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はじめてのホームスクールから、色々考えて、あっというまに1週間すぎました。なんて早いのだろう!
連休だったので、今週は、ホームスクールは休校で、学校見学に行きました。ほぼ一日どっぷりげんちゃんの様子を見てきました。
1日見るというのは、なんと情報がつまっているのでしょうか・・・。
ま、なんせ、お姉ちゃんの時は、学校なんてよりつきもしなかったし、無関心だったな~。
さて、げんちゃんはというと、しっかり進歩していました。げんちゃんは、先生の色んな指示に対して、以前より、きちんと従えるようになっていました。
1学期は、先生が指示をしても、自分が何をしていいかわからず、隣の子をのぞいたり、他のことをしていたり、一人の世界に没頭していたりしてました。
見ていて危なっかしくてしょうがない・・という感じです。
でも、先日は、
「ノートの最初の行に、こう書きましょう」・・・と指示されれば、そこそこやってます。隣の子を見たりするのではなく、まあまあ自分で理解してやっています。
もちろん、よく見れば、できてないことも多いし、集中がとぎれて、ふわふわ、あくびだけしている時もありますが、遠目に見れば、やっているように見えるところが進歩です。(笑)
1学期のように一人、スタンドプレーをすることもありません。立ち上がることもありません
見るからに、できてないな~・・・という感じではありません。
授業内容に対しては・・・というと、
その1,音楽の時間
鍵盤ハーモニカでした。まあ、クラスの平均的なところはやってました。手をあげて一人課題をひいたのですが、合格をいただきました。合格をもらえなかった子もいたので、ピアノレッスンの成果は明らかに出ていると言えます。
平均的にひけた、というのは、去年からすれば奇跡でしょう。
その2, 算数の時間
2学期から、支援コーディネーターの先生が、算数の時間だけつくようになりました。げんちゃんだけを見るわけではありませんが、げんちゃんがメインです。3たす2たす5・・・3つの足し算。答えは10までです。
げんちゃん簡単なものは、できたそうです。(支援の先生曰く・・)確かに、げんちゃんは、1学期とは違い、ちゃんと授業に参加しているようでした。指を使えば、少しはできるようになったので、必死でやったのでしょうか。
1学期、参加できず、ジャイアンみたいに、まわりの子にちょっかいをかけたりする風景は見られません。
その3,国語の時間
漢字です。予習させていない漢字を書き取っていました。ひどく汚くて、見劣りのするものでしたが、そこそこ書いてました。書く場所が指定のとこからずれてたりしますが、お手上げではなかったのです。点つなぎが、前よりずっと出来だしたので、漢字もまねできるようになったのでしょう。
その4、体育の時間
マット運動でした。
前回りと後ろ回り。げんちゃんは、ここんとこ、勉強の合間に、前回りをかなりさせてました。その成果あって、へんなフォームが治っていました。ちょっと前までのげんちゃんの変なフォームと同じことをしている子もけっこういました。
「後ろ回り出来る人?」
と先生が聞きました。げんちゃんは、ぱっと手をあげます。げんちゃんは、またまたあてていただきました。(げんちゃんに自信をつけさせるため、けっこうあてていただいているようです。)
もちろん、へたくそです。でも、まったく出来ないわけではない。これは、ちょっとびっくり。横にずれて、回りました。悪いお手本ですが、まったく出来ない子もいたので、まあ、クラスの平均レベルかな~?
