ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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尾倉繁雄先生のところに通ったパパの話 その3

  >尾倉先生のところに半信半疑で行った同級生は、言葉が出ない子にされた先生のやり方を話してくれました。
 これは、私もなるほどと思いました。
 言葉が出ない、ということはどういうことでしょう。もちろん、脳の言葉に関する部分の遅れがあるのは当然だと思うのですが、もうひとつ大事なことがあります。
 つまり、言葉が普通に出てきた子供たちと、出なかった子供たちには大きな違いがあるのです。

 それは、普通の子は、まず、泣くことで、全身の筋肉を使い、声帯をふるわせ、口の周りの筋肉を鍛えていきます。やがて、言葉をしゃべりだせば、口の周りの筋肉は、巧妙な技を獲得していきます。
 脳が命令中枢とすれば、口の周りに関する器官や筋肉、感覚はいわば、指令を受けて動くマシーンなのです。

 発語しない子供たちは、中枢のトラブルをかかえてますが、マシーンの異常はそもそもないのです。しかし、命令が来ないので、初歩的な起動もしてないし、高度に進化して動くこともできないできてしまいます。

 つまり、大人が脳卒中になった時の様に、別に口の周りの筋肉に異常はないのに、そのマシーンは起動をとめてしまうのです。そして、時間がたってしまうと、完全に、マシーン自体もだめになってしまいます。筋肉は衰え、感覚も鈍ってしまいます。そうすると、活発だった末梢血管の循環も衰えてしまい、神経も萎縮します。
 
 そうなのです。発語しない子供たちは、そもそも、マシーンの調子も悪いのです。というより、マシーン自体が進化していないのです。でも、主にやる訓練は、脳の開発に偏ってしまいます。
 マシーン自体に働きかけるトレーニングが足りないのです。

  げんママは、すごいと思いました。
 脳卒中のリハビリを考えたら同じです。病状が安定したら、まずリハビリしますが、最初はつらいですよね。だって、動かなくて固まっている部分を、まずは、延ばしたり曲げたりマッサージ。とにかく動かしちゃうのですから。
 そうかー。あれなんだ。

 とにかく、がちがちになっている筋肉をほぐすため、まずは、動かす、ということなのだと思います。
 細かくどうやったのか、ということになると彼もうまく説明できないようでしたが、要は、口を開け、叫びでも何でもいいから発声させる。
 あの脳卒中で動かなくなった手足を思い出せば納得がいきます。
 そういう風になっている筋肉に、脳が司令を出しても、なかなか言うことをきかないでしょう。

 そして、少し声が出てくるようになってくると、次にした訓練は、「あ」、とか「い」、とか、言いながら、子供さんの口をひねったりこねたりして、実際に、口をその形に無理やりして教え込むんだそうです。
 

 げんママは、自分の得意分野である口に関することと多いにかぶります。
 尾倉先生の実際のやり方はわかりませんが、とにかく、体のマッサージだけではなく、口の中、周りもマッサージすべきなんじゃないかと思います。
 マッサージの実際は、げんママは色々思うところあるんだけど、うまく書けないので、とりあえず、口を開かせて、自分が口の中に手を入れて、気持ちよい指の動きをしてあげたらいいんじゃないか、と思います。
 噛まれると痛いので。まずは、歯茎の付け根、ほほの粘膜との境をゆっくり指で押していくのはいいと思います。
 気持ちがいいので、そのうち、口をあずけてくれて、リラックスしてくれたら、べろのうえとか、そういうとこも触ってあげる。

 いやだーって、声をあげることも、マシーンにはとてもいいはずです。

 げんちゃんも、言葉は出てますが、やはり、発音がだめです。そして、食事もパクパク口をあけて噛みます。
 そもそも、これも、口の周りの筋肉ができていないのです。

 げんママ的には、食事をよく噛んで食べる訓練も良いはずだと思います。
 かむトレーニング用のガムを、また今日からげんちゃんに与えました。このガムは、私でもずっと噛んでると疲れます。
 しゃべることより、食べることが原始的な行為です。しゃべれない子供さんは、そこからやるのです。

 どうでしょう。
 かねがね、げんママ、マシーンのチューニンが何とかできないかなー、と思っていましたが、尾倉先生の話を聞いて、マシーンのチューニングの必要性を確信しました。

 まだ、言葉が出ていない子供さんのママ是非やってみて。発語早くなるんじゃないかと思います。

 ところで、げんちゃんは、なんと進歩してます。う、書く場所なくなってしまった。また今度

 

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公開コメント 承認後公開

  1. じゃはん より:

    素晴らしい!私の尊敬する歯科医師も、口の中は全身のつぼが集まっている、租借することによってそれが刺激される、と言っていました。

  2. かいすみ より:

    海斗も最近は口を閉じてそしゃくができるようになりましたが、気を抜くとすぐ戻ってしまいます。
    仕上げ歯磨きの時も『イー』の口の持続ができません。
    イの口は一瞬できますが、ふにゃふにゃ~と力の抜けた口周りになってしまいます。
    本当にやり方が解らない感じだったので、イをしたときにほっぺが少し盛り上がるのを指で触らせて

    ほっぺのここが動くでしょ。ここにずっと力を入れるとイーの口になるよ
    この指をほっぺで押すのよ

    と言うと、何となく力の入れかたがわかったようで、ずーっと力を入れ続ける『イー』の口の練習をしています。

    力を入れ続ける
    その状態で止める
    課題です。

    ありがとうございました!

