> なんだか、ここんところ、げんママは、ちょっとした発想の転換をしようとしています。
げんちゃんは、11月になって、先月よりまた伸びたと思います。でも、もっとげんちゃんの能力を発揮できる方法があるのではないか、と感じるのです。
先日、エジソンアインシュタイン協会の鈴木先生とお話して、先生が言われたことが、消化できなくて、けっこう色んな角度から考えていました。ここ数日、なんとなく、頭の中がまとまりつつあります。
鈴木先生は、暗算の入力の方法を教えて下さいました。
エジソンの基本通り、足し算フラッシュ。CDをかけて、普通スピードの他に、高速でも入力する。そのさい、足し算の数字の下に、ドットを書く。ドットは、ばらばらランダムドッツを入れる。そして、足し算九九の問題をさせる。その際に、答え入りの同じ問題を貸し出してやらせる。ま、写させる、ということなのかな。初めは。
そのほかに、これは2つになったけど・・・いくつ隠したのかな? なんて問題も見せて下さいました。
私は、なんだか、ぴんとこなくて・・・だって、5のかたまりや、10のかたまりで頭に入らなきゃ先に行けないじゃん・・・と思いました。ばらばらドッツなんてね・・・鈴木先生に、ちょっと文句を言うと、そういうことすると、左脳が動いちゃう・・・とよくわかんないことをおっしゃいました。
そして、衝撃的なこともおっしゃいました。
「1日1時間以上取り組むことはないよ。どんどん入っちゃうから。」
なんだか、憮然としたげんママです。鈴木先生は、知的障害児の”たくみ”ですが、どうも、説明はよくわからん・・・(凡人にはきっとわからないのだとおもう。笑)ま、よくお聞きすると、酸素ジュースを始め、脳の状態をよくするサプリをしっかり摂取して、トレーニングを行うことを強調されてましたけど・・
ま、でも、素直な(笑)げんママは、たくみの言うことは、逆らうことなく、サプリをはじめ、言われたようにやってます。何しろ、げんちゃんは、今まであらゆる方向から暗算をやってきましたから、これは仕上げ的な気持ちでやってます。でも、確かに、やる方は楽です。なんせ、答えの貸し出しとかやるわけだし、フラッシュをわかろうがわかるまいが、たったっとやるのも、簡単です。げんちゃんは、けっこうプライドがあるのか、答え貸し出しても、見ないで4の段くらいまではやろうとしてます。
今までの取り組みにくわえて、効果があがっているのか、やっと二桁足し算の手前まで、そろそろ来ているようです。(たぶん・・日によってばらつきはあるけど。)そうだなー。1年生の夏休み前くらいのとこまで、まあまあ来てるのかな~?
また、杉山登志朗先生の、「ギフティッド、天才の育て方」を再読してます。この本は、そもそも、発達障害の子の学習に的をしぼって書いてあるところが多く、今のげんちゃんには、役にたつことが多く書いてある。
この本は、げんママの発達育児のスタートに出会った、エポックメイキングンな本です。偏りが子どもによってかなり違う点がどうしてなのか、とわかりやすく分析しています。
ま、とにかく、げんママは、最近げんちゃんの勉強スタイルを変えました。ホームスクールの日は、今までより、さらに、さらっと、短いタームで、スピーディーにやる。という方法を追求してます。
とくに、げんちゃんの、もっとも大きいといえるトラブルは、形態認識と出力だとふんでいるげんママです。あらゆる角度から取り組めるように、パズルや、図形の学習教材を集めているわけです。
たとえば、プリントや書き取りをさせる際にも、とにかく、ちょっと学習したら、すぐにフラッシュとか、パズルとか、点つなぎなどの、ゲーム的なものに変える。それも、たくさんするのではなく、1つだけやって、またドリル、書き取りにもどる。という、テンポを大事にしたものにしました。
何しろ、げんちゃんは、前よりずっと、普通の子みたいに、けっこう取り組んだりするので、ママは、ついついそれを期待してしまって、普通の子の学習スタイルになってしまいがちです。
あえて、発達に取り組んだ最初のように、すぐ飽きることを前提とした、テンポ学習、時短を心がけるようにしました。
何かを教えるという側面だけではなく、脳の血行を刺激するようなテンポと流れ。そういうものが大切なのかもしれない。と感じました。
だらだら、根性学習だけは、やっぱり効率悪いんだろうと思います。
なんせ、げんちゃんは、普通の常識では落ちこぼれ児です。戦略を普通にしてしまっては、普通の常識は越えられない。と思うママです。
ママは策士にならなくっちゃ、・・・とにかく、常識のわくなんてこだわっていたらだめなんだろうなー・・・と思うこの頃です。
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おおおおお、極めて興味深い!
