ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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うひょ~のピアノのレッスン。

 > げんちゃんのピアノのレッスンにつきそいました。何ヶ月ぶりです。
げんちゃんは、前回ママが見たときは、学級崩壊児童そのもので、ピアノのレッスンは成立していませんでした。かなり、げんちゃんは進歩したのだから、そろそろ、レッスンの体をなしているものと思い楽しみについていきました。

お~~~。これは素晴らしい。と書きたいところですが、残念ながら悲惨な結果でした。げんちゃんは、あいかわらず崩壊児童で、ピアノの前に座った時間が、数十秒から数分にのびていたものの、先生の言うことをからかうように、ことごとく指示に従いません。
先生も、忍耐強いというか、げんちゃんを叱らず、否定せず、げんちゃんに合わせてあげています。

 うひょ~。何これ?

これと同じようなことが、1ヶ月前にありました。気功の大きな集まりに出たとき、げんちゃんは、会場が大きくて、人がたくさんいるからか、ものすごい興奮状態で、まったくこっちの言うことを聞きません。好き勝手に走り回り、けらけら笑って大暴れしています。

 家ではママの言うことはだいたい聞いてくれるげんちゃんですが、この時ばかりは別人でした。

 何なんだ!これは。私の知らないげんちゃんです。

 げんちゃんは、ママといる時に見せる顔だけじゃなく、時々とんでもない顔があるようです。
ピアノの先生は、とても素敵な先生ですが、完全になめられているようです。げんちゃんは、したたかに、力関係を読んでいるのでしょうか。ママがしかっても、ここでは、そうしていいものだと思っているようです。

 もちろん、ママを相手にしてるときでも、こういう反応が出る時期もありました。でも、今は改善していると思っていました。

どう解釈していいのか、ママには良く分かりません。どこまでがげんちゃんの人格で、どこまでが脳の機能不全なのでしょう。人格的な知恵からやっているのなら、ちゃんと矯めなくてはなりません。

子供は、大人に対して、瞬時に力関係を読みます。ママは、大好きだけど、一番怖い存在。でも、ピアノの先生は、自分がしきれる保母さんくらいに思っているのでしょか。もしそうなら、その考えを改めさせる必要があります。ママは、先生の横で手厳しく叱り飛ばします。
 でも、態度を変えない。

 ちょっとショックで家に帰ってお姑さんに話すと、
「ママがいっしょだったので、たぶんかなり興奮してたと思うよ。」
という答えが返ってきます。

てことは、普通はもう少しましってこと?でも、他の子だってハイテンションってことはありうるのだけれど、げんちゃんほどにめちゃくちゃなこともないはずです。

 先日の気功の集まりといい、ここでのいたづらぶりといい、パブリックな非日常的なところに行った時に見せる、言うことを聞かない、大人の指示に従わないげんちゃんは、どう解釈していいのか、ママはわからなくなりました。

 このところ、社会性については、かなりイケてる、と思っていたママは打ちのめされます。算数を教えるのも大変だけど、ソーシャルスキルを教え込むのって、実は一番難易度が高いのかもしれない。と感じました。

 何がどう原因していて、それをどう解釈して、どのように改善させていけばいいのか、なんだか検討もつきません。何もしないで、成長を待つだけでいいのか。

 算数スキルばかり考えていましたが、まだまだ、ママには大穴があるようです。残念ながら、まだママはプロとは言えないな~・・・(くーっ!)
自閉症スペクトラムってことについて、もう一度勉強しなおした方がいいのかも・・・今日は来客があって、すっかりトレーニングもさぼってしまいました。でも、植物だって水をやってばかりも悪いので、しばらく日にあててほっとくというプログラムということにしましょう。あしたからまたいつものプログラム。
 次から次へ、あんたはすごい子だよ。ママをここまで夢中にさせるんだから。は~あ。

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公開コメント 承認後公開

  1. 井上 より:

    げんママの今日の書き込みを読んで、

    「いったい何を書けば良いのか」と途方に暮れました。

    しかしこの「途方に暮れる」というのが、実はチャンスであることを
    私は幾度も学んできました。

    そして浮かびました・・。

    実は私には精神病の母がいます。

    約二年前に発症・・・。
    未だに治っていません。

    でもつい三日前に、劇的な改善の兆候が見えました!
    この二年間は、悪戦苦闘、というよりは「悪夢」の日々が
    結構ありました。
    まだまだこれからですが・・・。
    今久しぶりに、母が私のベッドの横で寝ています。

  2. まなまま より:

