ママの格闘と改善のダイアリー

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モンテッソーリの「敏感期」?げんちゃんの知育遊び

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土日の連休は、げんちゃんにしっかりかかわりました。色んな分野において、私がイメージしている普通の能力を、げんちゃんがきちんと獲得してるか、と言うと、ノーなのですが、進歩するところは、確実に進歩を進めていってます。
 ホームスクールも5回以上回を進めていくと、げんちゃんの手触りの変化を感じてます。ただ、それは、一連の続いたカーブなので、現在地点においてはいつも、げんちゃんがまだまだだ、ってことだけ感じてるような有様ですけど・・。

 学校のお勉強プリントにおいては、げんちゃんは、同級生が20分でやってしまうようなことを、休憩を入れて、1時間でやってるような時が多いです。だから、あんまり進行がないように見えます。
 しかし、今週、ちょっとした変化はありました。
げんちゃんが、知的な遊びに対して、「楽しい、まだやりたい!」
とくいついたのです。すべてのものではありませんが、いくつか用意したアイテムに、過去なかった楽しみを感じた様子でした。

 一つは、ビジョントレーニングのアイテムで、写真のようなパズルです。げんちゃんは、もともとまったく絵が描けず、物の形をとらえて再現するのが難しかったので、そこに関するトレーニンググッズは色々取りそろえています。ここ2ヶ月くらい、以前よりパズルがやりたい、なんて言うことが増えてきたので、ビジョントレーニングの著者、北出勝也先生のところから、このジオボードを取り寄せました。(ビジョントレーニングリンク)2学期から始まった「漢字」学習は、線で構成されるから、このパズルで、線取りを学ばせるつもりでした。

意外にも、げんちゃんは、嬉々として、いくつもやりました。4月の始め、点つなぎ図形模写がまったくお手上げだったことを考えれば、すごい進歩です。
 
 

 そして、まるで、ブラックホールと言いたくなるような暗算地獄に、相変わらず手をやいているげんママですが、思い出して、トモエそろばんで買った、3けただけの大きなそろばんも出してきて、1から20くらいまで、数えながら入力してみました。
 以前なら、まったくくいつかなかったのですが、
「ここまで行くとこまでやりたい!」
と100の位の桁をさしました。 遊び感覚で、とにかくいっしょにそろばんの目を数えながら入れていきます。

そして、風船遊び。風船を小さめにふくらまして、手で打ち合いました。げんちゃん、以前から、こういう遊びをしてやれば、いやがることはないけど、そんなに、感じよく進行しなかったし、すぐに飽きてました。

 げんちゃんは、普通の子がそうするように、ママを負かそうと一生懸命です。ここで、まったく今までと違うのは、げんちゃんは、自分が負けてもツボに入って、ゲームを中断することがなかったことです。
それどころか、どういう試合展開になっても、
「た~のしい~。」
と笑顔満面なのです。もちろん、もっとやりたい。
「今日、夜までずっとやりたいよ~」
とさえ叫んでました。

 100均で買った、”だるま落とし”で勝ち負けを争いました。げんちゃん、やっぱりここでも、負けてもそんなにパニックになりません。おまけに、手先をコントロールして、だるま落としを成功させます。これも、10回先に成功したら優勝と決めたルールにのっとって、げんちゃんは、優勝をさらっていきました。
「楽しい!」と顔に書いてあります。

 マリア・モンティッソーリの著書を、ブログの書き込みで紹介していただいて、図書館で関係書籍を読みました。モンテッソーリは、幼児教育の基礎を作った偉大な教育家です。まあ、幼児教育をやる人でこの人の名を知らない人はいない、というほど、すごい人です。
 20世紀初頭に活躍した人ですが、本を読んでいて、子どもの成長の原則は、その時から、かわっていないと感じました。

