ママの格闘と改善のダイアリー

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二十歳になったら、障害年金を申請。発達障害のセーフティーネット


夏を描いてみました。なんか、げんちゃんのようなガキの存在を忘れて、心穏やかにすごしたいという気持ちが出てるな~。

げんちゃんが高校を卒業して、もうすぐ二十歳。
やれやれ、月日だけはどんどん進んでいきます。

障害年金申請専門の社労士さん

二十歳になったら、障害年金を申請できるというので、専門の社労士さんにお願いすることにしました。

月に7万ていど??よくわかっておりませんが・・・、げんちゃんの申請が通ると、そのくらいはもらえるのだとか・・・

今もげんちゃんに莫大なお金がかかっている我が家です。申請できるんだったら助かります。

ネットで、障害年金専門という社労士さんを探してお願いしました。

こういうのも、普通の社労士さんに頼んでも、埒があかないらしいです。それぞれ、得意なところがあるようです。
年金申請が通ると、手数料として確定額の2か月分くらいを支払うらしいです。

手数料結構な額ですね・・・
でも、一人でやっていく自身もないし。ストレスを考えると、まあしかたないかな~。心強くはありますよね。

心療内科に行くところから

というわけで、先日社労士さんの指示で、初めて、おすすめの心療内科というのに、げんちゃんを連れて行ってみました。
げんちゃんと来たら、出がけに、保険証を携帯してなかったのでびっくり。

一人で内科とかには行かせたことはありますが、あまり病気もしないし、精神科は初めてなので、ぴんとこなかったのでしょうか。
保険証は、大切なものを入れている引き出しを作って管理しています。

病院に行く時は、保険証・・・そういうのも、社会人になると、あたりまえの常識です。

障害年金は、療育手帳があっても、それだけでは申請ができないようです・・・よくわかりませんが、精神科のお墨付きをもらわないといけないらしいです。
ほんと、私はそういうことは疎いな~・・・

障害年金の申請になれていらっしゃる診療所というのがあるらしい

精神科や心療内科も、どこでもいいと言うわけにはいかないようです。
障害年金の申請をやりなれている先生に頼まないとうまく進まないらしいです。

それで、社労士さんがおすすめした、ずいぶん我が家から離れたところの診療所に行くことになりました。
私もげんちゃんも、精神科は初めてです。

高速道路を飛ばして、下道を通り、1時間くらいかけて行きました。事前に予約をしていたのでスムーズです。待つ時間もたいしてなくすぐに呼ばれて、診察室へ。

内科のような診察はなく、とりあえず問診だけ

先生に挨拶をすると、私はおもむろに、
「この子は、発達障害で、20歳にもうすぐなるのですが、自立には程遠いので、障害年金を取得できれば、と思って受診させていただきました。」
と切り出しました。
そこから、先生は、現状の暮らしとか、簡単な今までの経緯を15分くらい尋ねました。
先生は、
「人とのコミュニケーションに困難を覚えますか?」
とげんちゃんに尋ねます。げんちゃんは、
「いえ、そんなに・・・」
と、答えますが、その顔には、自分は別に困ってない、と言いたげな自信が見えます。

そうなんだよな~。やつは、自分への認識がずれてるんだよね、と私は改めて思います。ちょっと複雑な会話になると、てんで抜けてるし、普通のできるに到達できてるわけないでしょ! と心の中で叫んでしまいます。できる、と自分で思っていること自体異常だと思います。

「いえ、全然十分にはできないと思います。」
私はぴしゃっと言い放ちます。別に治してもらいにきたわけじゃないので、先生の前でかっこつけようとしているげんちゃんを叩き落す!やれやれ。そこなんだよ君の問題は・・・

あっというまに、診療は終わり、先生が、あとは、社労士さんにお願いして、きまった資料を作ってもらって、今度それを持ってきてもらってくださいね。と言いました。診療はそれで終わり、すぐに岐路につきました。

初めての心療内科体験も、げんちゃんの心を動かしにくい

げんちゃんは、帰りに感想を言うわけでもなく、初めての体験を深堀するわけでもなく、何を考えているのやら・・・いや、まったく考えないのでしょう。

帰って、私は、社労士さんに電話しました。診察が終わったので、今度我が家に問診に来ると言われました。げんちゃんの小さいころからの経緯を、書類におこしてくださるようです。

障害年金の申請を自分でやることも可能

もし、自分で申請をやるとしたら、社労士さんが私に問診して書いてくださる書類を、自分でしっかり作文しないといけないのだと思います。つまり、障害年金をもらわないと、自立して生活するのはなかなか難しいということを、文面で伝えないといけない、ということのようです。

心療内科に行くと、ちょうど、知的障害と思われる中年の女性が、母親と来院していました。母親は、かなり高齢に見えました。どんなバックボーンがあるのかな、とふと思いました。