給食当番なのに、ぼーっとして、みんなに呼ばれたり、休み時間の遊具遊びは、独り占めしてブーイングされたり・・・一見遠目に普通でも、全然油断ならない、という様子ですが、総合評価は、かなり急カーブで登っているような気がします。
そして、おとなしく無害に座っているものの、集中時間が短いこともわかりました。ホームスクールでは、内容が濃いので、それが目立ちますが、学校の薄いカリキュラムは、適当に、短い集中と長い放散を繰り返して、なんとかやってるという感じです。
げんちゃんの能力の伸びは、ひとつは、学習が前より理解できるようになったので、苦しさが、少し減ったのにも原因があるのではないでしょうか。げんちゃん、夏休みのカリキュラムもけなげに耐えたし・・
げんちゃんの中で、授業は、苦痛だけのだったのが、少しは参加できるものにかわっているのかもしれません。やはり、できるようになる。これは、何とか言っても、すべてのモチベーションの根源になるのだと思います。できる、やりたい、楽しい・・・・
しかし、体育から、音楽、算数まで、一人の先生がやる小学校のシステムに限界も感じました。
さらに、、給食当番のげんちゃんの要領を見れば、家でのお手伝いも、大切ですね。
そして、このたび強烈に実感したこと。学校だけの運動量では、普通の子どもだって、まったく足りてない、ということです。薄い授業の体育。昼休み30分たらずの校庭遊び。学校で体を動かすのは、せいぜいこれだけしかないのです。
これは、子供をもつ親なら、すべて考慮すべきだと思いました。
今日、診療所で出会った1年生の子も、げんちゃんほどではないけど、計算ができないそうでした。よくよく聞いてみれば、まったく運動をしていない様子です。腕の力が弱く、指先が不器用だといいます。
計算を強要する前に、やはり、粗大運動の強化が必要だと話しました。お母さん、目からうろこだったみたい。
幼稚園から小学校にあがれば、普通にしてると、ずいぶん運動量が減るのです。幼稚園で確立できてないことは、小学校カリキュラムでは、素通りしてしまうことも十分ありえるということです。
今回、学校だからできること、またできないこと・・・・そういうことも理解したげんママです。やはり、発達障害の子だけではなく、学校教育だけでは足りないところを、しっかり家庭で補っていくべきですね。
げんちゃんは、結局、サッカー、体操教室 ,水泳教室週1日。あとは、ママとスイミングに週1行って、あいた時間でジョギングしたり、体を動かす。ちょっと気ぜわしいと思うようなプログラムにトライしてます。ママは、これで正解だと、思いました。
先週のホームスクールといい、今回の学校見学といい、今のげんちゃんがかなり見えてきました。
ファイト~!お~!
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げんちゃん、すごい成長ですね!
ママさんもお疲れさまです。学校に居ると結構疲れませんでしたか?私低学年の頃によく見に行っていましたがグッタリでしたから。。
すごくエラそうなことを書いてしまいますが、げんちゃんとっても伸びそうですよね。息子ができなかったことばかり出来てる!凸凹ある子たちですが、居るだけではないって大事なことだと思うし。
うちもファイト~!
nonmamaありがとう。書ききれないけど、マイナス事項も超たくさんあって、今編は、できてることだけ書いたので、ちょっと進歩が全面に出てますね。ははは・・・
学校にいるあいだ、げんママ、他の子たちを補助教師面して教えてました。じっと見てるだけだとたいくつだもんね。先生も文句言わないので、先生のお手伝いって、勝手にやってるの。おもしろいよ。
1年生だから、みんなすぐになついてくれるし。昼休みは、室内で遊んでいる子供を連れ出しました。だって運動量たりないもんね。
みんなに、うんていさせたら、やっぱり、できない子はできない。できる子はすごくできる。差があるんだよね。
だんだんエスカレートして、
「みんな、体育のあとだから、ちゃんとお茶飲むんだよ~」とか叫んでいました。(笑)体育も、マット一つ担当してました。へんなおばさんだよね。我ながら。
折りたたみ椅子とお茶も用意して行きました。もしかして、nonmama立ってた?
立ってました!だから疲れたんだ(笑)でも精神的なものも大きかったかもしれません。支援級で先生の人数も多いので気を使ってました。今もですが。。
子どもと遊ぶのは楽しいですよね。放課後は息子と一緒に外に出て友達と遊んでいましたから、あれも運動になっていたんだな~と思います。そんなに必用なこととは気づきませんでしたが。
だめだめ。nonnmama 気を使っちゃ・・・あたしたちなまじの先生よりプロなんだからさ、お手伝いさしあげましょうか・・・
って、気合いでいきましょう。
なんならあたしに相談してってかんじでやってるよ。
だって、げんちゃんを指導できるんだから、普通の生徒で困ったちゃんがいたら、あたしお手伝いするわよ・・・とマジ思ってるもんね。
普通の子なんてわけないでしょう。あたしたちって。
でも、ちょっと気を使って、ちっちゃなおしりだけの椅子持って行ってたけど、今度は、もっとでっかいのにしようかな。存在感あるやつ。
うけるかもしれない。笑いをとってみようかな~。
nonmama 今日は深夜チャットになったね~。おやすみ~。
授業に積極的に参加する、これは素晴らしいことですね!げんちゃん凄いです!!しかもきちんと出来ている。夏休み蓄積された努力が成果として現れましたね。羨ましいです!独歩を見ているとつくづくアウトプットの難しさを突き付けられます。頑張らなきゃ! そして、げんママ様のブログは本当に毎回勉強になります。メモ帳なしでは拝読できませんよ。いつもお世話になります!