彼女が提唱する子どもの特徴。

子どもは、自分で自分の能力を伸ばしていく。ある一定期間、ある遊びに執着しているような時は、その遊びでのばしていける能力が、発達している時期なのだ、ということです。それを「敏感期」とモンテッソーリは呼んでいるようです。その敏感期にターゲットにした能力をしっかり伸ばしていかなければ、後になって、そこを伸ばそうとしても、かなりのエネルギーがいる。と説明してます。

 このモンテッソーリの提案は、本当にそうだと思います。

 このモンテッソーリの原則的な理論を借りて言えば、げんちゃんには、今まで、他の子にあった、「知的な遊びが面白い」・・・という敏感期がどうも希薄でした。もちろん、絵本を読んだり、はまってきた部分がゼロとは言いませんが、あるジャンルにいたっては、ほとんどなかったのです。
 あるジャンルとは、絵を描いたり、積み木をしたり、普通の子なら、解くのに熱中するような、ゲーム、手を動かす工作的な遊び。
これらは、敏感期が薄かったのです。

 今、知的能力を伸ばしていく敏感期に来たのではないか。とげんママは感じました。

 もし、それならば、何よりも優先して、そこをやらねばならないのです。暗算だって、そういうことからじわじわせめていくべきなのでしょう。

 これが、敏感期であるといいなー・・、げんママ大きな期待をしています。しばらくは、ドリルに限らず、げんちゃんがくいついた知的遊びを、いやになるまでできたらいいと思います。

 
 モンテッソーリの教えをふまえれば、やりたがらないアイテムでも、いつ、食いつき出すかわからないから、常に、出してきては、やらせてみること。これも大事だと思いました。
 エジソンアインシュタイン協会の鈴木昭平先生の提唱する、「△の項目を○に、×は、ほっといて、・・・△が○にかわるうちに、×も△になっていく。」という基本的な教えも、こういうことに通づるのでしょう。
 あまり、深くモンテッソーリを読んだわけでもありませんが、色んな理解がすっきり言葉におさまります。げんちゃんの行動を、こうして言葉におきかえてみて、見える形にするのは、いつも思うけど、大切です。

 

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公開コメント 承認後公開

  1. かいすみ より:

    個人セッションの詳細、ありがとうございました

    げんちゃん、嬉しい反応ですね♪
    こりゃ~伸びるぞ~♪♪
    手応えバッチリのハマリようで、こちらもワクワクします(笑)

    海斗も原始反射統合、左右の時期にきてるのかなぁ?
    前は、鬼ごっこで海斗をまくためにジグザグ動きをしていましたが、最近それにも対応しつつあります
    もう直線なんか本気で走らないと追い付けません
    公園で本気ダッシュしてる大人、私くらいです(笑)

  2. glow-gen より:

    かいすみさん。ありがとうございます。
    はまり・・・げんちゃんの場合、知的な遊びのはまりは、いつも小波なのです。大波にならないの・・・
    来てほしいです。毎日パズル1日中やるーとか、レゴやラQブロックを日がな1日取り組む・・・みたいなことがまったくないです。

     たかが風船遊びですが、夜までやりたい!はうれしかったな・・・風船遊び、ボール遊びは、ここんとこテーマにしてましたが、サッカーに入って、こっちもやらせるうちに、波がきてますね。

     海斗君の身体能力もめきめきですね。ベースが上がってくると、色々枝葉がのびてきますね。うれしいことです。
    でも、伸びると、またここがだめ・・・なんて、我が子には、高い高いハードルをもってきてしまいますけどね。

  3. じゃはん より:

    素晴らしい!これからが楽しみです!
    そして11月10日の講演会の案内、ありがとうございます!
    もう日本中のげんママファン集まれ!
    と絶叫したいくらいです!
    本当にいつもありがとうございます!
    このブログの読者の皆さん!
    ものすごいチャンスですよ!
    げんママとお会いできる稀有なるチャンスは今月10日博多です!
    下記ご参照ください!
    http://gado.or.jp/web/event/event_shinjitsu.php