それにしても、時はどんどん過ぎて、次のステージに入っていく感じがあります。

げんちゃんは、相変わらず心がほとんど動かない、図太く、あつかましい怪獣みたいです。

翌週、社労士さんが尋ねてくださり、げんちゃんの小さいころからの様子、できないこと、困っていることなどを、細かく尋ねてメモされて帰られました。

市役所などで、しっかり聞いて、自分でできないことはないのではないかと思いますが、慣れていないので、ストレスはかなりあるように思います。

まあ、セーフティーネットは貼りつつも、しっかり自立できるように、努力は続けたいです。

PS
日本の政府は、どんどん移民を入れてすぐに帰化させ、その人たちが日本人の名前を語り、政治に出ています。私たちの富は、外国に奪われ、こういう福祉だって、いつまで受けられることか。今度の選挙、絶対に行きましょう。現政権の人たちは、今度は無所属などで、こっそり出て、当選したら、現政権に合流・・・また、大きめの野党も、入り口は違っても、中に行くと、現政権と同じ。子供のことだけでなく、しっかりユーチューブなどで、しっかりと情報を見極めて、懸命な票を入れなくてはとつくづく思います。

公開コメント 承認後公開

  1. とんまま より:

    こんにちは。
    すっかりご無沙汰してしまってすみません。

    げんちゃん20歳ですか。
    こんなに大きくなって。何か感慨深いです。
    親戚のおばちゃんの気分です。

    でもまあ、日常は続いていきますよね。
    病院へ行く、行ったところで先生との会話…
    やっぱりいつものげんちゃんなのですね。

    現在、障害年金の申請準備中なのですね。
    blogにもあるように、ご自分でも申請可能ですし、私の周囲の先輩方は皆ご自分でされています。
    というのも、グレーゾーンじゃないからかな。
    ガチ知的障害ですので。
    みなさん、お子さんたちは就労しています。
    A型、特例子会社ですね。
    グレーゾーン、精神での障害年金申請は厳しくなっているようですね。
    申請件数も増えていますし。
    こういう方はプロの手を借りた方がいいのかもしれませんね。

    とんちゃんも年に数回精神科に行っています。
    自閉症診断(2歳半ごろ)もこの医者です。
    年金等の書類関係を考えると、診断した医師と繋がっておくのは非常に大事です。

    ご高齢の親御さんと中年のお子さん(既に子供じゃないですが)という組み合わせはよく見ます。
    それを見て、他人事じゃないです。
    うちもそうなるんだろうなって。
    一人で病院という場所には行って、診察券出したりということは出来ますが、診察が出来ませんね。
    病状を伝えられませんし、先生の質問に的確に答えられませんもの。
    あと数年で出来るようになるか?と聞かれたら、確実にNOですね。

    昨日は校外学習でした。
    振り返りの宿題があり、一人でやっていました。
    その後チェックしたところ…
    まともなことを書いているのは最初の一行。
    次からは質問とは違う事を書き始めていました。

    ちょっと前にも同じようなことがありました。
    やはり深くは考えたくないのですよね。
    とにかく書く欄を埋めたい、埋めなきゃ。
    それには「何か書かないといけない」ということしか頭にありません。

    同じ学校の他のお子さんたちの物を見たところ、みなさん、そのあたりはきちんとこなせているようです。
    やはり息子にはちょっとレベルの高い学校だったなとは思いますが、いい訓練にはなっています。
    昔、げんままさんがよく書いていらっしゃった「ちょっと上のレベル」(エジソン鈴木先生)
    とんちゃんにとっての学校は、そんな所です。

  2. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    とんままさん
    ほんと、二十歳なんて、悪夢ですね~・・・
    げんちゃんはグレーゾーンと言いたいですが、グレーゾーンって、もっともっと上の人だな、と思います。
    つながりを考えようとしませんし、深い思考はまったくしようとしませんもの。

    心の中から出てくる言葉は使いません。その辺から拾ってくるのです。拾ってきて、適当にそれらしい言葉につなぎ合わせて使います。
    だからうすっぺらく、心がまったくありません。

    こういう状態が続けば、人のベースに立てませんね。

    かく欄をとにかく埋めたい。
    まさにそれです。拾ってきて埋める・・・・これはS先生が使った言葉ですが、ほんとに言い得て妙だとおもいまう。
    げんちゃんは、自分を飾るのが好きなので、ひろってくる言葉は、ちょっとアカデミックなものだったりもします。(超薄っぺらいけど)
    おかげで、一見グレーゾーンくらいに見える時もありますが、いやいや、がちがちだな、とつくづく最近思います。

    良く高校の時アルバイトさせきったな、と今更自分の無謀さに驚くくらいです。
    高校という下駄があったからできたことです。

    二十歳になれば、かえってアルバイト、一般を装い、させることなんて、超やばいな、と思います。・

    来年どうしようかな~・・・息子のできのひどさに、今更ながらあきれ果てているところでうす。
    とんちゃんの学校、あっているんですね。伸びてほしいです。

    げんちゃんは、食事の支度できます。
    移動もできます。

    これは障害年金もらえないのですか?と社労士さんに聞くと、結局できると言っても、一人自立できるか、というとまったくでしょ。と言われもちろんと答えました。

    それだったら社会生活は一人では送れないし、普通の就職も無理ですよね・・・と。

    できるというもののレベルが、まったく普通ではないんですよ。教え込んで、ルーティンをただそれらしくこなした、と言うレベルであって、就職に求められる臨機応変も、応用もまったくないのです。

    ま、すべては本人の自覚のなさと、やる気のなさ・・・ずるさ・・・げんちゃんならではの性質ですけどね~。同乗の余地なし、と思ってしまいます。

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