうにでもなると思います。

なんせ、知力というのも、心あってのものです。捉えようとしなければ、そもそものところから動きません。

げんちゃんの心がしっかり周りを捉えようと決心すれば、もともと持っている魂の良さが出てくるのにな~と思います。もとは、やさしくておおらかだと思います。時々スイッチが入った時は、それが出てくるのだし、知力もぐっと上がります。   そんなげんちゃんが、永続するのは、いつになるのでしょうね。

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  1. robo_223 より:

    確かに問題行動が起こる時は意識が抜けた時なので、七田プリントで疲れて意識が抜けた時のげんちゃんは、サイコパスを彷彿とさせる状態になるかもしれませんね。良心の呵責などが失くなる状態です。

    でも、その状態は本来の姿ではないと思います。この意識の抜けを防ぐためにADHD治療薬などが有効で、対処療法ではありますが、薬が効いている時間は本来のその子の姿でいられることもあると思います。その良し悪しは別として。

    トレーニングによって薬を使用せずとも、そういう状態を作り出せることもあると思いますが、中枢神経の働きにまで及ぶまことなので、並大抵のことではないと思います。

    げんちゃんも余程頑張っているとは思いますが、急速な変化は難しいですよね。気の遠くなるように、ゆっくりの歩みで進む感じですよね。roboもだいたい成果は最低1年か2年単位で見て行っています。

    2

  2. glow-gen より:

    ロボママさん
    コメントありがとうございます。
    >その状態は本来の姿ではないと思います。
    私もそう思いたいけれど、ほんとにあれが出てくると、もう絶望的な気分になりますね~。なんたって、1年かけてやったことが、パーになったような気分になったり、わが子が、なんでこんなんなのか、うろたえたり。

    でも、回復すると、普通っぽいし、けっこうやさしかったりするんですよね。ロボママさんは、うろたえず、見守っていらっしゃるんですね~。素晴らしいですね。
    私もそうしたいけど、なんか、幽霊でもついているような気がするくらい変なので、びっくりします。
    それも、頻繁。良い時の方が少ないですからね。
     でも、考えてみれば、良い時が明らかに出てきて、人間的な温かさも出ているだけに、落ちた時が前にもましてぞっとするのかもしれません。
     冷静に見れば、進化しているんだと思うのですが。うろたえますよ~。
    1~2年単位で見ていく。ほんとに素晴らしいですね・・・・ロボ君でもそうなのだから、げんちゃんは、なおさらですよね~。
    しかしサイコパス。言葉を見つけられただけでも、私は、なんかカタルシス作用があります。上手に表現できずに、とても苦しかったので。
    サイコパスサイコパス・・・う~んそれそれ!・・・なんて、喜んでいる場合ではないんだけど・・・
    この子の本来が出るようにがんばります。 1

  3. とんまま より:

    こんばんは。

    先週末、一度学校へ課題を提出し、今月末までの新たな課題をもらってきました。(図工、道徳まであります…)

    もう連休はないので、未学習の部分を平日の時間でどうやって教えようか?と考え中です。(そうこうしているうちに日数は経つのですが)

    しちだの算数文章問題の取り組み、大きな進歩でしたね。
    一人で表裏14枚分とは。
    大感激でしたね。
    それだけ意識のコントロールが出来るようになってきたのですよね。
    でも翌日…と乱高下激しいですね。
    でも、このようなことを繰り返し、高いままの日が多くなるようになっていくのだと思います。
    もちろん、年単位の時間がかかるのでしょうが。
    心をしっかり捉え、今向き合っている課題にも意識を入れるということが、この子たちにはこんなにも難しいのですね。
    本当に普通の子たちって凄いと思うばかりです。