  4. mokoyu888 より:

    初めまして!同じ7歳の女の子を持つ母です。
    ブログ色々参考にさせてもらいました!!
    素晴らしいですね。とっても刺激もらいました。
    ブレインジムに出会いまた気持ち新たに頑張ろうと思ってます。
    仲良くして下さい♪

    うちも絵がかけなく目でものを追う(黒板の字書いたり・本読み)上手にできなくて・・・ビジョントレ-ニング良さそうですね。
    買おうかな~

  5. マドラー より:

    楽しいー、またやりたい・・・は凄いです

    まどかが根気よくやることを考えてみると  
    絵を書く → お絵かき帳を終わらせてしまいたいから。ボードを新しい絵で一面に埋めてしまいたいから。
    折り紙を折る → 一束を終わらせてしまいたいから。
    コツコツとやってはいますが「おわり」を見据えて その安心感のために頑張ってる感じです

    なので げんちゃんの ゲームが楽しいはすごくうらやましいです

    娘は 負けても悔しくないし「やったー!」はセリフのコピーのようです

    「負けたら悔しい」は手が付けられない状態になることもありますがいつの日か 「努力」につながっていくものだと思います

    なのでとてもうらやましい!

    卓球もやったりしますが ラリーが続かない…
    「30回できたらおしまいにしようかな」と言うと 人が変わったように 真剣モードになる
    あ~あ…「負けたくない」と思ってくれればいいのに…と ため息が出ます

  6. げんママ より:

    mokoyu888様。カキコミありがとうございます。ブレインジム受けられたんですね。今灰谷先生は、淡路島に引っ越されたので、そこまで行かれたんですね。ブログも読ませていただきました。いっしょにがんばりましょう。

     げんちゃんとだめなとこけっこう似てるかな・・・でも、げんちゃんは、ひたすら、暗算地獄です。
    運筆は、空間認識が上がったのと、腕力が安定したのとで、まだまだなりに、進歩してます。
     学習の進展は、ひたすら研究と実践あるのみ、ですね。
    と、かなり、くたくたになりながら、思うげんママです・・・
     

  7. げんママ より:

    マドラー様、よくよくわかります。
    げんちゃん、このブログでは、できました~・・・みたいな感じですが、まあ、このときたまたまできたような有様で、下がったり上がったりです。
     とにかく、げんちゃんにボール遊びさせようと、子供たち集めて、やり出したら、いきなり、げんちゃんだけ、あっち行って、小さな子供をつかまえて遊んでる、みたいなことばかりです。
     今回ほんのささやかなきざしから、そのあたりが改善すればいいのだけど・・・と願うばかりなのです。

     ラリー続くといいですよねー・・・ほんと。
     

  8. とんママ より:

    古い記事に投稿し、すみません。

    げんママさんの視機能に関する記事を読み、とんちゃんも見え方に何かあるのではと疑っていました。
    眼科に行っても、らちが明かず、オプトメトリストさんが気になっておりました。

    こちらの記事のリンク先から、地元のオプトメトリストさんを見つけ、診察を受けてきました。

    発達障害の子供たちのこともよく理解されており、眼科よりずっといいです。
    (健康保険がきかないのが痛いですが)

    とんちゃんはビジュアルトレーニングよりも先に、粗大運動のような体の使い方?のような(うまく表現できずすみません)ことが必要だと。

    まさに、現在取り組んでいる範囲のことですので…

    次回お試しで、体を動かす機能と目の機能の繋がりを意識したトレーニングに行くことになりました。
    目の機能も微細運動なんですってね。
    知らなかったです。これまで手先、口先のイメージでした。

    本当に、ボディイメージがなく、まさにこれだ!!とテンションあがっています(笑)

    げんママさんのおかげです。ありがとうございます。

    ちなみにとんちゃん、モンテ園です。
    指先を使わせるために、入れました。
    敏感期を逃さず、うまく使いたいものです。

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