結果が楽しみです!!!
私も超能力開発の修行中ですが、瞬間記憶をやると、めちゃくちぇ脳が疲れます。長時間やろうとすると、脳がいやいやするのです。
「こんなこと無理に長時間やったら、大変なことになる!」というのが実感です。
やりすぎは禁物!というのを実感しています!
フラッシュカードがどれほど脳に強烈な刺激を与えているか、大人に試して、あるいは仲間のつわものフラッシュカードの達人にお願いして、自分が体感してみると、本当に良いと思います。
まあそういう人はまわりになかなかいないと思いますが・・・
he-じゃはんさん。含蓄ありますね。刺激のあとの回復というのが必要なんですね。
そうそう。どれをどう教えていくかではなく、脳をどう開発していくか・・・ということなんですよね。
鈴木先生の言うことは、宇宙語みたいでよくわからないけど、たぶんいずれげんママが通訳できるといいな~。
先生失礼しました~。職人とはそういうものですね。
すごい、いつ見ても参考になって発達障害者の僕には感謝すべきブログです。
僕が凄いと思ったのは、テンポと時短を心がけるという方法
これはとてもいいように感じます。あと根性学習はダメですよね。僕らは気分や感情がどうしてもパフォーマンスに影響しますから。
「おらおら~、といいながら、やわらかいボールを投げます。キャッチしたげんちゃんに、すかさず、背を向け、いきなり振り向く。げんちゃんは、興奮気味にまたボールを投げ返す。イレギュラーなタイミングでまた投げる。だまし討ちにして、キャッチしにくくして、注意をひく。しばらく、げんちゃんはけたけた笑ってます。そこへ、
「さ、プリント、プリント!エッサホイサッサ・・」
みたいな
僕はこの方法がとても好きでけたけた笑ってる内にっていうのが僕らには重要な学習方法だと思います。いまだに頭に残ってて
勝手に探してコピペしました。
げんちゃんもげんママさんも大きく成長されるので驚きです。
落ち込む時読むと励みになります。ありがとうございます。
私が公演会みにいったときも、30分でいいんです。とりくみは。とかいうんだよねぇ。鈴木先生。
えっ?って感じだけど。
効果的なとりくみを30分ってことなんだろうね。
うちのそうちゃんは今はまだ必死で数字の1.2.3あたりを覚えさせてますが、これがまた一苦労です。1から10まで言えても、それと数は別なんだとひしひし感じてます。天才を育てる本、講演会の時も言われてましたね。早速買います。暗算をするのに色んなやり方があるんですね。一枚に何個丸があるかさっぱりわからないドッツカードを瞬時に当ててた子がいて、数って固まりじゃなくてわかるんだっと思ったことがあります。げんちゃんの成果を楽しみにしてます。
杉山登志朗先生の、「ギフティッド~」は読んだことがないのですが、学習に的をしぼって書いてあるのですね~。本屋さんで探してみようと思います。
げんママさん読まれているかもしれませんが、杉山先生の「発達障害の子どもたち」は読みました。帯に「治る子と治らない子、その違いはどこに?」と書いてあり興味深い内容です。息子が服用している薬についても書かれているので、読んでみて良かったです。
脳の血行を刺激するようなテンポと流れ~私も考えて学ばせていけたらと思います!