  3. かけママ より:

    かけちゃんが3歳で全くしゃべらない頃、母が帰省した時に口の周りや舌が全く筋肉がないみたい。だからしゃべれないんじゃない?固い物を食べさせてみたら?というのでせんべいとかフランスパンを食べさせてた時がありました。後、舌を思いっきりださせたり、口の中で舌をぐるぐる回したり。(この二つは元々私のほうれい線の体操でやってたら真似をしたものです)それまでのどちんこが大きいし舌が長いとは思っていましたがそのことがしゃべらない事と関係ないと思ってました。話すようになった今、どちらも気にならなくなってます。引き締まったんですよね。きっと。発音がもう一歩なので復活しないといけないと思いました。げんちゃんもジャンプしていたんですね!!げんちゃんの進歩も聞きたいです。

  4. まなママ より:

    すごい話だねぇ。うーん、まなの口に手つっこめないなぁ。プロの仕事だよね。うちは話はできるけど滑舌わるいし、食べ方の問題もおもいあたるし。あと知人の子どもが自閉症で、勉強はそこそこできるのに話せないって不思議だな。と思ってた。話す部分のマシーンの調子が悪くてそのままにしてるから退化してってことだよね。なんか。よその子ながら不思議だよな。と思ってて。その子は滑舌わるくないけど、単語だけしゃべるの。CMのコメントいってみたり、ポニョの台詞いってみたり、でもそれじゃコミュニケーションはとれないよね。でも勉強はできると。不思議だな。と。尾倉先生はノウハウあるんだよね。HPも客商売とは思えない。きたいヤツだけこいっ。てかんじで本気な人だけ募集してるかんじだよね。職人っぽい。これはすごい話よ。こんな世界もあるとは

  5. glow-gen より:

    じゃはん様。口の機能は、いずれ、しっかりとしたノウハウを開発したいと思っています。
     

  6. glow-gen より:

    かいすみ様、たしかに、発達も問題を持つ子は、みんな共通して、口の周りの筋肉が弱いですよね。脳と口って、ほんとリンクしているようです。
     歯ブラシの仕上げ磨きの時にチェックするのっていい方法ですね。なるほどです。

     歯ブラシの時、遊びながら、お口の体操するのっていい考えですね。すごい。

  7. glow-gen より:

    かけちゃんの観察すごいです。ほうれい線延ばしの舌の体操なかなか高度ですよね。
    あの舌の先をあてるところを、指でゆっくりおさえていくのが好きです。筋肉がゆるんでリラックスできます。
    しかし、なかなかやること多すぎですね~。ながらでやらないといけませんね。
    トイレから出るときは、べろをまわす・・・とか。
     良いことはたくさんあるけど、時間は有限ですよね~。

  8. glow-gen より:

    まなママの言うとおり、勉強はとってもできるのに、人と会話ができない、なんていう子供さんは、私も不思議に思ってしまいます。どこかに突破口があるんでしょうね。つきとめたいですね。
     まなちゃんの口に手を入れる、って、そうですね。ちょっと難しいかな。ガムかみはいいですよ。口をとじて、奥歯でかみかみ。げんちゃんは、力がないからか、嫌います。なるほどねー、と思います。
     尾倉先生のホームページ、まなママの書いてる通りですね。笑ってしまった。

  9. glow-gen より:

    A様。そうですかー。ときどき遊びに来てくださいね。げんちゃんも5歳でスタートでしたが、ちゃくちゃくと進んでます。
     普通の子にとどまらず、才能にあふれる素晴らしい子にしましょうね。

  10. かいすみ より:

    しかし尾倉先生。本当にスパルタですね。
    お電話でお話したときに
    いまどきのお母さんは私のやり方についてこられないと思うよ。
    と、おっしゃっていました。
    私、とっくにいまどきではないのですが・・・
    でも子供が鼻血だしちゃうと流石にビビりそうです。
    ついて行ったご友人夫妻、素晴らしい。
    それくらい真剣に向き合うってことですよね。

    ガムの話。またまたヒントをありがとうございます。
    噛むトレーニング用のガムがあるんですね。
    身近なお店だとちょうどいいものが見あてらなくて。
    ネットで探してみます。
    ゲンちゃんはどんな成長したのでしょう♪

  11. glow-gen より:

    かいすみ様。尾倉先生の新情報ありがとうございます。
    私も、いまどきのお母さんというには、老けてますね~。(笑)
    ガム、ライオンのトレーニングガムです。

    http://item.rakuten.co.jp/okuchi/b-00002600/

    ガムは、最初硬すぎて難しかったら、半分から始めるといいですよ。大事なことは、片方の奥歯にきちんと乗せて、口を閉じてかむということです。口をあけてかむと、口の周りの筋肉や、べろのトレーニング効果はありません。