    休校中、自主登校をしているとんちゃん。
    普段とんちゃんの事をじっくり見ない先生方に(校長など)
    「とんちゃんはちゃんと座って学習できますね」と言われます。
    「格好だけですよ」と半分言いかけています。
    意識は全く入らず、適当人間ですからね。
    外面をつくって、無難に過ごしている様子がよくわかります。
    しかしまあ、支援級の子はどういう子だと思っているのかな?とも思ってしまいました。
    勿論、先生方に悪気がなく、褒めてくださっているのは分かります。

    とんちゃんは今、自分の好き放題過ごしているのが目につきます。
    ちょっとよくない傾向ですよね。
    私が足のリハビリに行っている間、言った課題をやらず、DVDつけながら遊びのチャレンジタッチをやっていたり。
    ちょっと気に入らないお弁当のおかずを残してきたり。
    最近の自主登校では、学習の時間が少ないようです。
    先生方は子供たちにストレスがかかっているから、外遊びで発散させようと思っているようです。
    一日二回の外遊びの時間や図書室の利用などをしています。
    ですので、好き勝手に過ごせる時間というものが増えています。
    先生方も良かれと思ってやってくださっているので、文句は言えません。(嫌なら家で留守番…ですよね)
    普通の子にはよくても、とんちゃんにはよくない時間ということです。
    逃げ放題ってところですね。

  4. とんまま より:

    最近お気に入りのチャレンジタッチの街づくりゲーム。
    これにはものすごい意識を入れていますよ。
    ポイントゲットしないと街を大きく出来ないのですが、そのゲットする方法までわかっており、自分で操作してゲットしていました。
    意識を入れれば出来るじゃないか!!と実感しました。

    Sさんがとんちゃんをみて、どういう風に感じられるか(何と仰るか)に興味があります。
    げんちゃんといい勝負するかもしれませんし、別の感じかもしれませんね。

    とんちゃんも算数文章題は多くをつかみ取れません。
    出てきた数字を何とか料理(加減乗除)して、当たればラッキーぐらいに思っていますよ。

    ※一度コメントを載せましたが、違う記事に投稿してしまいましたので、削除し、再度投稿させていただきました。
    すみません。

  5. glow-gen より:

    とんままさん
    コメントありがとうございました。とんちゃんは、げんちゃんに似ているので、言ってる意味がよくわかりますよ~。
    学校で、外側だけ勉強していても、ほとんど本人の中にはいっていない。横についていて、刺激を与えながら、どこをどうとらえるべきか、導いてやらないと、タイムパフォーマンスはすこぶる悪いですよね。

    ただ、やる、っていうだけで、目的がずれてしまいます。
    でも、普通の指導者はそこはわかりません。知的障害なのに、とりあえず、勉強してるんだ~。すごい!になる。
    それは、ほんとに困りますよね。
    でも、横にずっとついていると、教えたところは、次になると、また一から。なんで? おかしいとなりますよね。
    そこで、やっと、この子たちの意識障害お話をしたら、ちょこっとわかってもらえる。そんな感じです。

     私たちは、この子たちの意識障害を治したいと思っているのに、先生方は、表面に現れている部分だけを治したいと思うので、くいちがいます。
     学校に行けているのはいいけれど、効果が薄いのが心配ですね~。げんちゃんは、とんちゃんの年のときは、一人で勉強など、まったくできなかったと思います。確かに、そこを思うと、一人でやっているのは、偉いですが・・・
    しかし、そこじゃない。って気持ちでしょうね~。げんちゃんが浅い勉強にしても、一人で取り組め出したのって、6年生のくもんからじゃないかな~・・・
     ま、それ考えると、今では、普通に自分でやろうとするので、(入ってる時ですが。)成長ではあります。

     とんちゃん、S先生にみせたいですね~。今まで他のクライアントさんが来るたびに、
    「げんちゃんより、意識障害は軽いよ。」
    といつも言われ続けています。笑
    とんちゃんはどうでしょうかね~。笑
    げんちゃんが改善するなら、他の子は、絶対改善する、としか言えないです。

    コロナ休みあけ、ほんとこわいですよ~。 1

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