根性学習ほんと向いてないし効率悪いですよね~。
よく分かります。でも親としてはついついしてしまってました。
毎日国語と算数の宿題があるんですが、あまり気分が乗らない時は
ちょっと国語やっては次算数するというやり方を自分でしてます。
こういうやり方ならできる~みたいな事いってました。
1つの事続けることがすごく嫌というか疲れるのかな~
無くて七癖さん。
ありがとうございます。私の過去のブログまで覚えていて下さって。
だけど、いつも七癖さんのコメントには、はげまされます。私の試行錯誤にきっちり説明をいただくみたいで。
やはり、けたけた笑っているような、解放された状態を作ってやって学習に入ることが、より大切なんですね。
私は、つい、一生懸命が高じて、叱ってやらせてしまったりします。でも、この、テンポ、ローテーションを心がけてやると、いいことだらけです。たぶん、普通の子だって良いんだと思います。
とにかく発達育児って、常識を見直すことから色々発見がありますね。
また、塾の個人レッスンの先生にレクチャーに行かねばー・・と思います。ま、先生方、半年取り組んで、それぞれ成長させられてるみたいですが。(笑)
でも、どうして、ひとつを長く取り組みにくいんでしょうか。もし、良かったら、七癖さんの場合はどんな感じなのか、是非教えて下さい。
manaママ。鈴木先生の言うことは、そうだなー・・・たとえば、スープを基本味付けしました。そこを、あと上手に調味料で味をつけていくみたいな感じじゃないかと思ってます。
先生の言うことは、あとの味付け。基本は、やっぱり、地道なこと色いろやるんじゃないかと思うんだよね。
だって、フラッシュで字が読めても、書くとなると、地道な筋トレいるもんねー。そこをきっちり分けて説明していただけるといいな、と思います。
調味料のとこだけでは、スープはできないけど、そうでもないのかしら?
のりっぴーさん。げんちゃんも、幼稚園のころは、まったくそんな感じでした。たとえば、さいころをおぼえさせようとしても、4は、絶対2と2としか言わなかったり、普通じゃありえない・・・というような異常ぶりでした。
あれは、どこに起因するのだろう。今でもその路線で行ってます。もう理解できるだろう・・・と思っても、できない。
いらつきます。LDというのが、けっこうしつこいものであるこをがわかります。
でも、指先をしっかり鍛えることと、ドッツや式のフラッシュは、手応え無くてもやった方がいいようです。
あまりに手応えないと、途方にくれてましたが。
一応まったくのびてなくもないので、地道にやるしかないけど。理解させようとするのではなくて、数をこなして、感覚を養う感じだろうか・・・あれこれの方向から。
がんばりましょう。
nonmamaさん。発達障害の子供たちは読んでません。取り寄せてみます。
杉山先生は、ドクターだから、分析はするどいですよね。でも、それだけに、常識的です。非常識な発想と常識的な分析・・・発達の極意はこのへんにあるのかなー。と思うこの頃です。
でも、ミラクルおこしたいですねー。日々は地道ですが、目標は、派手に。
nonmamaさん。発達障害の子供たちは読んでません。取り寄せてみます。
杉山先生は、ドクターだから、分析はするどいですよね。でも、それだけに、常識的です。非常識な発想と常識的な分析・・・発達の極意はこのへんにあるのかなー。と思うこの頃です。
でも、ミラクルおこしたいですねー。日々は地道ですが、目標は、派手に。
治らない子?治る子?鈴木先生は取り組めば、みんな改善すると言ってるけどね。
mokoyu888さん。もっちゃんも、やっぱり、ちょこちょこテンポ学習してるんですね。
でも、遊びとかで集中できるものは、けっこう一つをじっくりやってるでしょう。
あれって、何なんでしょうか。研究の余地ありですね。
私も、宿題を1数問やったら、他のパズル・・・みたいにやりはじめました。うまくいってますが、全部終わるまでなかなか時間かかりますね。
ま、できないときがあってもいいですよね。
コメントどうもです
一つの事を長く続けるのは定型の人より得意だと思います。過集中が起これば
時間間隔が無くなるので、この前当時者会で会った人は期限が無ければ論文を
書き続けてしまうと言っていました。僕の場合は真剣に聞いてくれている態度とか好感が持てると、コメントとかメールとか果てしなく書いてしまいます。
ちなみに僕は学者とかではないですサービス業です(汗)
飽きるのには色々理由があると思いますけれど、僕の場合はADHDなので
脳の多動があって何かのキーワードとか連想してそっちに脳がいってしまいます。
げんママさんが苦手教科とか興味の低いものも色々工夫して
げんちゃんにトライさせて成果を出しているので凄いと思います。
僕もげんママさんから僕にあった勉強法のアドバイスを見つけて教えて
欲しいくらいです(笑)
鈴木先生の勉強法で左脳動いちゃうというのは、イメージで捉えさせようとしてるんでしょうね
過去記事の脳への考察 もう一度読みたくなりました。
げんちゃんがずーとやってる事ってどれくらいの時間してますか?