     ふふふ。げんちゃんでしょう。記事書きますよ~。ステージ2はぶっちぎりたいな~・・(笑)
      

  12. かいすみ より:

    ライオンのHP見てたら、口周りの筋肉を鍛えるアイテム発見!かっちゃいました。
    口周りは本当に敏感で拒否られるかもしれませんが、どういう意味でこれを使うのか説明をしてみたいと思います。
    ダメだったら、私の法令線解消に…サイズあうかなぁ。

    お風呂上がりに、ベロの動きチェックしてみたら、べーと出す事も難しいみたいです。上に上げて鼻をなめるなんて、すごく時間がかかりそうですが、そーか。そーか。やはりここか。と、強化部位を特定できて嬉しいです。
    ありがとうございました。

  13. げんママ より:

    おー。なんて早い。
    そう、発達も、美容も、健康も、いっしょなんですよ。きっと。
    だから、発達やってるといろんなことが見えてきますね。
    良い結果が出たら教えてくださいね。

     みんな進化してるよね~。すてき!

  14. かいすみ より:

    ライオンのHPで見つけた、口周りの筋肉を鍛えるアイテム
    パタカラ
    届きましたー!
    早速試してみましたが
    すごい!
    海斗、思ってた以上に口周りの筋肉がない事を発見!
    3歳の娘は最初こそ口の中に入れるのに手間取りましたが、すぐにくわえる事をマスター。
    海斗8歳はくわえる事もできず…
    上唇が意識しても下ろせないようです。
    これができるようになったらすごいんじゃない?!
    ワクワクします。
    舌の運動と併用してやってみます。

  15. glow-gen より:

    やっぱりパタカラだったのですね。子供には大きすぎるのでどうかなと思ってました。
    でも、あれは絶対いいですよ。
    大きなボタンに糸を通して、唇にはさんで(パタカラみたいに)引っ張りあいこする遊びは、安上がりで楽しいかも。

    でも、すごいすごい、パタカラ見つけたんですね。~
    大きさどうでした?たしか子供用なかったでしょう・・あるのかな?

  16. かいすみ より:

    子供用パタカラありました!
    メディカルパタカラS
    です。
    3歳の健常の娘お口にギリギリ入る大きさ。
    8歳の障害の息子には入るものの、唇の動かしかたが分からず、口が閉じない状態。
    今思うに、初体験でパニックにならなくてエライ!と思ったけど、パニックの形が暴れるから固まるに変化しただけだったのかしら…というくらい、口周りの動かしかたが分からなくなってた感じでした。
    でもまずは、やってくれた事がエライ!
    昨日の一回のパタカラチャレンジで、見えてきた事がいくつかありました。
    私にはかなりの収穫です!

  17. かいすみ より:

    大きめボタンにヒモを結び、引っ張りあう

    最高に面白そう♪
    きっとパタカラより抵抗なく二人同時に遊べて(下の子がすねるので、うちはこれ重要です)知らないうちに訓練になりそう!!

    ちなみにパタカラで発見。
    海斗の口周り。
    筋肉がない上に、その筋肉が凝り固まってる事に気づきました。パニックでいつも以上に固まってたのかもしれませんが。
    今まで、筋肉がなく、口周りが緩いのかと思っていましたが、逆に硬いのかもしれません。
    私の腰痛も腰周りの筋肉が古い(涙)ゴムのように凝り固まっている、まずこれをほぐしましょうと鍼灸の先生や友人のヨガの先生卵が言ってたのを思いだしました。

  18. げんママ より:

    かいすみママ。発達やると、健康オタクみたいになっちゃうよね~。
    いろいろ達人になってますねー。
    こういうノウハウがどんどんたまるので、エジソンママ達は、カウンセラーへと旅立っていくのかもしれませんね。
     私も、げんちゃんアイテムが自分にやくだってるのがたくさんです。
     ゆるいのに、固まっている。これよくわかります。げんちゃんは、くいしばって寝ます。それなのに、食べるときはだらーです。これが不思議でしょうがなくて、解明したいと思っています。
     

  19. とこ より:

     この記事はとても危険です。実際、受けていないのに安易に効果や成果が出たという記事に藁をつかむ思いで悩まれている父兄が引っかからないことを祈るばかりです。

     血が出る、あざができる指導なんてありえません。
     そして大きい金額の前金制。キャンセルなんてできない。

     実際指導を受けている方は信者のようです。「良い」と思い込んでいるわけですから・・・。

  20. glow-gen より:

    とこさん
    なるほど、私と友達の前提のある状態でかわした会話をそのままのせていたので、確かに、そこだけ見ると、私の意図する方向じゃない方向に取られることがあるかもですね。
    削除しました。
    この先生は、もう引退されているので、新たにクライアントがおこされることはありません。そこは大丈夫と思います。
    しかし、ほんとに、友達はお子さんが改善して、とても、先生に感謝されてましたよ~。それは事実です。

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