え~・・・りゅうママ、そんなおそれおおい・・・
ほんとアウトプット難しいですよね。ピアノだって、結局、入門してからもう2年近くたって、やっと、習ってない他の子レベルだし。そういう意味では、地道に入力にはげむしかない・・・
でも、はげんだら、やがてきっちり出てくる。ほんとにきっちり・・・ただね、他の子よりすごいエネルギーだよね。
でも、すらっと出てくる子にないドラマが、彼らの中では形作られているはずです。単に遅いだけじゃない・・・と信じたいです。
でも独歩君の会話を見ると、それを確信します。あれは、はげまされますね。
げんちゃん、凄い(≧∇≦)憧れてしまう‼しかも、わが子に置き変えて妄想までしてしまった(^O^)
げんママの分析、努力だよね。ホント、いつかお会いしたいなぁ。
妄想を実現の為に頑張らないと!と思いました。
学校にも積極的にかかわっていて、げんちゃんママすばらしいです。
うちの子は集中できずに、授業中、途中で伏せてるみたいです。うちの子にとって勉強難しいのもあるけど…
私もげんちゃんママを見習って頑張らないと!!
着実な進歩・・・、読んでいて私も嬉しくなりました!!!
すごいすごい!!!
げんちゃん確実に成長していますね!
鍵盤ハーモニカもスゴい!海斗、未だに人差し指オンリーです…
赤ちゃん持ちを卒業したら、鍵盤も5本指で押せそう
親指を開く事がうまくできず…
まだまだ肩、腕、指の筋肉がなってないんですね~
親指を開くだけで、使われる筋肉が全然違うのが分かります
あ~この筋肉が足りないのか…なんて感じそれを楽しく使わせるには…
で、導いた答えが和太鼓!
昨日、二回目のレッスンに行ってきましたが、なかなかいい感触♪
心配していた音は今のところ大丈夫みたいです♪♪
かけママ。ほんと会おうね~・・
げんちゃんまだまだ他の子よりだめなとこばっかりだけど、上昇スピードは、普通の子以上だと思うのよね。結果が少しでも出ると楽しいし、やっぱり、改善することが、一番大事なんだよね。
かけちゃんも、進歩が楽しみです。かけちゃんとげんちゃんはタイプ違うけど、がんばって、そのうちご対面させましょう!
バーバまま、ありがとう。
発達育児って、最近ますます楽しいのです。結果が出ると楽しい。出ないと苦しい。単純です。
学校は、なんだかんだ言っても、昔ながらの方法論でやってますね。
私が校長だったら、ここをこう変えたい・・・みたいなのがたくさんです。
ちょっと提案してみたけど、校長さえも、は~・・と生返事だったから、そうそう変えられないんでしょうね。
げんちゃんが、進学校にでも行ったら、すごく面白いのにな~・・・と思います。
なんて、まだ足し算もままならないのにね。妄想をふくらましてます。
じゃはん様。ほんと進歩してます。塾の先生が、毎週何らかの進歩がある、と言うので、ママの欲目だけではないのでしょう。
もともとはエジソンのおかげです。
かいすみさん、分析がすごいです。私は、単純に、運動しろ~・・・だけですが、筋肉の使い方ですね。なるほど。
たいこ、良かったですね。あの音は、だめかと思いますよね。われらの子は。
げんちゃん、太鼓のたつじんも食いつかないです。簡単な曲も、まったく打てないしね。
リズム感、筋力、いっしょに養えるところがいいですね。
でも、エジソンママたちは、思いついたらすぐ行動ですね。誰もとめられないですね。(笑)
げんちゃんの進歩すごいですね。げんママさんのブログ見るたびに運動の大切さを再認識できます!!鍛えねば~(^_^)v
今日教育テレビで、前にげんママさんがブログに書かれてた奇跡の脳の番組あるみたいなので、早速予約したとこです。
tamahiro様。そうです。1に運動、2に運動・・・3,4は、ひたすら、能力開発トレーニング・・・なんか、げんママは、スパルタだと思う。そのつもりはないけど、わき目もふらず、げんちゃんに次から次にハードルを飛ばさせているような気がします。
でも、のびてくれば、それは心の傷になんかならない・・・これは、発達育児の先輩である同級生の言葉なんだけど、私もそう思う。ハードルをこえられたら、それは子供の喜びでもあるんじゃないかな~。
奇跡の脳・・・本、読めてないです。買っただけ・・・左脳の世界は、チンジンさんのブログに登場する子供たちが証明してくれてますよ。すごいです。