七癖さんへ、その2
脳のパターンが違うことは確か。
この前、車の中が真っ暗に見えるとき、
「ママ、チョコレート工場(チャーリーとチョコレート工場のDVD)の暗さってどれくらいかわかる?これくらいだよ。」
と言いました。工場の暗いイメージと車の暗がりを重ねたみたいだけど、ふつう暗さなんて比較しないでしょう。おもしろいなー、と思いました。
勉強法、って大事ですよね。私、学生時代ぱっとしなかったので、あとから、勉強法についてずいぶん考えさせられました。つまり、すべてにすぐれたノウハウがあるんだよね。その人の入力の癖もあります。
視覚優位型、聴覚優位型ってあるでしょう。ああいうのも、しっかり分析する必要があるし、英語なんか、絶対勉強法が間違ってたと思う。
勉強するとともに、そこもしっかり研究すべきだと思います。とかく学校ではノウハウはあまりないでしょう。げんちゃんも、ノウハウがあると思うんですよね。戦略ってやつです。
人生は、能力の限界はあるかもしれないけど、戦略は無限だよ、と思いません。目的があって戦略がある。・・・・
いや能力だって、限界なんてないのかもしれないです。
今晩は、コメントありがとうございます。
自分もあんまり掘り下げてやるというより
凡庸という感じです。落語が好きで
マニアックに知っているつもりでしたけれど
大したことないなと最近思います。
なんとなく最近はそれでいいように思います。
げんちゃんの発想が独創的で面白いと
思いました。
学校のノウハウないのは仕方ないですね。日本は履修制で
外国だと習得制?っていうのでしょうか?
そのこの出来具合に合わせてクラスを
分けている。数学は二年下のこと一緒科学は3年上の子と
一緒とかで、生徒もそれで引け目を感じてない。数学は
このクラスでこの先生に習うという感じでした。
日本では座って聞いてれば単位貰えるシステムなので
おのずとそのような教育になるのかなと思います。
目的があって戦略があるは、ドフトエフスキーの人生論の初めの
ほうにも書いてありましたね。初めの方しか読んでませんけれど(笑)
この目的とか優先順位を自分は考えるのが苦手で、ここをもう少し
克服していきたいと思っています。
無くて七癖さんって、楽しいですね。落語が好きなんですね。
外国の習得制っていいですね。まあ、どれも一長一短あるんだろうけど。げんちゃんは、どれも、1年下のクラスになりそうですけどね。
本を読むのは好きです。まあ、それしかないな~。漢字書くのだめだから国語も、そこで足をひっぱられてるし。
算数は、ほんと、これからどうなるんだろ、という進行状態ですしね。
まあ、でも、彼は進歩してるので、「これなら、普通の中学に行けます」なんて言われました。(塾)
こっちは、そんなのあたりまえじゃん~。と思ってるわけです。別に普通の学校行く必要もないし。みたいな発想です。
とにかく、げんちゃんの能力を発揮させてオンリーワンにしたいですよね。みんなより偉くなるとかじゃなく、げんちゃんが、生まれてきた目的をすばらしく発揮して、人様のお役にたって、豊かな人生を送っていただきたいです。
ドスドエフスキー読んじゃうなんて、素敵ですね。
無くて七癖さんが、的優先順位・・・考えるの苦手なようには見えないな~。