    支援級の子どもは、瞬時にこの人はなめていいか。なめてかかっちゃだめかわかる。とあるお母さんがいってて。この子たちは先生なんだから自分はきちんとしなくちゃみたいなのが通用しないという事だね。だから、まな担当の先生はみんなからなめられてて高学年の対応はできないから、低学年担当それもうまくまわってないというありさまです。げんちゃんもそういう傾向が強いのかもね。ピアノの先生のこともこのひとは、なめてかかって大丈夫って思いい違いしてるのかもね。だからといって先生がやたらきびしくなっちゃうのも違うし。愛情あふれながら毅然とした態度で。ということなのかもしれないけど。難しいよね。ほんと

  3. ratoto より:

    がんばっていらっしゃるな、といつも拝見しています。
    でも、ちょっと心配しています。
    焦るお気持ちはわかるのですが、厳しくしつづけると反動が心配です。うちも、幼稚園くらいまで「しっかりさせなくては!」と厳しく叱ってきてしまったのですが、小学校入学後、彼の心が悲鳴をあげました。パニックが始まり、反抗的な行動が続き、子供も親も苦しい時期が続きました。
    叱ってもおそらく改善はしません。叱ることより、ほめることの方が確実によい行動が定着します。
    問題行動の中、叱らずほめどころを無理やり見つけてほめることは難しく、親は感情を押し殺すものすごい忍耐を強いられますが…。
    どうか叱り飛ばさず、小さなよい行動をいっぱい見つけて抱きしめてほめてあげて下さい。私たち親子の経験から思うことです。
    心に傷がついてからでは、二次障害がおきてからでは遅いです。
    記事を読むと、げんちゃんとてもかわいい!うちは二次障害を起こしてしまいましたが、げんちゃんはどうかまっすぐなまま育っていかれますようお祈りしています。

  4. りゅうママ より:

    最初はコメントの言葉が見つからなかったのですが、まなママ様のコメントを見て『賢い子の判断』と安心しratoto様のコメントを見て『褒めながらの修正』を学びました。独歩も大人数の場所で興奮する事があります。その時はレシチンを与えて安定させるようにナチュラルクリックの医師に指導されました。なのでレシチンを持ち歩いています。でもげんちゃんの場合は大好きな先生とママに囲まれてはしゃいでしまっただけですものね。今はただピアノは楽しいね。一生懸命やれば上手になってもっと楽しくなるよと声を掛けるしかないのかな。でも、げんちゃん可愛い!とホンワカしてしまいました。すみません。

  5. げんママ より:

    >「途方に暮れる」というのが、実はチャンスであることを
    私は幾度も学んできました。
    井上さんの言葉にうなづきます。途方にくれる、ってどういう脳の状態なんでしょう。と思いました。
    お母様も、我らの子供たちも、障害は共通です。脳です。この臓器は恵みももたらすけど、時に嵐のような様相をもたらしますね。
     お母様に取り組んでいらっしゃるので、エジソンの会員の方の気持ちも理解していただけるんですね。
    いつもありがとうございます。

  6. げんママ より:

    まなままそうなんですよ。愛情をもってて、ひどく叱ったりしないけれど、子供たちを引っ張るオーラやスキルがある。教える方も人間なので、色んな状態があるだろうし・・・もし私が支援級の先生になったら、けっこう、だめな先生かもな~・・・とふと思いました。

     でも、ピアノの先生の対応はいつも、おだやかに、にこにこげんちゃんを見守るって感じなので、いいのかもしれません。

  7. げんママ より:

    ratoto 様、こんにちわ、いつも読んでくださってありがとうございました。
     コメント身にしみました。土日色々考えるところがあって、まとまらなかったのですが、ratotoさんのコメントや皆さんのコメントを拝見し、やっと気持ちがおちつきました。
     日曜日ずいぶん、げんちゃんのあらが見えて、つい叱ってました。このままでは、2次障害がげんちゃんに出かねません。ブログのおかげで暴走しないで良かった、と思います。
     考えをかえて、ほめてみます。
    また教えてくださいね。

  8. glow-gen より:

    りゅうママのおだやかな性格が伝わってきます。
    私は、がんばるのはいいけど、どこか暴走しそう。
    ちょっと頭冷やしてやります。
    レシチンを与える、というのはいいですね。もぐもぐかむのは、ストレス物質をへらすのにもいいし。
    なるほど。
    みなさんすごくたくさんノウハウあるんですね。
    ありがとう。

    >今はただピアノは楽しいね。一生懸命やれば上手になってもっと楽しくなるよと声を掛ける。

    そういえばやってなかったです。

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